先日、時間があったので今期から始める有害獣駆除の猟場へタツマ(鉄砲を構えて待ち伏せする場所)の確認へ
車を停めると目の前の林道を鹿が2頭横切って獣道を山へ入って行きました・・・
いるんだ・・・鹿ちゃん
この時期は新芽などを食べに山奥から降りてくるのですが、冬場になり食料が不足してくると樹皮を食べてしまうので木が枯れてしまい、何十年もかけて育てた木が木材としての価値を失うので林業における鹿の被害額は桁違いとなっています。
それでも人間様の都合で駆除するわけで、鹿はその風貌から憎めないし引き金を引くのは躊躇しそうです
視察も終わり、時間も早かったのでヤビツ峠に行ってみることに、これが恐怖のドライブになるとも知らず
ずっと登りの連続の山道を走って行くと壮大なパノラマの丹沢山系が目に入ります
やがてヤビツ峠の売店に着きますがここで燃料の警告灯が点きます
引き返すか?いや前に進めばこの壮大なパノラマの中を下るだけでしょと車を前に進めます
警告灯がついてから走れる距離はおそらく30キロ程度、しかし進めど進めど山道は続きます
しかも道幅はどんどん狭くなり急カーブの連続
やばいな、ここで燃料切れたらJAFはまず来てくれんな・・・
とりあえず下りはアクセルを踏まず省エネ運転、ブレーキ踏んで減速したらニュートラルでそろそろと惰性運転
やっとまともな県道に出たらそこは清川村・・・
デカい湖を回り込んで来た方向へ逆戻り、進行方向には厚木、しかも20キロ先
ガソリンスタンドがありそうな気配ゼロ
燃料計の針が完全にゼロを下回る頃、前に見えるのはコスモ石油の看板
砂漠でオアシス!閉店とかしてないよな・・・
入って見たら当然昔ながらの人力給油のガソリンスタンド・・・誰もいないのか!?
と、しばらくするとオジサンがのっそりと出てきて死ぬほど安心しました
で、あとで調べてわかったのですがヤビツ峠は有名な心霊スポット
事故が多く事故死した方の怨霊、そして古くは武田と後北条の戦場であり多くの死者が出た山岳決戦の場で当時の矢櫃が発見されたことからヤビツ峠と命名されたのだそうだ
カーブミラーに映る女、車を走って追いかけててくる婆さんとか、怖すぎ!
走っている時知らんで良かった、確実にチビったわ