二子山山系自然保護協議会に加入、イノシシ被害対策プロジェクトの一環として「葉山わな猟の会」が仕掛けた”くくりわな”の見回りに同行しました。
二子山山系には100頭近いイノシシが生息(予想です)していて、今年だけでも50頭の子供が生まれているらしいです。
この子たちが成獣(2歳)になるとまた子供ができる訳で、放置すると農作物が被害を受けたり、里山から市街地に出てきて人に危害を加える恐れもあるので、捕獲をしなくてはなりません。
葉山の地域は鳥獣保護区でありまた猟銃での捕獲ができないので、葉山町や神奈川県からの委託でわな免許を持つ人たちが一年を通じて捕獲にあたります。
師匠のMさんに同行し、イノシシの足跡や行動パターンなど色々と教えて頂きます。
イノシシは恐ろしく嗅覚が優れていて、30センチくらい下に埋まっている筍などを探り当て掘り返して食べてしまうのだそうです、また用心深く頭が良く、一度わなにかかったイノシシが出るとその近辺のわなには近づかなくなるそうです。
神奈川県は丹沢の方ではシカが増えて農作物に被害が出ています。この地域は猟銃が使えるので第一種の狩猟免許を持っている猟師さんが撃ちに行ってます。
今まで単にこの山系を歩き回っていただけですが、この二子山自然環境保護協議会には19ものプロジェクトがあり、実に様々なことをやっています。
このような活動にも少しづつ加わって「里山の自然環境を守る」を自ら実践していきたいと思います。