リゲイン狩猟日誌-頑張れマスターズ!

JEEP PATRIOTの足回りの異音解消

JEEPの足回りの異音

 

気になりますよね、山道を走ってる時は速度もそこそこだしあまり気になりませんが、一般道を走ると「ギシギシ」

 

パトリオットはモノコックボディなので音の発生源が必ずしも聞こえてくる方向とは限らないので厄介です。

 

この手の異音の原因で考えられる場所は数カ所に限られます

 

異音順に

コトコト→タイロッドエンドもしはくタイロッドアーム

ゴー!→ホイールベアリング

ガタンガタン→ショックアブソーバー

ギシギシ→コントロールアームもしくはスタビリンク


北米から輸入したパーツですが2ヶ月待って中国から送られてきた

 

リゲインの場合はギシギシ、ここはコントロールアームとスタビリンクが怪しいということで交換することに、もちろん社外品を使います。

 

ジープの販売店でやったら軽く数十万の費用がかかります。

 


雑然と梱包されたパーツ、あるあるの左左、とか右右みたいな間違いはなくちゃんと左右セットでした、普通ですがチャイナあるある

 

これで異音が消えない場合はまた一から犯人探しで足回りの部品を一点一点見直していくことになります。ただし、ジャッキアップして左前輪がガタガタだったので安全面からコントロールアームの交換はMUSTでした。ただ、異音が止まるかどうかはわかりません。

 

そもそも何で自分で輸入したかというと、ジープは整備が面倒なのか普通の整備工場ではなかなか面倒を見てくれない場合もあるのです。

 

ではジープ専門店はといえば中古のジープの場合は主にカスタムがビジネスの源なので普通に調子がちょっと悪いではなかなか見てくれなかったりします。

 

外車専門の整備工場にも持ち込んでみましたがタイロッドが悪いと言われました。結果的には間違っていました。信じてタイロッドを交換しても異音は消えなかったことになります。

 

色々とネットで情報を調べ、最終的に辿り着いたのがコントロールアームのボールジョイントとスタビリンク、、、理屈的にはハンドルを切った後にギシギシいうので稼働部品として一番疑わしいわけです。

 

海外からそこそこのコストをかけて輸入するので失敗は許されません、本来はボールジョイントだけ具合が悪のでここだけ交換すれば良いのですが、外すには油圧プレスが必要になります。

 

6トンくらいの圧のプレスならネットで売ってますが一回しか使わないのにバカバカしいのでアームごと買うしかないのです、これで高くついてしまいます

 

 

結果、交換したコントロールアームはカタカタでした、手で簡単に動かせるということはJEEPの車体の荷重がかかったら簡単にガタついてしまいます。

 

右側は特に問題なかったのですが予防的に交換しました。音の発生原因はスタビリンクのガタと踏んでいたのですがここは正常でした。

 


一番怪しいと疑っていたスタビリンクは意外にも元気

 

交換後、いつも必ずギシギシといっていた自宅のガレージから出た後の最初の曲がり角、、

 

シーン・・・・

 

ピタリとギシギシ音がなくなりました、タイヤのガタも治りハンドルを取られることもなくなりました。

 

これ、下手な整備工場に任せたら関係ない場所をいじられて結果的にとんでもない請求がきてたかもしれません。自分が一番良く知っているクルマでもあり、修理で一番大切なのは修理の作業ではなく故障箇所の特定であることを実感

 

怪しい箇所の特定は情報を集め自ら部品は手配する、これが正しいジープとの付き合い方なのかも知れません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「狩猟生活」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事