週刊コンパクトドライブ2024

結果、過程、達成感の三位一体を求める、
チャリダー“な”の自転車生活週報。

第1回鈴鹿ウィンターエンデューロ・レースレポート

2017-01-10 19:07:03 | レース
■1月9日(月曜日)スズカウィンターエンデューロ・3時間ソロ 100位/738人 18周(104km) 3:04:32.001 トップ差-3 Laps 平均時速33.98 km/h 最高時速61.7km/h 平均心拍数175(88%) 最高心拍数193(97%) 平均回転数86 消費カロリー1781

月曜日は冬の鈴鹿エンデューロに出場。冬場にそんな強い人出てこないだろうと思っていたら、サーキットコースの人気と1カテゴリーも相まって、オフシーズン知らずの強豪ホビーレーサーが多数参戦。以下、自分の本当の実力がよーくわかったレースレポート。100位でよろしければご参考にどうぞー。

9時に本日の盟友Kコイッチをお迎えしてGO。鈴鹿イオンで昼食後、サーキット遊園地に駐車。アップがてら工業団地経由して12:15に受付。1000人エントリーしてるけど全員ソロ種目なのでピットがガラガラ。12:45のピットインで前列に整列して練習仲間の強い面々にごあいさつ、とど兄貴とH瀬さんと同じ3列目で13:30スタート。理想目標はリザルト1枚目の50位以内、現実目標は上位1割の80位以内。

ホームストレートは強い向かい風でペースが上がらないものの、スプーンカーブからの下り・コーナーが超追い風で踏みまくり。あかん、しんどい奴や。2周目の西ストレートで集団が大きく分断されて、4つ目の集団でとど兄貴にしがみつくも追い風区間で踏み負けて4周目のホームストレートで集団からサヨナラ~。「あーあ、冬の鈴鹿がたった30分で終わってしまった」と心折れかけたが、ピットで応援してくれていたM田さんから「後ろの集団待って!」と言われて、10名ぐらいの第5集団に飛び乗る。このペースは練習会と同じくらいのペースなので乗り切れそう。ほどなくKコイっちも合流して、約20名が10分台前半で周回を重ねる。この第5集団で100位争いかなーと肌感覚で思う。

1時間経過くらいでマトリックスの選手がペースメイクに入り、向かい風・上り区間を主に引いてくれた。これでますます集団のペースが安定していたが、残り45分くらいでメカトラで遅れていた大阪のG藤さんが「あ、なさんだ」とシケインで合流。もともと100位争いをする選手じゃないので、彼が先頭に出たら集団のペースが上がる。そして、先頭集団から単独逃げをしている選手が追い抜いた時にまさかの追走でさらにペースアップ。さらに、先頭のメイン集団が追い抜いた2時間半に、またまたペースアップ。これにG藤さんに続く10人ほどが追走して、先頭集団を見送った私を含む5名が置いて行かれた。残り3周回をこの4・5名で走って、スプリントが大の苦手の私がS字コーナー下りから逃げようとしたけど、向かい風ホームストレートであっさり3名に置いて行かれて、時速20kmのしょぼしょぼでゴール。

ゴール後にはイッチーさんやホーリーさんとごあいさつ。桐PやH方さんを含めてエンデューロレース優勝経験者4名をしても入賞に絡まないとは、相当レベル高かったんだろうなー。ラップクリップで予想通りの100位を確認して妙に納得。今回も達成感や力を出し切った感はなし。年上のレース仲間がよくいう、楽にレースしようという思いが無意識に年齢や経験とともに芽生えているんだろうか。同行のKコイッチがせきこむし、私も汗冷えしてきたのでさっさと撤収して駐車場へ戻る。スポーツガーデンの温泉で体を温めて18時半出発、20時半に京田辺市の塩元帥でラーメン・焼き飯・餃子のフルセットを食べて、21時半に無事帰宅。23時に就寝するもカフェイン取り過ぎたせいか、寝つき悪かった。


画像は公式サイトから。当日はこんな晴天ではなく、強風時々小雨という冬の午後らしい天気でした。
自称「100位ぴったり賞」はネタ的にはよかったが、もうちょい頑張れたような・・・。
春の鈴鹿は力を出し切ろう!

鈴鹿エンデューロ2016秋レースレポート(4時間ソロの部)

2016-11-13 10:56:53 | レース
■11月12日(土曜日)鈴鹿エンデューロ(秋) 4時間ソロの部 25位/424人(4時間総合76/955)25周(145km) 4:01:27.971 -5Lap 平均時速36.07 km/h 最高時速60.9km/h 平均心拍数175(88%) 最高心拍数195(98%) 平均回転数93 消費カロリー2350

今週の平日はジム行かずに体力セーブと仕事に集中。月曜日は外国人スタッフとの懇親会、火曜日はシビアな面談、水曜日はコンテスト視察、木曜日は品川・蒲田に日帰り出張で23時半帰宅。金曜日はそれなりに18時まで仕事して鈴鹿へ移動。21時にホテル到着、22時半就寝。

そしてレース当日。5時に起床して6時15分到着。1週間乗ってないので10年以上ぶりにコースを2周試走。1周目ミドルイージーペース、2周目ミドルペースで何となく走る。高揚感も緊張感も全くなし。いま思えばここから4時間という(私にとって)長時間に対する警戒感でいっぱいだった。補給ボトル3本持って7時15分に前方整列。トイレ行きたかったけど長蛇の列で断念。練習仲間少な目でテンション上がらないまま、8時3分に3列目からスタート。以下、展開と言った展開がなかったので箇条書きで・・・。

・1周目から縦長で、2周目で知らない間に大きな第2集団になっていた。
・4時間という長丁場に警戒感満載で、ラップタイム9分前後になるペースを守った。
・そのため、集団の大小にかかわらず、コーナー立ち上がりのインターバルでは無理せず、付いていけるなら付くし、厳しそうと思ったら見送って次のグループに乗っかるを繰り返した。
・そうしていくうちに、8時間ソロの2177番の選手(のちに11位と判明)の走り方が私と似ていて、かつ私よりも非常にスムーズに走るので徹底マークすることに。
・2時間半過ぎてラップタイムが10分台に落ちてきたので、2177番の選手から別れて違うグループに乗り換えた。
・しかし、チームとソロが混在しているので毎周回ホームストレートからシケインの上り、デグナー立ち上がりでグループが崩壊する。なので、一人になることも多々あった。
・そうこうしているうちに3時間経過したころに、2177番の選手含むグループに吸収される。
・渡り歩きを繰り返していたのでそろそろ脚に来て、私のペースダウンによって2177番選手グループからも置いて行かれる。
・相変わらず渡り歩きを繰り返すが、チームの人が勢いよくてグループがすぐに崩壊する。
・まともにレースとして集団で走っているのはソロなら上位10名くらいだけじゃないのか、と思ってしまうくらい、集団走行が成立しない。まるで少人数の練習会のようだった。
・春のアタック120のような集団走行による速度も集中力も得ることはなく、つまらなかった。
・3時間半過ぎで集中力も脚も切れてきて、地獄の始まりである11分台に突入。
・明らかに弱そうな人、初級者っぽい人の背中を借りざる得ない状態。その横をソロ選手が最後のペースアップでバンバン抜いて行くのを横目でみて、テンション下がったままゴール。

ホームストレートで4時間終了のアナウンスがあり、もう1周走りたかったという気持ちよりも、このつまらない気持ちから解放される、という安堵感のほうが強かった。ゴールしたら大臀筋に強烈な痛み。。。とても長く感じた4時間であった。
その後の表彰式で仲間を祝福して、じゃんけん大会でシャンプーもらったのが一番楽しかったな。
レース後はお気に入りの中間料理店で一人昼ごはん食べて17時半に帰宅。22時半に就寝zzz

■11月13日(日曜日)ルーベ 28km 1時間12分 平均時速23.0km/h 最高時速43.7km/h 平均心拍数数131(66%) 最高心拍数162(81%) 平均回転数83 消費カロリー460

日曜日は練習会集合場所までイージーペース走。日常生活ではお尻痛いけど、自転車に乗っているときだけ痛くないのが不思議。鈴鹿翌日、おきなわ当日、早朝練などで人数かなり少な目。そろそろオフシーズンか?KT村兄弟、K久保さん、Oギノ君という身長180㎝オーバーの4名を見送って、K治木長老と寺さんとJR奈良線沿いをミドルイージーペース走。先頭30km/hで走っているだけで脚に来て、寺さんに替わってもらったらペースアップに付いていけず。泉大橋で別れてコンビニで朝食買って9時帰宅。

ツールドおきなわの中継見ながら日記執筆なう。風景みてるだけで去年の充実感がよみがえってきた。
鈴鹿エンデューロではあの状態は得られないなー。来年行きたくなってきた。

とにかく、2か月後の冬の3時間エンデューロはそれなりの集団で楽しく走れますように。

サイクル耐久レースin岡山国際サーキット2016(3時間レースレポート)

2016-10-11 21:31:20 | レース
■10月10日(月曜日)3時間ソロの部17位/66人(3時間総合の部26位/130) 117km 3時間02分(トップ差-1周) 平均時速38.9km/h 最高時速57.0km/h 平均心拍数178(89%) 最高心拍数193(97%) 平均回転数86 消費カロリー1800 ※いずれもメーター読み

レースレポートを含む三連休記憶と記録。土曜日は前日のサイクルレッスンで追い込み過ぎて前もも筋肉痛。もともと乗る予定なかったので、お嬢二人と掃除してアピタとモスバーガー。妻がパートから帰ってきてから、419でターマックのシフトワイヤー、チェーンとバーテープを交換。店長、遅くまでありがとうございました。日曜日は相生へ移動。交換した機材の確認がてら海岸沿いをサイクリング。景色いいところ探して万葉の岬へ軽くヒルクライム。機材はバッチリ。走りが軽くなった。夕方からT 木ファミリーとジム友と合流して高級焼肉大会。解散してからたつの市のスーパー銭湯を経てステーションホテルアネックスで就寝。3年前亡きK兄さんも泊まったよなあ。日曜日の記録;18km 52分 平均時速20.2km/h 最高時速45.9km/h 平均心拍数118(59%) 最高心拍数148(74%) 平均回転数76 消費カロリー300

月曜日は岡山国際サーキットに9時到着。いろいろ済ませて10: 15に整列。強いオーラ出しまくってる練習仲間達にあいさつして、11時に先頭集団同一周回ゴール目指してスタート。ペースはずっと5分25秒前後と速かったせいか視野が狭かった。おそらく150名はいる大集団で、序盤の30分間は80番くらい。じわじわ上がって30分~1時間で50番手くらいで、練習仲間が固まる位置の背中がようやく見えてきた。この辺で下がってきたG 藤さん(2時間5位)、N 川さんにごあいさつ。1時間半経過時になぜかペースが5分49秒ぐらいに落ちたので、やっと30番手くらいに上がれてトド兄貴(5時間2位)、H 方親方(3時間2位)、イッチーさん(昨年優勝)、T 木氏(3時間5位)にごあいさつ。ミニベロのM 田先生も!数周回走ったらこの位置はインターバルがほとんど掛からないのでめっちゃ楽と判明。足使わないので、この位置から表彰台や入賞者が出るのも納得だ。しかし絶好の位置を狙うのはみな同じで、普通に走ってたら下がっていき再び50番手に。位置をキープする地脚とスキルが足りなかった。そんなこんなで2時間の部終了前に5分9秒という鬼のようなペースアップに、インターバル掛かる位置に下がっていたため対応できず先頭集団から脱落。あ~あ。目標達成ならず。

ここから一周遅れて先頭集団に乗っかるまでの50分間がきつかった。春に続けて秋もペースアップに着いていけなかった失望と少人数ゆえに増した風力抵抗感で、気持ちが切れそうだった。しかしジム友達の応援が毎回ホームストレートで聞こえるし、毎年のように一緒に走った亡きK兄さんに申し訳ないので、付き位置に徹して5~10人グループで耐え続けた。中でも同じ三時間ソロの黄緑ジャージの人とエンデューロレースの友N 川さんには感謝。中切れ埋めていただいてすみませんでした。ラップタイムが6分から6分30秒まで落ちたラスト2周で再び先頭集団に合流。やっぱりペース上がっても50人いると楽。とはいえ、先頭集団がゴール勝負をかけた最終周回、終盤コーナーでのペースアップに根負けして周回遅れ組で仲良くゴール。やはり先頭集団と同一周回でゴールするには、勝負所のスピード(パワー)が劣っていると痛感。仲間はほぼ全員先頭集団でゴール。エンデューロレースは練習通りの結果が反映されやすいから納得。練習会でいえば、勝負どころの清水橋や湯船森林公園で置いて行かれてるので当然の結果。いろいろ楽しかったけど、どこかもやもや気分。

帰りは三連休最終日のため20km渋滞。レース並みにきつかった。
次は鈴鹿エンデューロソロ4時間。マイペースでがんばるしかない。
画像は前日にサイクリングした岬にて。決してレース後に黄昏てたわけじゃありません。

12年ぶりのシマノ鈴鹿2周の部

2016-08-21 14:30:03 | レース
■8月20日(土曜日)シマノ鈴鹿ロードレース オープン1A-4組 37位/149名 17:27.51 トップ差00:07.20 平均時速39.87km/h 最高時速57.8km/h 平均心拍数186(93%) 最高心拍数197(99%)

シマノ鈴鹿ロードレースに付き添いがてら2年ぶりに参加。前回は1時間サイクルマラソンだったが、今回は付き添いなので2周の部にエントリー。2周の部に出るのは2004年以来12年ぶり。当時の最高順位はトップと3秒差の28位。鈴鹿は毎年20周走ってるし12年前よりは強くなっているだろうから、10位入賞できるんじゃと思っていたが甘かった。以下あっという間のレポート。

10時前に会場到着。練習用ジャージかつボトル忘れるという気合のなさっぷり。いちおうゼッケン順の整列なので時間ぎりぎりに並んで2列目よりスタート。シケインのカオスも無事にクリアし、30番手くらいで西ストレートのちスプーンカーブ上りへ。前へ出るならここしかない、という上りカーブ立ち上がり後に前へ出て少しだけ先頭で走った。しかし、ヘアピンカーブ立ち上がりでブワーっとみんな前に出てあっという間に集団に埋もれる。デグナーカーブ手前で誰かに後輪はすられたが構わず前へ集中。大集団のままカーブ下って2周目へ。たったの2周なのでシケインで垂れる人も少なくポジション変わらず。前へ出られるチャンスのスプーンカーブもスプリント地点でもあるからペース上がったまま。デグナーカーブ~下りコーナーで周回遅れの選手がちらほら出てきて、集団左に位置していたためポジションがうまく上げられず。50人くらいの集団のままホームストレートへ。みんな立ち上がりからスプリントかけまくりで、抜いた数より抜かれた数のほうが多いままゴール。苦手な立ち上がりとゴールスプリントの課題がそのまま露呈した形だった。終わったら暑くてもうふらふら。2年前の初日と同じ状態だ。平均心拍数も93%とエンデューロレースよりも5%アップで、距離短いのは短いのでしんどかった。練習ジャージでも存在がばれて方々にあいさつして撤収。しかし暑い。12年前よりもずっと暑い気がする。


あっという間に終わってしまった。回転数、集団の位置とか冷静に考えたら課題はあったけど、トップまで7秒差、10入賞圏内まで3秒差。短いようで長―い差に思えた。短距離レースに関しては12年前より成長してなかったかも。

鈴鹿エンデューロ2016春・アタック120レースレポート

2016-05-30 18:02:20 | レース
■5月29日(日曜日)鈴鹿エンデューロ・アタック120オープン 41位/約550人(完走388人)116km 2時間57分56秒 平均時速39. 16km/h 最高時速60.9km/h 平均心拍数176(88%) 最高心拍数194(97%) 平均回転数87 消費カロリー1730 トップ差18分29秒

上半期唯一の個人レースである鈴鹿エンデューロ。ソロ種目8回目の出場にしてようやく最後まで集団で走りきることができた。ソロ出場11年目にしてやっと鈴鹿に対する苦手意識が払しょくできた記念のレポート。毎度ながら上位10%を目指す人向け。次回の自分と誰かの役に立てば幸いです。いつもながら自己肯定感高め。以下、読みたい人だけどうぞ。

土曜日は午後から家族で鈴鹿サーキットへ移動。家族帯同は2012年11月以来。15時40分にサーキットホテルに到着して、16時から遊園地へゲートイン。日常の重力を超えた乗り物に3つでふらふらに…。大浴場では水風呂につかった。この日も右肩の調子が悪かった。ローラーコースターの安全ベルトを肩から外す時にグキッときたので祈るような気持ちでクールダウン。19時半からビュッフェは自転車乗り多数で料理が全然足らず。22時に消灯したけど、珍しく緊張してなかなか眠れず。それでも5時間は寝たかな。

日曜日は5時起床、家族起こさないようにホテルロビーで朝食。ランチパック×2、缶コーヒー。駐車場で補給食や自転車準備して6時半出発。アップがてら工業団地経由で20分走って7時前に会場入り。受付でゼッケン等つけてソロ用テントに荷物置いて7時15分に3列目に整列。おきなわ50位のFB友達の角さんにごあいさつ。盟友T木氏を呼んでスタートまで行動を共にする。おかげで緊張溶けてきた。

8:03にスタート。相変わらず位置取り下手くそでブレーキ数回。大きな集団のまま1.2周回。先頭は見えないけど、集団はずーっとつながっている感じ。ラップタイム8分30秒前後と去年より30秒以上速いまま、先頭はいつのまにか消え去って20人から30人の集団が3周か4周目に形成されていた。例年より大きな集団ができていたのでペースは速いけどフィジカル的には楽。平均心拍数も180(90%)を切っていた。今回は速い領域でのペース走を意識しており、小集団でも前をひき続けたり「回そうぜ!」とか言って集団を活性化させなようにした。その結果、集団は次々と前のグループを飲み込んでいった。このグループには角さんのほか、ウッチーがいた。おきなわ50位と美山C2 25位の選手がいる集団だからそこそこの順位だろうと期待しつつ、足と心拍数もしんどくないまま周回を重ねた。

9周目あたりで周回遅れか前のグループに追いついて大集団になり少しペースダウン。11周回あたりで8時間・アタック240の先頭グループにラップされる。I橋さんと桐Pは確認できたがH方さんがいなかった。落車か?これも無理して付いて行かずに一定ペースをキープ。何人か付いて行ったが乗りきれずに戻ってきた。無駄足になることは経験上わかっていたのでスルーして正解だった。

このあたりでウッチーは少人数で抜け出したが、GOURENジャージのG藤さんと合流した。ウッチーのような生きのいい選手は行ってしまったのか、12周回から15周回までは9分10秒ほどかかった。心拍数も170(85%)に下がっていたので大事に行きすぎた?あそこで行っていたら目標の30位だったかも、というのは後の祭りだし、実際に攻めていたら黄金のタレをやらかしたかもしれない。このへんの周回でGOURENジャージのKコイッチとも合流した。角さんとG藤さんは後ろに下がったかもしれない。

そして15周回目のホームストレートで数人の選手が抜け出したので思わず反応。シケインで振り返ったら後続とは離れている。あと6周持つかなと思ったが、Kコイッチ含めた少人数で回していく。心拍数176(88%)前後で一生懸命走っているのに、ラップタイムは9分半なのはやっぱり少人数ゆえの不利さか。後ろを振り返る余裕はなかった。そして、20周回に入るホームストレートで、てっきり置いて行ったと思った角さんが現れた。ほかにもアタック120の選手が5.6人上がってきた。しまった!泳がされていた・・・と気付く。しかし、泣いても笑っても最終周回。よせばいいのにテンションあがって「ラストです!」と声をかけてしまい集団は活性化。。。西ストレートを爆走し、さらによせばいいのにスプーンカーブ(上り)で先頭に出て、遅いグループを「右!」とどかせながら集団をけん引。先頭変わると角さんがガンガン引く。このときたぶん5番手くらい。テグナーコーナー超えて、下りコーナーも全力で走るも、みんなのペースも上がっているので位置は変わらず。ホームストレート立ち上がりからも同じで前との差が詰まらないまま、36位~41位争いで最後尾の41位でゴール。角さんにあいさつしようとしたら、ゴール後にすぐに周回数確認コーナーにかけこんでいった(笑)。

はじめて最後まで集団で走りきれたので充実感いっぱい。2014年12月の岡山エンデューロで10位に入った時の感じに近い。あのときもスプリントであっさり負けたし。。。チップ返却近くでT木ファミリー、とど兄貴、落車したH方親方、Kコイッチ、KT村さん、ウッチーと談笑。楽しかった。今回は風、集団、展開に恵まれた。軽量級ゆえに最大パワー不足は否めないが、平均パワーと展開を読む力、調整力と集中力で何とか昨年の記録を順位もタイムも上回れた。ともに戦った、T木氏、うっちー、角さん、G藤さん、Kコイッチに感謝!

これで5月の走行距離は1250㎞と過去最高を更新。連休あったとはいえ、走りすぎた感があるので6月はたくさん雨降らないかなぁ



<以下、ほんまに自分向け(ラップクリップと心拍計手動計測>
周回 順位 ラップ タイム 平均時速 最高時速 平均心拍数 最高心拍数
1 93 08:44.8 0:08:45 40.4 60.1 140 184
2 97 08:17.0 0:17:02 42.1 56.7 183 194
3 90 08:21.2 0:25:23 41.5 59.1 183 194
4 91 08:35.2 0:33:58 40.2 60.3 178 191
5 83 08:29.4 0:42:28 40.7 59.9 175 187
6 88 08:34.7 0:51:02 - - - -
7 71 08:27.3 0:59:30 41 60.9 178 188
8 66 08:28.0 1:07:58 40.9 57.7 176 190
9 61 08:50.1 1:16:48 39.2 55.8 172 187
10 52 08:35.1 1:25:23 40.4 59.1 175 184
11 48 08:51.8 1:34:15 - - - -
12 48 09:01.6 1:43:16 40.4 56.3 170 182
13 47 09:11.7 1:52:28 37.7 53.9 170 186
14 44 09:06.8 2:01:35 37.9 55.5 172 183
15 44 09:09.1 2:10:44 37.9 55 179 187
16 44 09:21.8 2:20:06 37 54 176 187
17 40 09:28.6 2:29:34 36.5 53 174 185
18 40 09:47.5 2:39:22 35.4 54 175 185
19 38 09:35.9 2:48:58 36.1 52.4 176 187
20 41 08:58.3 2:57:56 38.6 55.7 184 190

補給食:
ボトル2本(電解質パウダーとアミノバイタルゼリー各1本。甘さ控えめでちょうどよし)
背中ボトル1本(コーラ500ml。おいしかった!)
アミノバイタルのアクティブスポーツというゼリー(11.12周回で補給。濃い)


天国のK兄さん、見てたかな?
兄さんの分もがんばりましたよ。

晴れの国岡山エンデューロレースレポート2016

2016-04-19 20:01:01 | レース
■4月17日(日曜日)晴れの国岡山エンデューロ 4時間男女混合 7位/29チーム (個人記録)81km 2時間28分 平均時速32.5km/h 最高56.0km/h 心拍数不明

毎年恒例の開幕レース、春の岡山エンデューロに出場。いつもは3人チームだけど、今回はA 嬢が育休のためにC 嬢と2人でエントリー。今年1~3月の繁忙期に仕事と練習を両立出来なかった私に対して、過去最高のトレーニングを積んできたC 嬢はモチベーション高くて、暴風雨の予報でもてるてる坊主作って臨んできた。作戦は最初の2時間半を私が先頭集団で周回を稼ぎ、残り1時間半を彼女にバトンを託すというもの。1位のチームはいつも女子が1周しかしないので、2位で交代したら6位以内はキープできるかなと。

雨風強いなか7時過ぎにピット到着。T 木ファミリーとT 浪選手と合流して準備。もちろんアップなし。天候が急によくなると思わなかったので、春仕様にストームブレイカー、レッグカバー、シューズカバーをプラスした冬仕様で集合場所に整列。この時点で雨は上がっていたけど風はやや強め。スタート地点でN 川さんとベッキーのI 橋さんとごあいさつしてスタート。半周ローリングのちマトリックスの安定したペースアップにも対応。2周目で単独落車が2回ほどあったけど問題なし。T 木君がパンクしてスローダウン。集団は30分くらいで落ち着いた。あとは残り2時間留まるだけやな、今年も何とかなりそうだと思ってたら、1時間くらいで大きな落車が二回発生。巻き込まれずに済んだけど、集団が小さくなったのか後方に下がってる予感がした。と思ってしまうと弱気になって、インターバルがきつくなってきた。そして1時間10分くらいでナチュラルに千切れてしまった。一度千切れるとスローダウン必至なので、立て直しを図るべくホームストレートで合図して単独で1周回して交代。着替えたらめっちゃ汗かいてた。いろいろ誤算あったけど、それもまた力不足なり。

c嬢には1時間走ってもらうことに。さすがは平日週3回ジム行って、毎週末練習会に参加しているだけあって、集団走行を重ねる彼女。しかし強風で疲れたのか45分経過してペースダウン。それでも1時間走って交代。二回目はできるだけ一人にならないように複数人数で走ったが、上りか向かい風で失速する人が多くて前のグループにブリッジを繰り返す。そうこうしてるうちに、7時間の先頭集団がやってきた。T 木君もいたので一声かけて合流。最後尾で一周ついたけど、インターバルに適応できずに脱落... 続いてT 浪君やI 橋さんがいる4時間の先頭集団でも同じようにやってみたけど、半周も持たなかった。自分が思っている以上に弱くなったことにショックを覚えながら1時間ちょっとで交代。C 嬢に残り25分走ってもらって4時間終了。1時間で先頭集団から脱落したときから入賞はないと思っていたのでラップクリップは確認せず。A 嬢から7位と聞いたけど、6位と2周回差と知って惜しいとも思わなかった。4時間ソロではI 橋さんが優勝、T 浪君が5位入賞!T 木君がパンクから100人以上抜いて14位、N 川さんもひざ痛い言いながら21位。皆さん、鈴鹿アタック120/240がんばりましょう。

いまの力はよーく分かったので、5/ 29から逆算してできる限りのことをしよう。


次回のためのおきなわメモ

2015-11-14 13:11:32 | レース
水木と業務多忙で一気に日常生活に戻った。そして金曜日は東京で会合。土日は自転車なし。

おきなわ備忘録はこれで最後。仕事もレースも振り返りを含めたPDCAが大切。

【レース翌日】
レース翌日の月曜日は6:50の高速バスに乗って那覇市へ。仕事仲間の職場見学に。現場トップである友人の考え方が浸透しているから、取り組みにブレがない。自転車気分が一気に吹き飛んだ。その後、壷屋やちむん通りを散策して、平和通りにある大衆食堂でゴーヤーチャンプル定食をいただいた。国際通りを歩いてゆいレールで那覇空港へ12:45到着。帰りは伊丹空港なので、奈良行きの高速バス、近鉄電車、タクシーを乗り継いで19時に帰宅。

個人差はあるけど、私はレースよりも移動と環境適応が大変だった。

【100km、140km向けおきなわ環境適応プラン】

●金曜日
出発移動。レンタカー借りて国頭村へ。コースを車か一部自転車で下見。暑さに慣れる。国頭泊。
夕食はバイキング。

●土曜日
午前は軽く走るかのんびり。(土曜日出発なら移動のみ。でも暑さ慣れが不安)
午後から名護市で受付。車は漁港に駐車。
このタイミングで自転車預けてもいい。
国頭へは早く戻りたければタクシー(5500円/台)か1700発1750着の無料予約バスで戻る。国頭泊。
夕食はバイキング。

●日曜日
6時15分までに、100kmならトラックに自転車預ける。140kmなら自走。前日の名護で預けても可。
同時に手荷物をゴール地点行きのトラックに送る。でスタート地点へ。

ゴール後に手荷物受け取る。自転車は月曜日ANA出発なら事前預けが可能。

名護市か那覇市で打ち上げと宿泊か、最終便で帰る。好きなもの食べてよし。

●飛行機
空港までは車か空港バスで。特大輪行袋で電車はかなり大変。空港バス乗り場までタクシー乗ってでも。
発着は同じ空港で。関空のほうがすいてる。
名護ツアーセンターは便数限られてるので、自分で早割使って予約してもよい。
ANAならゴール後に会場から到着空港まで送ってくれる。月曜日戻り限定。

●宿泊と食事
金曜日と土曜日は同じ場所で連泊がいい。手配は名護ツアーセンターで。
食事は昼食は沖縄料理とかステーキ食べて、夕食はバイキングで食べ慣れたものがいい。日曜日は好きなように。

●暑さ対策
最高気温29℃で日差しがきつい。関西なら9月くらい。会場~駐車場歩くので帽子いる。シャツは麻混の長袖が重宝した。

レースは夏仕様の服装。ダブルボトルで、補給所で水とアクエリアスもらう。ペース落ちるので左側キープしたら大丈夫。もらい落車注意。
100kmは普久川でもらったらあかんらしいf^_^;

●補給食
スタート前→黒糖餅。めちゃくちゃ腹持ちがいい。水はペットボトルに。奥のスタート地点にバナナや水あり。
レース中→ボトルは二本とも電解質パウダーとアミノバイタルゼリー二個分。甘すぎず、エネルギー取れる。
ポケットには、アミノバイタルスーパースポーツゼリー1.5個、青いCCD。

普久川ダム過ぎたらまめに補給する。CCD良かった。

●路面
白っぽくて抵抗感が低い。ということは雨降ったら滑るので、タイヤは新しいほうが安心。

●練習
基本は3.4時間エンデューロレースと同じ。一週間前のノンストッブ走は時間感覚くと集中力を養うのひかなり有効だった。
先頭集団で走るなら、やっぱりヒルクライム練習が必要。4kmとか7kmを回して上る。わかっていたけど、この練習が不足してた。K野塾行かな。

対策レースとしては、
春にエンデューロ
初夏にツールド熊野の山岳ステージ
初秋に乗鞍か大台ヶ原
秋にエンデューロ
全部出れたら、の話。

これでおきなわはおしまい。次のレースはGOUREN大忘年会だ(^w^)

ツールドおきなわ2015 100kmオーバー40の部 レースレポート(後編)

2015-11-10 18:17:06 | レース
前編からのつづき。コースと高低差はこちら→http://yahoo.jp/PjDyr2

●普久川補給所(35km)→東村の慶佐次補給所(73㎞)のアップダウン編
普久川ダムへの上り8kmをミドルハイペースで上ったからか、下りに入って元気になってきた。補給所を下った交差点を右折してさらにダウンヒル。直線的に下っていくので、50×11のアウタートップが回りきる。自己最高の72km/hをマークしたのはここだろう。雨降ったら怖いだろうなとか、やっぱりフロントギア52×36に変えようかなとか考えながら安波小学校まで下りきった。

ここからはアップアップダウンを繰り返しながら高江まで約8km上っていく。周りには210kmのほか100kmの選手も混ざっている。前から落ちてきたり、後ろから上がってきたりしたのだろう。あわせて10人くらいのグループで上る。勾配は7%前後できつくない。10km回して下ったので、脚も心拍も回復した。踏まないように80回転以上で回して上る。心拍数は180(90%)前後でもしんどくない。前半戦で190(95%)以上で走ったから負荷に慣れたみたい。あとは前へ前へ、死ぬ気で回せの言葉を繰り返して、気持ちを強く持ち続けるのみ。そしたら、遅れるどころか、前へ行ける。むしろ、そのまま飛び出す形に。そして、100kmの選手が付いてきて、下りでは210kmの選手が前に出ることが多かった。210kmの選手は全体的に下りと平地が速い。速度差が小さい上りは抑えてるのだろう。

そんな上り基調のアップダウンをこなしたら、次は東村の宮城までの下り基調のアップダウンが16km続く。ここで脚つり防止のためにumeticaさんからレース前にもらったCCDのライチ味を補給する。心拍的にはミドルハイペースまで落ち着いたので、岡山や鈴鹿で同じグループで走ることが多いサニーサイドのY田選手と少し話しながらアップダウンをこなす。前々日に車で下見した時にいつまで続くねんと辟易したが、いつの間にか膨らんだ20人の集団で上り下りを繰り返したら思ったより早く終わった。ここらへんから短い上りで脚がつって端っこで止まっている選手をちらほら見た。140kmの選手が多かった。集団でも短い上りのたびに1人か2人減っていて、宮城の海岸線まで下りきったときには集団は十数人になっていた。約5kmの平坦は声掛けあってローテーション走。上り下りとは別の筋肉を使うので少しつらかったが、これだけ人数がいれば先頭交代は2回ほどで済んだ。途中中央分離帯のポールがあって、後方に合図したが誰か激突したみたいで人数が減る。ここまで70㎞。あと37㎞もあるけど、集団から落ちる気がしないほど集中している。一生に一度という覚悟は気持ちを強くする。しかし何位争いかわからんけど、少なくとも50人はこの先にいるもんな。仮に先頭集団にいたとしても、こんなミドルハイペースじゃないよな。そう考えると、スタート直後の坂で切れたのはそこまでの実力だった、ということか。

慶佐次の短い上り2本目で補給所が見えた。確実に取れるように左側をキープ。右斜め前にいる選手に、左いるよと警告してかぶらせないようにする。この選手は水を取り損ねた、ごめん。そして自分の番が来た。岡山の汚いボトルを捨てて「白(水)ちょうだーい」と言ってフレームに、続いて「青いの(アクエリアス)ちょうだーい」と叫んでボトルをゲット。関西弁はわかりやすい。後方で落車の音。補給ボトルめがけて交錯したのかな。声かけなw

●慶佐次の補給所[73㎞]~ゴール[107㎞]編
このレベルの集団だと補給所でペースが緩むので確実にとれるし、前走者にすぐ追いつく。ここまでスタート前のボトルは2本ともほぼ飲み終えた。電解質パウダーにアミノバイタルゼリー2本を詰めたので1本当たり340kcal取れているはず。下りきって有銘中学校前で野良犬がコースの真ん中に。「いぬー!あぶなーい!」と叫ぶ選手たち、真ん中でオロオロする犬。なんとか右側からぶつからずに通過。ここからまた5kmほどのアップダウン2本。下見した時に誰かが弱弱しく登っていた箇所だ。ここは勾配が少しきつく、ハムストリングスに張りを感じたが攣る感じではない。整骨院でのコンディション施術のおかげだ。ケガの功名で、ひざ痛めて通いだして3か月間でかなり脚の張りが和らいだ。その分、筋肉の柔軟性が高まって脚が硬直しなくなった。ほっしー先生、ありがとう。

上りでまた飛び出した形になり、振り返ったら集団がばらばらに。国際女子100kmの先頭4人が抜いて行ったから、そんな速いペースでは上っていないので、そのままミドルハイペースで行くことにした。みんな脚に来てるのだろう。これで千切れ集団では100kmの部トップに(笑)。80km地点から大浦湾沿いの平坦10km。ここで210kmの選手が3人、100kmの選手が1人と合流。やはり210kmの選手の引きが一番強く、ローテーション重ねていくうちに1人、2人と減っていって3人になり、羽地ダムに向かって右折。

川沿いを少し走って、94km地点から悪名高い羽地ダムへの直線上り。1kmをまっすぐ上る。最後の上りなのでみんなペースが上がる。後ろから同じ100kmのなるしまフレンドの選手(のちにロードバイクコミュニティのU原さんと判明)が追いついてきて、「最終関門の脚きり時間13:50ですよね。いま何時ですか?」と聞いてきた。そこで関門まで残り7kmで13分しかないことに気付いた。うそ!このペースで走ってるのに脚きりされるんか?と当惑。時間伝えたら、U原選手はさっさと上って行ったので必死で追いかける。トンネル越えて右折、さらに勾配が上がる箇所でなるしまフレンドの女子応援団が「がんばってー」と言うから、「がんばっとるわ」と返した。反対側からの「がんばってー」には、「おまえもがんばれよ」と、制限時間ギリギリでも関西人らしさを忘れない。3段目上りで、100㎞のニュートラルカーが並走してきたので、「もしかして足きりギリギリ?」と聞いたら、いえいえ大丈夫ですよと。このレースでは臨機応変にルールが変わるので、あまり信じられないけど、「ありがとう、首を刈る死神かと思ったわw」と。テンションあがってきてくると口が悪くなる。3段目の上り終わったところで、100kmの選手が見えたので、「待てやー、絶対つかまえたる」と口にしながら決死のダウンヒル。おいついて数人で川上の最終関門を13:49に通過。脚きり予定時刻の1分前だった。

左折して国道58号線。勢いのない選手も散見されたが、数人でローテーション。残り5㎞のイオン坂で先頭に立って一定ペースで上ったら、またまた一人飛び出す形に。このままゴールまで逃げ切るのは難しそうなので、下りでゆるめて吸収される。あれ?人数が5人に増えてる。140kmの選手1人、国際女子の選手1人、100㎞の選手3人で平坦をゆく。体の大きい140kmの選手が牽引、国際女子の選手が付きイチ。100kmの4人が後ろでごそごそ。さらに100kmの1人が合流して5人でスプリント勝負か。いつ飛び出そうかと考えている間に、300mからみんなスプリント開始。必死でついていくが100km選手は1人も抜けないまま5人中5番手でゴール。ああ、感動して泣くどころか、自分のスプリント力と経験の無さに悔し泣きしたいくらい。


ゴール直後の自分。速報サイトみて、あかんわー63位やと言ってるところ。

●アフターゴール編
ゴール後は感動よりも悔しさのほうが大きい。スプリントもそうだし、前半戦で切れたことも、目標だった第一シードの50番手には入ってないし、T木幹事から言われてた30位くらいはさらに遠い。疲労度は鈴鹿エンデューロと同じくらい、達成感は岡山で先頭集団でゴールした時やヒルクライムレースで目標タイムを切ったほうが大きい。やっぱり自分は結果にこだわるほうだ。計測チップ返却後、210㎞を終えたK野選手やH瀬選手、ゴール前で応援してくれたG藤選手と言葉を交わす。何話したかあまり覚えてないけど、G藤さんがくれたミネラルウォーターがめっちゃおいしかった。気が付いたら暑さでふらふら、頭が痛い。ラップクリップで順位を確認してしょんぼり。本能的にバイクをラックにかけてトイレへ。閉会式会場の体育館でトド兄貴、H井さん、N田さんと言葉を交わして、一人になって座り込んでメール報告やらFB報告。完走証もらったりしてボーっとしてたら、Kコイっちから電話があって我に返る。あ、umeticaさんが車のカギ持ってるんだった。というか、手荷物取りに行かな。

電話してなんとか合流。手荷物受け取って、レンタカーに戻り、輪行袋かかえて再び会場へ。自転車詰めてANAカウンターに預けて、ドミノピザ片手に閉会式へ。とど兄貴、Kコイっち、彼の友人であるミラー夫妻と合流。umeticaさんもやってきてカテ3グループで乾杯。ここでやっと完走した意味の大きさを知った。100kmの部完走率25%って・・・。最後まで一人にならなかったおかげだ。そういう意味では、一閉会式後に解散して駐車場へ。ルートイン名護へ戻り、大浴場に入ったのが17時。沈む夕日を眺めながら、おきなわが終わったことを実感。季節外れの夏休みが終わった。お腹すいたので、ブルーシールアイスクリームでワッフル食べて、とど兄貴グループの反省会で島豚の焼肉屋さんへ20時に合流。日本一かぁ・・・。22時過ぎに戻ってきて、A&Wのハンバーガー食べて、再びお風呂入って23時半就寝。疲れすぎてというか、アドレナリン出過ぎて寝られなかった。

●ツールドおきなわを振り返って
完走はできた。上位2割にも入った。先頭集団にはおいて行かれたけど、一度は全力で追いついた。残り70kmのグループでは最後まで生き残った。それなりに満足感と達成感は得ることができた。しかし、おきなわは通常のレースとは前後関係が違う。準備するには練習だけでなく、仕事の調整、家族の理解、お金も必要だ。現地に付いたら付いたで、亜熱帯の気候、食文化の違い、スタートとゴールが違うゆえの現地移動など、いつものレースとは違う点がいっぱい。それらを受け入れてまでも、お前は沖縄でレースがしたいのか?という自問自答することもあったし、いまもある。たしかに、全国各地には強い選手がたくさんいて、またこのレースでもっと上の順位を獲るために練習したい気持ちはあるけど、だから来年も出るぞ!とは言い切れない。しばらく休んだら自分の気持ちがわかるだろう。

このレースレポートがまた出るかもしれない自分と、今後100kmに出る選手の役に立てば幸いです。


ツールドおきなわ2015 100kmオーバー40 レースレポート(前編)

2015-11-09 21:54:08 | レース
■11月8日(日曜日)ツールドおきなわ市民レース100kmオーバー40の部 63位/約350人(完走82人)
107km 3時間31分48秒 平均時速30.2km/h(メーター ※公式は28.3km/h?) 最高時速72.3km/h 平均心拍数178(89%)最高心拍数199(100%)平均回転数87 消費カロリー2109

ずいぶん前から一生に一度は出たいと思っていたツールドおきなわ。上り下りの激しい公道コース、全国レベルの戦い、完走したら泣くらしいこのレースに出るには、自己最強の心技体で臨もうと二年間かけて準備した。年間走行距離10000km超えを二年連続達成、ヒルクライム体質からエンデューロレースに耐えられる身体作り、仕事や家族の段取りと、鈴鹿や岡山に年4回出たのも全てはおきなわのため、と言っても過言ではない。

レース自体は、22kmの普久川上り口で先頭集団から遅れて、ダムを下りきった残り70kmから約20人の集団のサバイバルレースを勝ち残って、完走率約25%の中に入っただけ。それでも持てる力は全て出し切った満足感が大きかった。

以下、自己肯定強めのレースレポート。読みたい人だけ読んでください。

コースと高低差はこちら→→http://yahoo.jp/PjDyr2

●起床~スタート編
4:45起床。シャワーで目を覚まして5時過ぎにコテージ出てレストランへ。満天の星空に感動。21年前も誰かと見た甘く切ない思い出がよぎったけど、今回は一緒に戦うumeticaさん(笑)。レース前なのが残念なくらい豪華な朝食バイキングのち、6:10に手荷物をトラックに預ける。注意事項には6:15までと書いてあったけど、係員に確認したら6:30までで、実際は7時までだったみたい。

7時にシャトルバスで25km先のスタート地点(奥のやんばるの里)まで北上。7:40頃に着いて、土曜日に預けた自転車を探して空気入れ直す。8時からスタート直後の上り4kmを34×25か23の80回転で心拍数178まで上げておく。来た道を下ってポンプも預けてからは、トイレ行ったり黒糖餅を食べて過ごす。

9時頃に招集かかって自転車を三列目に並べたものの、昨年のレース結果で1~50番が第一シード、51~100番が第二シードとして優先的にスタート地点に並べるらしい。私を含む残り約250名はノーシードなので、とても~そこそこ強い選手100名の後ろからスタートすることに…。これはスタート直後に上るこのコースでは、シード選手がかなり有利だ。初参加が不利と言われる所以である。

210km国際クラス、140kmジュニア国際クラス、210km市民クラス、140km市民クラス、100kmU39クラスが行ってから、我々のクラスが10時半にスタート。予定より30分遅れても関門制限時間には変わりがないことが、後で約75%の足切りリタイア者を大量に生むことに。この時は先頭集団に食らいつくことしか考えてなかった。

●スタート~普久川ダム30km
スタートしていきなりの上り。しばらく片側車線のローリング走行だったけど、前を固めるシード選手は1km上っても誰も落ちて来ず、ノーシードの上りに強い選手が次々とかぶさって行き膨らんでいく。私もいつも以上の高回転(90~100回転!)で回して付いていくが、段々と先頭5.60人集団の後方に。いま思ったらギアが軽すぎたのかもしれない。umeticaさんも併走していたが苦しそうに脱落。私も3kmくらいの傾斜面手前で集団と離れてしまった。やばい!と数人で追いかけても多勢に無勢。下って上り返しの直線8km地点で30秒くらい先に先頭集団が見えた。

取り残されたメンバー5.6人の中にブリヂストンアンカーのジャージ着たシード13番の選手が声をかけて、海岸線をとんでもないスピードでローテーションして行く。後に乗鞍上位常連の元プロ藤田選手と知る。なんで第一シード選手がこんなとこに?と思いながら全力全開ローテーション。心拍数190オーバーでこのままではつぶれてしまうと思ってたら、先頭集団に近づき藤田選手と数名がさらに加速してさようなら…。残った4人くらいで回して引き続き海岸線を南下してると先頭集団に近づいてきた!追いつきましょうとみんなに声かけて心拍数185くらいの5分全力走。17km、35分くらいで集団の後ろにドッキング成功。初めての経験かも。地元のチームキッズの選手のおかげだ。

平坦の60人くらいの先頭集団は、岡山エンデューロみたいで楽だった。心拍数も170台まで落ち着いた。後ろはもう誰もいない。これが先頭集団の最終便だったんだろう。結局は先頭集団=ほぼシード選手?そんなことを思いながら走った平和な時間は、20km地点の与那を左折してからの普久川ダムへの8km上りで終わってしまった。

最初の2kmほどは緩斜面。やる気満々で集団で上っていたけど、なぜか徐々に遅れていく始末。ここまでで足と心拍を使い果たしたみたいだ…。こうなるとどうしようもないのは普段の練習会で経験済み。集中力と気持ちを切らさずに上っていくしかない。周りは屍状態の210kmの選手たち。こいつ千切れたんかという視線を浴びながらギリギリのペースを守って上る。もはやロードレースというよりもヒルクライムレース。頂上に近づくにつれて、100kmの選手が時々抜いていく。先頭集団に入れなかったけど、上りが得意な選手たちだろう。岡山エンデューロでよく競合するカヤマレーシングの選手も軽々と上っていった。下りは一列棒状でくねくねと駆け下りる。上り返したところが補給所だ。とど兄貴がいた。水をゲットして東側の県道を南下する約35kmのアップダウン無限地獄編へと続く。

画像はステムに貼りつけた檄文。フレームには高低図と距離。おかげで集中力と気持ちでは自分に負けなかった。

ツールドおきなわ前日メモ(試走、受付、リゾート編)

2015-11-07 19:16:54 | レース
■11月7日(土曜日)ターマック with Roval CLX40 24km 56分 平均時速25.2km/h 最高時速48.1km/h 平均心拍数144(72%) 最高心拍数186(93%) 平均回転数88 消費カロリー412

土曜日の行動メモ。おきなわで鈴鹿、乗鞍、岡山のように平常モードでレースに臨むのは難しいかもしれない。亜熱帯な気候、祭りみたいな名護の雰囲気、リゾートオクマの癒し系な環境。これらを受け入れつつ、戦闘モードに持っていかなければならない。改めて初出場で入賞したT木幹事のぶれない心と体の強さを思い知った。以下、行動メモ。

6時起床、典型的なビジネスホテルの朝食後、着替えて輪行袋から自転車出して7:45にumeticaさんと試走出発。目的は脚回して身体を亜熱帯な気候に順応させることと、路面や坂の傾斜を確かめること。車の多い国道58号線をミドルペースで北上。右折して羽地ダムへと上る。傾斜緩そうにみえても7%あるとか、アウターギア使ってると思ったより脚にきそう。どうせインナーギアに落とすなら早めに落として回したほうがよさそうだ。何せ獲得標高は1900mだから。乗鞍よりも富士山よりも上るやん…。無理せずくるくる回して心拍数だけ上げて羽地ダムに到着。記念撮影して来た道を高回転ミドルペース走で9時に戻る。海が見える大浴場入って10時にチェックアウト。

レンタカーで道の駅許田に移動して、お土産買って昼食はステーキ。漁港の駐車場に車を置いて受付へ。島根県のF谷君と久しぶりに再会。50km優勝を祈ってます。自転車に計測チップとゼッケン付けて預け場所へ。大型トレーラーに詰め込まれるのが不安になり、有償のダンボール詰めを選択。駐車場に戻ってキャスターバッグ引いて会場前で流しのタクシーを拾ってオクマリゾートへ移動。炎天下の中何もせずに4時間もシャトルバス待つのは体力消耗するので、時間をお金で買った。会場の歩きで二人とも軽い熱中症に(*_*)

14時にチェックインして、コインランドリー回してる間に新聞読んだり昼寝したりしてくつろぐ。元々アメリカ人のための施設らしく、広々とした芝生の敷地にコテージが点在。カナダの大学寮を思い出した。ここに限らず、沖縄にはアメリカみたいな建物が多い。白浜の海が見えるお風呂入って、夕食バイキング食べて、プールサイドでブログ書いてるなう。

環境変わって戸惑ったけど、ここまでやるべきことはやったので、明日は己の力を100%引き出します(`∇´ゞ