再確認しておきますが、私の隔離はコロナを疑いがあっての隔離ではなくには、シンガポール入国のためのコロナを持っていないことを証明するための隔離です。検疫という言葉を使っている場合もある。新しい事象なので言葉がまだ定着していないようです。
隔離生活には、いろいろな決まりごとがあって、ホテルに到着したときに英語のプリント(この言葉は死語かもしれない)シンガポール観光局からの3ページ、ホテルからの1ページを渡された。
それによると部屋から出てはいけない。誰とも接触してはいけない。などなど・・・(別の機会に詳しく書く)
食事は部屋のドアの外の椅子の上にある程度決まった時間に置かれる。一応時間は決まっているが、8am-10am、12pm-2pm、6pm-8pmと幅がある。その他タオルやシーツも部屋の外に置かれる。シーツの交換や掃除に誰も部屋に入ってくることはない。食事とかは、どうやってわかるんだろうと思っていたら、一応ドアベルを押してくれる。でも会ってはいけないのですぐに出てはいけないのかもしれないと思いながら、私は、マスクをして一呼吸置いてから開けることにしているが、いつもすでに人はいない。
3日目12月11日の3時頃ドアベルが鳴ったのです。ホテルの物品の配達はこの時間帯にあるはずで、私は、すぐには、開けてはいけないのかと思いながら、それでもなんとなく心待ちにしているところもあるので開けたら、人が2人立っていて、一人は、ちょっと離れたところもう一人は、椅子の向こうで、ICA(入国管理事務所)の人らしかった。「パスポートチェック、パスポートを見せてください。」といわれて、パスポートを見せた。と言っても渡すのではなく、写真のページを開いて腕をいっぱい伸ばして相手に見えるようにする。それだけで終わり!
「体温チケックとかはしないのですか。」ときいたら、「スワッブテストの時に来ます。その日程は知らせます。」と言ってそれでおわり。スワッブテストとはPCR検査のことだと思う。
前出のプリントに毎日2回以上検温しろとか書いてあったけど、検温結果も風邪の症状も電話でもネットでも一切聞かれてない。部屋に体温計もなかったので、家族にデリバリーサービスを使って届けてもらったのだが・・・
要するに隔離なんですよね。誰にも接触しないで2週間過ごす。・・・ということのようです。
近所の日本人青年に夕方電話した。実は、このホテルには、私以外にもう一人日本人がいるのです、しかもほとんど同じ日時に隔離が始まった。しかも同じ階、この並び、多分3つ向こうの部屋!
彼は、誰もこなかったという。ドアベルに気がつかなかったのか?彼には別の日に来るのか?
この青年とは奇縁?かな?この青年のことは、また別の機会に書くね。