やっぱスキーが好きなのよ♪

スキーが好きだっ!ビールも好きだっ!食べるの好きだっ!グルメじゃないっ!愛犬 麦

昨日から家族が増えました

2018年05月20日 16時22分54秒 | 麦の唄(愛犬「麦」との生活)

突然ではございますが、昨日から我が家に家族が増えました。
いえいえ、決して私たち40代後半の夫婦に新しい子供が生まれたわけではございません。
増えたメンバーは、犬です♪

我が家では娘が幼稚園の頃から犬を欲しがっていたのですが、その頃には我々夫婦に「飼う」という余裕も無く、また、娘にも責任を持って飼うという事をどうやって教えたら良いのか、分からずずっと保留にしてきました。そもそもその頃は借家だった事もあったのですが・・・。
娘が高校生になり、そういった責任についても自分なりに理解できると思えて来たので、飼うことにしました。
(娘が娘が・・・と書いてありますが、実は僕も犬が凄く欲しくて、奥さんにずっとお願いしていました(笑))
ペットショップで・・・という事も考えたのですが、保健所などで沢山の小さな犬たちが処分されているという話を奥さんがしてくれて、家族全員で相談して、そういう犬を引き取ろうという事になりました。
色々と調べていく中でとあるNPO法人を知り、今回そこで引き取る事を検討する事にしました。

このNPO法人で引き取る事を決めたのは、ここが「ちゃんとしている」と思ったから。一番響いたのは犬を「愛玩動物」ではなく「伴侶動物」としていること。家族の一員として迎えて、最期まで面倒を見る事が大切だというのが伝わってくる事。そして複数の誓約事項を守ることが出来ない人には犬を譲らないという事。更にはこういった不幸な犬たちを沢山作らないために(賛否は色々とあると思いますが)、避妊・去勢をしなければ犬を譲らないという事などが徹底されているからです。
当たり前なのかもしれませんが、そういった事が明示されていたお陰で、これから里親になろうと思っていた僕らの家族の気持ちをしっかりと、じっくりと4人で話し合って面会の日を迎えることができました。

面会日の少し前から僕は結構緊張していました。当然全ての犬達が我々に対してwelcomeという態度ではないわけで(どちらかというとそうではない犬の方が多いと思っていた)怖かったし、良い子が見つかったとして、その子を家族の一員として一生一緒に生きていく事の責任についても深く考えていたことでちょっと気負っていた所もあったし。でも、その日はやってきて、そのNPO法人が運営するアニマルシェルターへと向かいました。

アニマルシェルターへ到着したのはお昼の12時40分頃。まだお昼休みです。
駐車場で待たせて頂いて、13時に面会の建物へ。その建物周辺にも沢山の犬達がいます。「よそ者が来た!!」と言わんばかりに、ワンワン吠えます。大きい犬はやっぱり怖いですが、向こうも柵の中でも向こうの方にいたので怖かったのでしょうね。
面会の建物に入りますと、諸々アンケート(里親になった場合の飼育環境などの再確認)、面会する上での注意事項などの話がシェルターの職員さんからありました。職員の方々は皆さん対応が非常に良くて僕ら家族は安心して犬達と面会することができました。
面会のお部屋に入って、僕はかなりビックリしました。それは、怯えた表情の犬達がとても多かったから。きっと人間に対する不信感を持っているのだと思います。そりゃそうです。人間に捨てられたり、傷つけられたり、時には追い払われたりしたんでしょう。少し大きい子は(もちろん愛想の良い子もいましたが)ケージの端っこの方に行き、最初は凄く吠えて、そのあとはじっとこちらの様子を伺っています。
少し大きい子達は手を出しても匂いを嗅ぎにくる子は少なくて、心に傷を負っているのかもと思いました。
その中でもやっぱり子犬からが飼いやすいということで、僕らは2匹にしぼっていきました。

この子(黒いの)→オス、2ヶ月、飼われていた犬から生まれて飼い主さんが飼いきれず保健所へ持ち込まれたそう。他に兄弟が同じ部屋にいました。凄く愛想が良くてクンクンしてくる元気な子。


この子(茶色いの)→メス、2ヶ月、野良犬ファミリーの1匹だったみたいでどこかで保護され保健所へ。他に兄妹が同じ部屋にいました。野良犬だったためか引っ込み思案(警戒心?)でケージの隅でちょこんと座っている大人しい子。


娘は黒い方推し、息子は茶色い方推しでした。
どちらにも決められないまま時間は過ぎて、いざ決めないといけない時になるも、娘は決められず。
家族会議の結果、こちらの子が我が家の家族になる事になりました!
じゃんっ!!

僕の決め手は女の子だという事。会社の先輩から女の子の方がオシッコの躾などが楽だと聞いたからです。

娘は最後までどちらにも決められず決まった後に自分が最初に良いと思った犬ではない事やその犬がどうなるか不安で泣いてしまいましたが、引き取りの手続きの説明をきいてこれからこの子と長い時間一緒に暮らしていく事、世話していく事について覚悟を新たにしていたようでした。
引き取りの手続きには「誓約書」に同意したり、引き取りまでにかかる費用(避妊手術代、ワクチン代など)を支払ったりしました。
うちの子犬は避妊手術がまだでしたので、当日に引き取る事ができずシェルターでの一時預かりとなりました。概ね10日程度で引き取りが可能になるようなので、シェルターからの連絡を待ちたいと思います。避妊手術は全身麻酔で行うそうで、稀に目が覚めなくなる子もいるとか。
無事に帰って来てくれることを祈ります。

で、早速帰りに色々と準備品を買って来ました。
家族が増えた記念に焼肉も行ってきました。
シェルターからの帰り道からずっと4人で名前を考えて来ました。
色々と案を出しましたが、焼肉屋さんからの帰りに奥さんが提案した名前に皆が「いいっ!!」となって決めました。

「麦」にしました。決して僕がビール(麦酒)が好きだからではありません。
毛の色が麦色な事、そして麦のように真っ直ぐに育って欲しいと思うので良いと思ったのです。
そして、野良犬だったから、正しい誕生日もわかりません。なので、生後2ヶ月位という事で、初めて会った5月19日の2ヶ月前の2018年3月19日を誕生日にしました。
そしてさらに、何故か麦ちゃんのテーマ曲も決定。
中島みゆきさんの「麦の唄」です。
「麦に翼はなくても 歌に翼があるのなら 伝えておくれ故郷へ ここで生きてゆくと 麦は泣き 麦は咲き 明日へ育って行く」
ってのがなんか合っているなぁ〜と。

麦ちゃんが我が家にくるまで待ち遠しい・・・その1日目の今日、昨日買って来たものたちをそれを組み立てたりしました。 (6月10日追記:ICチップの申込書に、麦が施設に初めて来た日→5月11日 の2ヶ月前の3月11日を誕生日として登録されていたのと、保護されたのが茨城で震災の時に飼い主さんとバラバラになってしまった飼い犬の子供とか孫とかかもしれないと思って、麦の誕生日を3月11日にすることにしました。)

早朝に起きて洗車して、犬グッズを組み立てて、買い物行って・・・忙しく過ごしています。
さぁ、麦ちゃんを迎えに行くその日まで、頑張っていこう!!

ワクワクしてしまってもうどうして良いのかわかりません・・・40代後半のオヤジです。

コメント (4)
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