やっぱスキーが好きなのよ♪

スキーが好きだっ!ビールも好きだっ!食べるの好きだっ!グルメじゃないっ!愛犬 麦

文具のこと-万年筆が好き、モンブランのボールペン活用-

2021年02月20日 18時14分32秒 | 日記

相変わらず休日を持て余しておりますが、とは言え色々と楽しんで過ごしてもおります。

3年前に亡くなった父の愛用品の一つにモンブラン(MONT BLANC)のペンがありまして、実家に置いてあったものを、母はどうせ使わないので亡くなった時に形見でもらってきていました。

偽物かどうかというのは頭の中にあったのですが、自分では全く判定は出来ないので、本物だと信じていることにしました。
自己満足の世界ですから。

昨年からそれらを使えるようにたいと考えていました。

万年筆(MEISTERSTUCK146)と、型番とかはわからないけど、高級そうなキャップ式のボールペンの2本です。

あと、確か就職した時だと思ったのですが、MEISTERSTUCKのボールペンを海外出張の土産でもらって、それはずっと使わずに持っていました。実はモンブランのペンの書き味が何だか硬くてあまり好きじゃないんです。さらにはカートリッジが高いのもハードルになっていました。


左から MEISTERSTUCKボールペン、MEISTERSTUCK146万年筆、種類不明のボールペン

 

~話は少し逸れて どんな万年筆を使っているか~

普段僕は仕事でも万年筆を使っています。サラサラ書けてとても良いのです。

プラチナ万年筆のプレジールというシリーズの万年筆を愛用しています。1000円位で持つ部分はプラスチックだけど、とても書きやすくて好きです。0.5mmのペン先を使っています。それにコンバーター(インクを吸うタイプのインクのタンク)を付けて、パイロットの瓶に入ったインクのブルーブラックを入れて使っています(このインクは30mlで450円で買えますので、ガシガシ書いても大丈夫)。
兎に角普段遣いにつかっています。

あと、LAMYのsafariというシリーズの万年筆を使っていて、それにもコンバータをつけて、これはMONBLANCのMYSTERY BLACKというインクを入れて使っています。この黒が素晴らしく濃くて好きなのです。

外出時にはGuy Laroche(と一応書いてある)の万年筆にPelikanの4001Violetのカートリッジタイプを入れて使っています。

万年筆はとにかく書き味が好きで、メカ的にも好きなので高いものではないですがこのほかにも数種類持っています。

サラサラ書ける筆記具が好きなのです。

 

~話を戻して、MONTBLANCのペンを復活させようという話~

コロナ禍でヒマしていましたので、いつものようにネットサーフィンをしていまして、そうだそうだ、MONTBLANCのペンを活用しようと思ってインクカードリッジを探していましたところ、こんな製品に出会いました。

どうやらこのアダプターを買えば、国産の好みの書き味のボールペンの芯をMONBLANCのボールペンで使えるようになるみたい。

MONBLANC純正の替え芯は1000円程度するので沢山書くのはもったいない様に思えてしまって、やっぱ100円~300円位で買える国産ボールペンの替え芯はリーズナブル。
サラサラタイプを使えば・・・という事で、早速詳しく調査すると、人気の三菱鉛筆のJET STREAMというペンの替え芯がつかえるようになるとか。

そもそもJET STREAMを知らない僕は、娘が持っているもので試し書き。こりゃー使いやすいという事で、このアダプターを購入してみました。


3種類買いましたがね・・・真ん中のは要らなかった。
 
で、早速この2本のペンに取り付けてみましょう
 
ジェットストリームの替え芯168円でした!
 
こんな風にアダプターに替え芯を差し込んでいくと・・・


なんとなく同じ感じになるのです。

上がMONBLANC純正の替え芯、下が今回買ったセット。
 
 

先端はこんな感じになりました。インクの色を示す黒の印が安っぽいですが、まぁいいでしょう。

見た目が少し安っぽくなったと思いましたが、これでガシガシ使っていけると思います。
収まりも大変よく、書き味も軽くなって(そりゃ当たり前なんだが)使いたい気持ちになりました。

キャップタイプの方は自宅で、ペン先を出すタイプの方は外出時に使いたいと思います。
 
 
~もう一本の万年筆~
父の形見のもう一本の万年筆。MEISTERSTUCK146ですが、出来れば修理して使えるようにしたいと考えています。でも、ネットとかで見ると結構修理代がかさみそう。もっと壊れちゃっても困るし。
一度修理見積に出してみようかな・・・なんて思ったりもしていますが決めかねています。
 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワタシのスキー史4 「ステップアップ目指す期。レースに出たり、子供たちを巻き込んだり(子供らもバッジテスト)」

2021年02月20日 15時57分01秒 | ワタシのスキー史(自己満足)

ワタシのスキー史3 「高みを目指してチャレンジ1級」よりの続き

 

15. 次の課題を決めました→小回り力アップとコブチャレンジ

基礎スキーを始めて割と早い段階で目標を達成できてしまいましたが、まだまだスキーに関する課題は満載。

検定こそ上手く行ったものの、1級の名に恥じぬような滑りを出来るようにならなくちゃ。

まず1級なのに小回り下手、コブ滑れないの2大マイナスを何とかしなければなりません。

【当時の滑り】

 

2007.01.25 やぶはら第三ロッヂの大将に撮っていただいた写真。大回りですが、足が開いてX脚になっているし(当時は肩幅程度にスタンスを開くように教わった)、ちょっと外向が強いように思います。

まだまだこんな程度の滑りですので、上級者というには遠い。

とは言え、コブにも積極的に挑戦するようになりました。

2007.03.08 やぶはら第三ロッヂの大将に撮っていただいた写真。それまで怖くてあまり滑らなかったコブにも挑戦し始めた。検定の為に仕方なく練習する程度だったため、実際にどう滑って良いのかわからずガムシャラに滑る期。写真も緩斜面の浅いコブの割には散らかし滑りでめちゃくちゃだけど、自分なりにはかなり頑張っているのです。

この頃は上村愛子ちゃんのI LOVE MOGULというビデオを見ながらコブがこんな風に滑れるようになるといいなぁ~って思っていました。

また、丁度この時に初めてヘルメットを使い始めました。

 

16. 子供たちにも検定を受けさせることにしました。

自分の趣味に家族を巻き込んでいましたので、子供たちも一緒に行くことが多かったです。

そんな中、子供たちもスキーを楽しみになってもらえるように、スクールに良く入れていました。

スクールを受けていると、検定が受けれる程度なのかなどを先生が教えてくれます。

2007年3月21日、当時小学校3年生の息子がSAJ4級を受けることになりました。

4級は講習内検定です。

 ←検定前でちょっと緊張気味の面持ちでのガッツポーズ

←検定員は僕の師匠のY先生。ラッキー!

←検定中の様子

 ←無事合格しました

その後も子供たちはバッジテストを受けて行きます。

2021年1月現在 息子はSAJ2級、娘はSAJ3級です(もう受けないみたいですけど)

ちなみに子供達は怖いものなしでスイスイ滑ってました。まだ小さかったこの頃も、やぶはら高原の「壁コース」と言われる最大斜度、平均斜度共に34度のコースもスイスイ下ってました。

←途中でカメラ目線を送る余裕もあり。お父さんまだ来ないの?って言われちゃうくらいでした。

←斜度なんて関係ないんです。歌いながら降りて行ってしまいます。

 

17. 一度経験してみたかった「レース」に出てみた日。

当時のホームゲレンデやぶはら高原では毎年「やぶはらGS大会」というものが開催されていました。

一度経験してみたいと思い、出てみる事にしました。

道具から入る私としては、流石にワンピまでは買いませんでしたが、前述のヘルメット(これは無いと出場できない)と、そして板も買っておりました。

OGASAKA Triun-G 185cm 何とブックオフの系列B-SPORTSで新品15,700円でした。

 ←↑ この板は結構手ごわかった。ほとんど履かないまま売ってしまいました。

 

で、いよいよレース当日の2007年3月27日です。

この日は前日に雨が降って、カチカチのアイスバーンになっていました。

 ←第三ロッヂの前もカチカチ

 ←大会概要です

朝8:45から開会式です。開会式では色々な方からの挨拶・協議への諸注意がありました。

←開会式

9:20からはコースインスペクション。いつも滑っているコースなのに、旗門が立つと全く違うコースに見えました。

コースインスペクションは念入りに行いました。

スタート地点はこんな感じ。

←あと20番位の時に撮った写真

 

皆さん本気です。ナスタ―レースの公認大会という事でナスターレスポイントがもらえるということなので、本気の方々が多いわけです。僕はただただ「レースを経験してみたい」と思っていただけなので、ちょっと場違い感。

殆どの方々はレース用ワンピですが、僕は普通のウエアでしたし。

更にはパラリンピックにチェアスキーで出場の田中佳子選手なども参戦しており、かなりビビりました。スタートの係の方に「緊張してるねぇ~♪」って笑われてしまいましたが、そりゃー本気の方々に囲まれて緊張もしますよ。

 ←チェアスキーの方々

とは言えスタートしまして、何とか転ばず完走して参りました。

分かったことは、

1)雪面硬化剤の威力。以前にアルペン競技の佐々木明選手がイベントで「ワールドカップの斜面はスケートリンクより硬い氷だ」とおっしゃっていましたが、なんとなく意味が分かりました。

2)規制されたコースを滑るのは難しい。全くレース経験がない僕にとっては初めての経験ばかりで、どのようなラインを取ったらよいかが全く分からず、ターンが殆どズレターンになってしまい、かなりのタイムロスだったと思われる。

3)先行者が滑ったところが掘れていてガタガタだったため滑りにくい。先行の方々が滑った後はガタガタで、その溝に板がはまると上手く操作が出来ず、スピードも出ている中では中々おっかない状況となりました。

トータルしては非常に楽しかった。スタートリストに載った自分の名前を何度も見返してみたり、コースインスペクションも気持ちはレーサーで格好つけて(自分の中で)やりました。皆さん一生懸命で、色々と作戦を練っておられたのですが、僕はそう言うのはわからなかったので、雰囲気を楽しみ、ポールの場所だけ覚えておきました。滑るのも自分なりに必死に滑りましたので、凄く満足感がありました。何と言っても一生懸命やる事は凄く満足するって事がわかりました。

良い経験になりました。

 ←レースの結果。僕のゼッケンは288番。

結果は完走者の中ではビリから3番目。ちなみに僕は前の順位の方とは1.13秒の差。後ろの人とは27秒の差。後ろの人は転んだりしたのかと思います。つまり実質ビリなわけですが(笑)

 

おまけ写真

←2007.04.15 チャオ御岳スキー場へ家族で行った

 

ワタシのスキー史5「我が心の故郷、第三ロッヂ」へ続く ←準備中

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ケータイ補償サービスを利用してみた

2021年02月14日 15時39分00秒 | 日記

この数日、急に携帯電話のバッテリー表示がおかしくなってきた。

フル充電の状態で少しいじると普通にバッテリーを消費していく感じなのだが、その後少し置いておくと何分もしないうちに70%とかあったバッテリーの容量表示が1%とかになって警告が出てきてしまう。

それで電源を再起動すると表示は70%前後に戻るというもの。

最初はバッテリーを疑ったのだけど、バッテリーの最大容量は86%。きっとバッテリーの状態を検知する部分が故障したのだと判断して、修理に出す検討を昨日から始めていました。

iPhoneの場合にはdocomoショップでは修理できなくて、直接Appleのショップに持ち込むか、修理の申し込みをして、製品を指定されたところに送るか・・・である。

修理に送ってしまうと数日かもしれないけど独り暮らしの母や叔母との交信手段が無くなってしまうなぁ~という事と、こんなコロナ禍で、立川のAppleのショップまで行くのは嫌だしなぁ~などと悩んでいました。すると奥さんが、「ケータイ補償サービス使ってみたら?」というので、おおっ!!そうだそうだ、その手があった!という事で早速昨日の夕方に申し込んでみました。
※丁度昨晩深夜に大きい地震があって、やっぱり携帯電話で母や叔母と連絡を取ったので、携帯電話が無い期間があるといざという時にかなり困るなと思いました。

ケータイ補償サービスは月額900円位の保険的サービスで、故障した時にdocomoが携帯電話をリフレッシュ品に変えてくれるというもの。
※リフレッシュ品とは、docomoが回収した携帯電話を検査して使える基板を流用して、外装とバッテリーを新品に変えて提供するというもの。

そしてネットで申し込みをするとなんと10%offに。税込み12,100円の所、税込みで10,890円になりました♪(携帯の機種変更時などもネットで申し込みすると手数料が要らなかったりして、色々と安くなるみたいです。しかもドコモショップでの受け取りなどが可能らしく、設定などで困らないというのが素晴らしい!)

ちなみにこの料金はポイントで支払ったので、現金は払っていません。

昨日の夕方16時過ぎに申し込みをしまして、先ほど朝10時半頃に代替電話機がヤマト便で到着。早い!

→小さな段ボールで届きました。

内容はこんな感じ。

 →交換電話機お届けのご案内書

→古い電話機は返却前に初期化してね・・・の案内とデータ移行の説明書。

→古い電話機返却の巻

→電話機と保護カバー

昨日のうちに100均で液晶の保護ガラスを買っておきましたので、取り付けてみました。

 →100均でも今はすごく良い感じなのです。

→左が新しいiPhone7。右が古いの。

保護ガラスが少し青みがかっていましたが、全く同じような状態です。
ちなみに付属されていたWETの方のふき取りシートは乾いていましたけど・・・中国製なので100円なので仕方なしですね。

ちなみに前に付けていた保護ガラスは楽天で350円位で買いました。ツルツルでお気に入りの奴。

それで、付いてきた説明書に沿ってデータ移行を進めます。

まずはitunesに古い携帯の中身をバックアップ。常日頃からバックアップしているので早かった。
(車中泊で使うテーブルを出して、作業を実施。車中泊気分です♪)

それで、次に新しい携帯にそのバックアップした内容を移行・・・と。

すると・・・iPhoneのiOSのバージョンがが古すぎてこのままではデータ移行が出来ない・・・との事で、まずは新しいiPhoneをセットアップ。(Apple IDとかが要ります)

それで更にiOSをバージョン(現在はiOS 14.4)アップ。とにかく時間がかかります。

そしてitunesでバックアップした内容を移行。→これにまた4時間くらいかかる。

まじか・・・
結果概ね2時間程度でした→デジタルってよくわかんない事多いよね。
 
という事で、現在この時間を利用して書いておりますです(;・∀・)
 
バックアップした内容を移行した後は今までと同じ順でアプリなどが並んでいましたよ。
いくつかのアプリではIDやパスワードの設定をしないと使えない感じですが、ほぼOK。
 
また、ドコモメールの設定がされておらず、その設定はしなければいけませんでした。
ちなみにその設定方法については説明書にQRコードが付いていて、それを読み込み指示に従えば簡単でした。
 
良かった事などまとめ
1)docomoの(docomoにしかないらしい)ケータイ補償サービスは意外と良いと思う
 月々は900円ですから決して安くはありませんのでしょっちゅう買い替える人には要らないものだと
 思いますが、少しでも長く同じ機種を使いたい人には良いと思います。
 2)携帯電話が送られてくるのが早い!
 昨日の夕方申し込んで、今朝来ましたので早いです。今は携帯電話が無いと困る時代ですので、
 とにかく代替機が早く送られてくるのは大変ありがたい事。
 3) 手続きが簡単
 インターネットで手続きましたが、docomoのホームページにログインして、このサービスを
 選択して進めて行ったらあっという間に代替機の手配が完了した。
 電話でも手配は出来るようですが、ネットだとものの10分もかからず手配が完了しました。
 4)バックアップからデータ復元の設定が簡単!
 ケータイ補償サービス ご利用の手引 というのが付いてきて、とても簡単にデータの引継ぎが
 できた!わからない所ではQRコードを読み取れば説明やガイドが付いてくるので簡単でした。
 5)携帯電話に紐づけされたiPadを持っていて良かった
 このiPadにも携帯のメールアドレスに来るメールが設定されているので、こちらで色々と
 見る事が出来て楽だった。
 6)初めて買った100均の液晶保護ガラスがとても良い!!
 これは突然の事に対応しようとして「とりあえず」買ったこの液晶保護ガラスが以外にも
 良かったというだけの事なのですが・・・ダイソーってすごいわ。
 
 
移行が終了したところで、古い方の携帯を初期化し黄色い返送用の封筒へ。
長い間ありがとう。修理・リニューアルされて困っている方の所でまた活躍してね♪と願いつつ封筒へ入れました。

で、このiPhoneはそう言えばいつ買ったんだったかな・・・と思い出してみたところ・・・

購入した時の記事がありました。https://blog.goo.ne.jp/snowlimit_55/e/3f8b66cad174f04352ceba1d6fd4831b

2017年9月に買っていましたね。つまり使用した期間は3年半という事になります。

故障も無くご機嫌で動いてくれていたのですが、これって長いの?短いの?と。普通はもっと早く壊れるものなのか?もっと長持ちするものなのか?

修理したと同じ感じなので、まだ使うと考えたらまぁ深く考えることも無いかと。

ちなみにその時に付いてきたiPadはとても元気で活躍中です。

 

あと、修理検討をしている時に、最悪は買い替えるか・・・とも思っていました。

背面に付けるカバーを実は複数種類持っているので、この大きさのものが良いと思ったという事もあり、昨年新しく出たiPhone SE2に使用かとも思ったりまもしました。5G非対応だけど、プロセッサチップはiPhone11と同じものとの事で、良いのではないかと思っていました。

でもどうせ5G非対応だし、買い替えると75000円もかかるし・・・とコスパが悪いので、では5G対応のiPhone12はどうだろうと思いました。でも、10万円以上になるとの見積だったので、やっぱ高いなと・・・。

なので、このケータイ補償サービスを使う事にしました。5Gが広がってくるまではこのiPhone7を使い続けましょうかね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワタシのスキー史3 「高みを目指してチャレンジ1級」

2021年02月07日 14時02分00秒 | ワタシのスキー史(自己満足)

ワタシのスキー史2 「本格的にスキーに取り組み始め~バッジテストへのチャレンジ」より続き

14. 更なる高みを目指す ~1級受験への道~

2級に受かった2003年春からずっとやぶはら高原と開田高原マイヤの両スキー場を中心に練習してきました。

スクールに入ったり、やぶはらではいつも決まった食堂に行くので(今は無き、「第三ロッヂ」詳細は後述)そこで知り合った先輩方(クラウンをお持ちの方もいて)に教わったりして一生懸命練習しました。

その頃の写真

 2004.03.01 スキージャム勝山にて

 2005.02.27 スキージャム勝山にて

2005.04.16 チャオ御岳スノーリゾートにて

 

前出のY先生にも散々教え頂き(Y先生はスクールが無い時にも一緒に滑ってくださって、内緒で教えて下さったりして)、技術向上を狙っていきました。

兎に角がむしゃらに滑ってました。Y先生が必ず仰っていた事は「楽しく滑らなければ続かない」という事。選手などではない我々にとってスキーはレジャーの一つであり、苦しいレジャーなど無いのだと仰っていました。レッスンの最後には「最後の一本ですので思い思いに楽しく滑りましょう!!」と言ってフリーランとなるのがいつもの終わり方でした。お陰様で今まで苦しい事は無く(上手くいかない事は多々ありましたが)楽しくスキーを続けられております。

そんなある日、Y先生のレッスンを受けていると(結構いつもプライベートレッスン的になる)先生から、「そろそろ1級受けてみたらどうかね?ダメ元でさ。」というお話を頂きました。そもそも1回目で受かろうという事を考えるのではなく、どんなものか試してみるのもいいんじゃないの?的な事も言われ、そういえば2級の時もそんな気持ちでやったから良かったんだと思い出し、受けてみることにしました。

それは2006年の1月の事でした。1級受験には事前講習が必要です。その日は一日レッスンでしたがその中で事前講習もしていただき、事前講習の証明書を頂きました。

その頃の苦手は相変わらず小回りと、1級での必須科目のコブ。

実はやぶはら高原のコブの検定バーン(通称2コブ)は厳しくて有名。深い凍ったコブが待っているのです。

 ←こぶの検定バーン(2こぶ)、結構深くないですか?

そんなの滑れない!!という僕にY先生は、「君は大回り、中回りが得意なのだから、コブは捨てて得意種目で得点稼いで、小回りを何とかすればきっといい線行くよ。」とアドバイスを下さいました。「コブなんか不格好でも何とか降りて来れば良いのだから。」との事。

それからはコブをとりあえず降りられるようにする(なんとなく滑っているかのようにズレながら)ために滅多に入らなかったコブも入り、小回りも体が遅れないように練習しまくりました。

師匠の教えは、何時も楽しく!なのだから、練習の終わりには必ず中~緩斜面を大回りカービングターンでぶっ飛ばす!!というのをやりまして、受かる気が全くしない1級受験へ備えたのです。

途中2月頭に熱を出し、スキーに2週連続で行けないという事もありながらも2006年3月2日、1級を受験するのでした。

 

15. 運しかなかった思い出の1日 ~1級受験とその結果~

2006年3月2日(木)。平日。会社を休んで平日設定の1級試験日に行きました。

天気は朝一番こそ曇っていたものの晴れ。快晴。前日夜に雪も降って、寒くてゲレンデコンディションは最高!

 ←最高のコンディション

午前中スクールが開く時間に申し込みに行って(既に2番目だった)午前中の事前講習も(既に1月に受講していたが受けることにした。

←やぶはら高原スキースクール。普通の家みたいな建物です

僕のゼッケンは2番でした。

 

その後一人で少し気持ちよく滑って、気持ちを高めて事前講習。

事前講習も気持ちの良い最高のコンディションで受ける事が出来ました。

 ←最高でしょ!!

事前講習での先生のコメントは

大回りは特に問題なし。

小回りは、体が後ろに残る(後傾)のでスピードが出て制御できなくなっています。もっと体を谷へ落とし込みましょう。

フリー滑降は何とかOK。ギルランデによる小回り時に腰が引ける(やっぱ小回り)。

中回りはOKだが、ちょっとターン弧が小さいかな。

不整地(コブ)はスピードは速くなくて良いのでとにかく同じリズムでゆっくり滑り降りてきて下さい。足を揃えて(両足の内側のくるぶしをくっつける意識で)降りてこられると良いのですが・・・。

お気楽、受からないだろうと思っている検定受験とは言え緊張していたのだと思います。お昼はあまりのどを通らず、いつもなら大食いの僕もこの日は山菜うどんだけ、あまり味も覚えてなかったです。

第三ロッヂの大将(ご主人のあだ名)に今日はなんだか暗いね・・・って言われるくらい緊張していました。

早々にお昼を食べて、リフト1本ぶっ飛ばして滑ってから、検定バーンで練習。朝に言われた事を思い出しながら滑りました。

 ←平日は空いていて最高です

とにかく大回りと中回りの目標点数を72点と決めて、あとは捨てて行く作戦です。

検定は13:30に国設3ゲレンデ(現在 こく3A)に集合となっていました。2級検定の方々と一緒です。

当日は1級受験者(赤ゼッケン):7名、2級受験者(青ゼッケン):5名 でした。

いよいよ緊張の検定がスタートします。

【1種目目:大回り】国設3ゲレンデ上半分、ゼッケン1番から順にスタート

得意な大回りからのスタートで嬉しかった。楽しそう感とスピードを出すことを心がけた。ラインがあまり縦にならず、ちゃんと板に働きかけている事を示せる幅を使った深めのターン(外足加重)で滑った。いい感じだった。

 

【2種目目:小回り】国設3ゲレンデ下半分、ゼッケン3番から順にスタート

苦手だから吹っ切れていたのかもしれない。体をフォールライン方向へ落とすことだけ、お尻が遅れないように頑張って滑った。ちょっと中回り気味だったかもしれないけど、自分としては今まで滑った中で一番良い出来だったと滑り終わって思った。

←小回りスタート合図待ちの皆様(緊張感が伝わりますか?)

←小回り前走の先生(レーサーらしいです)

 

【3種目目:フリー滑降】国設3ゲレンデ、ゼッケン5番から順にスタート

フリー滑降は現在の総合滑降。

大回り同様スピード感重視で、楽しそうに滑ることを意識した。大回りは外側加重の深回り意識。

大回り5ターン→ギルランデ小回り→大回り1ターン(方向転換)→ギルランデ小回り→中回り→ゴール

という順で滑った。2回目の小回りで腰が引けてちょっと焦ったが総じては何とかなった。

←スタートを待つ皆さん1

 ←スタートを待つ皆さん2

 ←総合滑降検定中の様子

←滑り終わって後続の人たちを見つめるメンバーと検定員(上の方)

 

【4種目目:中回り】国設2ゲレンデ、ゼッケン7番から順にスタート

これも得意種目なので、しっかり外足加重が出来ればOKっと思いつつ滑りました。目線の先送りだけ注意していました。

でも、ここには悪魔が。

滑り始めて前半は絶好調♪

(* ̄▽ ̄)フフフッ♪ こりゃ行ける!

残り3ターンの所で

Σ( ̄□ ̄)! んがっ!!

凸凹がつ!!

そのまま体が開いて後傾きに。

修正できずにゴール・・・。

ああ・・・得意種目を落とすという・・・。

かなりブルーに。その証拠に滑った後の写真撮ってないし(余裕なし)。

 

【5種目目:不整地小回り】2こぶゲレンデ、ゼッケン2番から順にスタート

2こぶはとにかく異常にコブが深いのです。ちなみに主任検定員も転んでました。

ただ、主任検定員が転んだことで皆大分気が楽にないりました(今思うとガチガチに緊張していた皆をわざと転んでリラックスさせたのかもしれません)

バーンはアイスバーンの深いコブ。

前走の先生もラインを慎重に確かめる位厳しいコース。

←前走の先生もラインを慎重に確める

←なだらかに見えるけど、結構急斜面でコブも深い

前走が終われば、スタート順が僕から。よりによって一番苦手種目でしかも気持ちが落ちている時に。

コブの裏側をしっかりと両足でとらえて、足はそろってなくてもずっと同じリズムでスピードを殺して滑る事だけに徹した。

何とか転ばずに降りる事が出来て、ゴールした時には「よっしゃ!終わったっ!」ってガッツポーズしながら叫んでしまい、ギャラリーと先生方に笑われてしまいました。

←演技を見つめるジャッジ・先生・パトロールの皆さん

「おぉぉ~っ!降りてきたよぉ~!」「あぶねぇ~っ!」「おっ!持ち直したぞっ!」「すげー、すげー」「あ~っ!転んじゃったね、残念!!」「この斜面厳しいねぇ~」等声が絶えない。

評価する人々、スタッフとして手伝う人々も楽しむ検定でした。

 ←演技を終了してほっとする皆さん。お疲れ様でぇ~す!

15:00丁度位で終了です。

 

【自己採点】

自己採点 大回り:72点、小回り:69点、フリー:71点、中回り:69点、不整地:67点 計:348点

で不合格。

なので・・・

第三ロッヂでくよくよして、ソフトクリームをごちそうになって、常連さんの皆さんとお話ししながら発表時間まで待ちました。

←初1級受験記念写真

予定の15:45に発表会場に入ります。

←皆さん緊張しつつソワソワしつつ・・・

最初は2級発表。「2番 @$%*さん」

・・・『おおっ!いいなぁ~っ!あっちは2番は合格か・・・』なんて思いながら

も拍手。「おめでとう!!」ですね。

2番~5番の4名が合格でした。

続いて1級。

いきなり「2番 けーごさん!」って呼ばれました。『今、けーごさんって呼ばなかったかい?』『うぉ~っ!!合格じゃん!!すげーっ!!』・・・って思いながらも、冷静ぶって合格証を受け取りに前へ。手は震えるし・・・もうドキドキでした。

成績は結局

大回り=71点、中回り=71点、小回り=70点、不整地小回り=69点、フリー=72点 合計=353点

合否判定コメント:全てにおいて種目内容を理解していた。早いリズムになるとニュートラルポジションに戻れない。

 ←評価はコメント後こんな感じで掲示されました

本日の1級合格者は2名でした!!

中回りが自分の感覚より良かったことと、フリーが最高に良かったので、何とかなりました。

やっぱコブは悪かったけど、コースの状況が考慮されたのかもしれませんね。

頭でっかちのスキーをしている事が良くわかるコメントでした(笑)。

 

合格発表が終わり、バッジと合格証を頂き、Y先生に報告。Y先生、笑顔で「今日の滑りは良かったもんな!」って言われて嬉しかった。ただ、「一回で受かっちゃいかんな!またこれからも練習しろよ!」とも言われましたが。先生は喜んでくれたみたい。

第三ロッヂに戻って大将や奥さん、常連さんに報告。お祝いのジュースなどを頂きました。

 

この日は僕のスキー人生の中で忘れられない一日になりました。

 

ワタシのスキー史4 「レースに出たり、子供たちを巻き込んだり(子供らバッジテストへ行く)」に続く

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする