ゆらり散歩日記

京都を中心に、おいしいお店や気になるもの・・・をご紹介します。

白銀ジャック

2011年10月23日 | 

白銀ジャック / 東野圭吾

少々ネタバレ有り

読みました。
表紙のとおり、季節感のある内容
東野氏の本にしては、めずらしいですね。

おもしろかったです
読み終わってみると、そうくるかーて、感心しました。

この本は、今までにないことが多かったように思います。
登場人物の年齢とか・・・若い。
何より刑事がでてきていないですね
事件を解決しようとするのが、刑事以外。
読んでるときから不思議な感じがしていた理由はこれだったのですね。
新しい風といいますか、新鮮さを感じました

これは東野氏の本の中で、上位にはいります。 すきです
題名もすきです。


葉桜の季節に君を想うということ

2011年08月01日 | 

葉桜の季節に君を想うということ / 歌野晶午



日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞 受賞作品
ということで、気になっていたのです。

読み終えて、ビックリ!!!!
すごいです
最後にはえっそうなの?て、そうくるかーて思いました。
心とらわれました

せつなくて、ミステリーだけじゃなく色々な要素のつまった作品

また登場人物のしゃべり方がかっこよくてすきなんです

読み終えてからも、少しの間、この本が自分の中で消化できずに、残ったままでした。
次の本がなかなかすすまず、
こんなことは、宮部みゆきの「模倣犯」以来。

オススメの本です

他の本だと、密室殺人ゲームのシリーズも読みました。
おもしろかったです。
歌野さんの本にはまっています


1Q84 / 村上春樹

2011年06月22日 | 

1Q84 / 村上春樹


書くのがだいぶだいぶ遅くなってしまいましたが、読んだのは発売当初です。
久しぶりに春樹氏の長編を読みました
やはり、素晴らしい文章+表現力
おもしろくておもしろくて、
読んでいて、とても楽しかったです。

私はいつも春樹氏の小説の男の子はカッコイイと思うのですが、
やはり天吾くんもステキでした
何がカッコイイかと言いますと、話し方です。
とても優しい人柄が伝わってくるのです。

3まであるとなんだか贅沢ですね。
個人的には、シリーズ1と2がすきです


『 告白 』

2010年10月11日 | 

映画、全然更新していなかったですね。
見ていないわけではなくて、ちょこちょこ見ているのですが、なかなか書くにいたらず
特に最近、良く見ているので書きます。

「告白 / 原作 湊 かなえ」
小説を先に読んでいまして、衝撃の内容
映画になると聞いて、どんな風に映像になるのかなぁと気になり見に行きました。

思った以上に血がたくさんでグロテスク、ダーク・・・
見終わった後、暗くなってしまいました
小説を読んでいるとき、文章だと衝撃だったのですが、映像になるとやはりダークになってしまうんだなぁと。

内容は、原作をほぼ忠実に再現
この点において、素晴らしいと思います。
俳優さん達の演技も上手です。
特に少年Bがうまいなぁと思いました。
生徒会長の女の子がとてもキレイな子なので、今後が楽しみです。

小説だけでも充分ですが、映像はどんなのか気になる方はぜひ。
(もう公開が終わってしまったのでTSUTAYAで)

映画は、すいている時に見る派です。
原作は、読んでから見に行く派です


『 虹を操る少年 』

2010年09月12日 | 

虹を操る少年 / 東野圭吾


1994年の作品(単行本)です。
少しのミステリー要素+SFファンタジー
少年が操る光、奏でる光。
読んでいくと、だんだん自分の目の奥に広がっていくイメージ
この本の持つ世界に、引き込まれていきます。
なんだか東野氏の本ではないみたい、
東野氏=ミステリーというイメージが強くて(ごめんなさい)。

ミステリー的要素もありますが、読み始めた第一印象は、キレイなstoryだなぁと思いました。
このお話すきです
ただ、意見が分かれる作品ではありますね。

最近、東野圭吾さんの昔の作品、1980年代~1990年代を読んでいます
そこで気付いた事・・・私は昔の作品の方がすきです。
どう表現すればよいのか難しいのですが、抽象的にいいますと、
昔の方が全体的に色々ストレートに感じます。


『 使命と魂のリミット 』

2007年09月09日 | 

最近読んだ本のご紹介です。
東野圭吾さんの「使命と魂のリミット」


直木賞受賞作品 「容疑者Xの献身」 以来、
東野圭吾さんの本を読むようになりました。

私的な感想ですが、
東野さんのミステリーは、残虐なシーンよりも、
人間の感情を重視した書き方をしているなぁと思っています。
登場人物一人一人の感情がきちんと表現されていて、
その感情の描き方がすごく上手で、東野圭吾氏の世界に引き込まれます。
それだけではなく、ミステリーの要素も素晴らしい
犯人の行動は予測不可能、驚かされます。。

もうすごいとしか言い様がありません。

他には、「白夜行」 「赤い指」 「幻夜」・・・を読みましたが、
「使命と魂のリミット」気に入っています。

今さら私が言うことでもないんですが、、 言わせてください。
東野圭吾さん、すごいです。

なんだかうまく書けなかったんですが、伝わっていると嬉しいです。