Seriously?

ひとりごとです

夜中に眠れなくなったので

2020年12月31日 | 日記

帰省して母と5分の面会をして

実家で父の作った
フグの味噌汁を食べて
床についた11時ごろ
病院から
「容態が急変したので
すぐに来て欲しい」という電話
 
病院が遠いので
タクシーを待ったり
病院に行くのに
時間がかかり
駆けつけ病室に入った瞬間
母の身体につけていた装置が
赤いランプに変わったようだ
間に合ったような
間に合わなかったような
 
 
 
それからとても長い一日
 
 
本来なら次の日お通夜で
その次の日葬儀だが
友引の日になってしまうため
葬儀場の方も
御住職も
「友引の日に葬儀をしても
全く構わない」
と、言ってくれたのだが
父がやはり避けたいと
思っていたので
通常より一日多く
亡骸と過ごしている
 
綺麗にお化粧をしてもらった
母の顔は
本当に生きているみたいで
亡くなる2日前まで
普通に生活していたので
本当にいつも通りに
眠っているだけのように見える
 
父はその母の化粧を施した顔が
いたく気に入ってしまい
自分のガラケーで写真を撮り
待ち受けにしそうな
勢いであった
(今は遺影の写真の方が
待ち受けになっている)
 
両親は
いつも言い合っている印象があり
仲が悪いと思っていたけど
こんなに母は愛されていたのかと
初めて知った
 
私は
死顔を写真に撮るなんて
ちょっと抵抗があって
撮っていないんだけど
明日やっぱり撮っておこうかな
 
 
上の写真は
棺の上に
父が書いた正信偈を載せたところ
棺の中にも数枚入っている
 
正信偈の漢字の配列が
南無阿弥陀仏の形に
抜かれているのだ
うちにも掛け軸がある
 
かなり前に台湾に行った時
お土産に
両親の名前で判子を作ったのを
使ってくれているので
嬉しかった
 
 

そしてこれは
父の詠んだ短歌
 
連れ添うて
苦労かけたな幾春と
無言で微笑む恋女房
 
本当にこんなに愛されていたとは
多分母には
伝わっていなかったと思う
言い合いばかり…
 
いろいろ反省したわ
愛情あるなら
ちゃんと生きているうちに
伝えなくちゃ
そして
素直に受け取らなくては!

 
 
明日葬儀
 
自分の母の死を
ブログネタにしてしまって
とても趣味が悪いけど
自分の記録用に…
不快に思われた方は
申し訳ございません
 
 
夜中に目が覚めたのは
とても怖い夢を見てしまって
眠れなくなったのだ
 
殺されたり
犯罪に巻き込まれたり
事故や災害にあったりしないで
十分なケアの元
安らかに眠りにつくことは
とてもとても幸運なことなのでは
 
(子どもや孫たちは
死に目に会えなかったけど)
 
激しい憎しみや
身を切られるような後悔も
残っていなくて
よくしていただいた病院の方々には
(こんな大変な時に!)
感謝しかない
 
 
31日に自宅に届く予定の
伊勢丹のおせちが
(冷凍ではなく冷蔵)
キャンセルできなくて
知人の家に転送できないか
暇を見ては
黒猫さんのアプリをいじったり
オペレーターに
電話をしているのだが
繋がらず
 
多分明日31日に
留守宅に届けられるのだな
もう、黒猫の皆さんで
お召し上がりください…
と言いたいのだが
電話が繋がらないのだ
八方手は尽くしているのだが
多分ドライバーさんには
伝わらず
留守だと知って舌打ちをしたり
疲労が増したりするのではないかと
思うので
せんない
(山口の方言で「やるせない」)
 
 
そしてこの雪の予報…
我々の運命やいかに
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