洋館群のある風景から移動して、
もう一つの、異国の香りがする場所へ。
長崎市館内町(かんないまち)。
かつて外国人居留地として、この地域には中国人が暮らしていた場所。
新地中華街に隣接する町なんです。
銭湯の入口も年季が入ってて、中国色ただよっているよねー。
ちなみにこの銭湯のある場所、
小説家・吉田修一さんの映画「悪人」で、ロケに使われたところ。
樹木 希林さんが怖い詐欺集団の事務所へ行くシーン、
この2階だったらしいとよ。
けど、こういう古い銭湯みたら
ドラマ「時間ですよ」のあのイメージが思い浮かんでくるっちゃんね(笑)
う~ん、そんな世代っすね
数年ぶりに、この場所へ足を運んでみたんだけど
この地域は新しい町づくりの計画があり、その工事が実行され始めているのか
以前は道の両脇にあった、館内市場のお店がかなり少なくなっていた。
階段を登りながら、八百屋さん・魚屋さん・・・
そんな風景がとってもよかったのになぁ。
昔の風景が消えて、思い出の風景となっていく・・・。
なんかせつないような、そんな気持ちになるね。
よかよね~、こんな風景。
居留地だった頃の名残りがある、こんな中国の御堂が
民家の合間に点在してるとよ。
ぴょんぴょんと
キョンシーが現れてきそうね~(笑)
「おばちゃーん、来たば~い」って、
100円握りしめて、駄菓子買いに行ってるの?
店の奥にみえる居間に、腰の曲がった小さなおばあちゃん(店主)
膝にネコをのせてお茶飲みながら
のんびりテレビをみている。
ちょっと耳が遠いから、「ごめんくださ~い」って何度か言って
やっと、「はいはい・・・」と、つっかけ(サンダル)履いて
ボチボチ出てくる。
「これ、ちっとばってん(ちょっとだけだけど)あんたも食べんね~」って、
さっきまで食べてたお茶菓子を、手の平にギュッと包み込むように
渡してくれる・・・あったかおばあちゃんの店。
っとまぁ、
相変わらず、妄想で楽しんじゃうワタクシです~(笑)
そんな子供ん頃を思い出させるような、
懐かしい小店。
アイスクリームの冷凍ケースも、超なつかしか!
なんかメチャ感動するね!!
さらに生活感ただよう路地へ・・・。
今日のお昼はインスタントラーメンかい?
ごまラー油の香りがぷ~んとただよってきて・・・
きっと、どこかのお宅で
出前○丁かな(笑)
あぁ~ワタシも、おなかすいてきたばい