ほんわか猫な日々

猫の里親探しやTNRの事などを書いています

20年分を

2015-08-15 03:34:06 | *今日この頃報告*
適正に飼育していると言いきりながら

無責任に猫を増やしているとしか思えない現場から


喧嘩して 連れかえったリカーズ 酒班


剣菱



保護時 猫風邪をひいているだけでしたが

しばらくすると
首が揺れるので ひょっとして剣菱には


脳に障害があるのでは?と危惧していました


悪い予感だけは 当たるもので そのうち剣菱は


身体まで 震わすようになってしまったので


きちんと調べて 治せるものなのか?


治らなくとも進行を止めたり 遅らせたりできるものなのかを


把握するために検査にいきました


血液検査の結果は


FIV Felv FIP 全て陰性


MRI CT は 麻酔の負担があるので


もっと成長してからと言う事になりましたが


剣菱の進行は とても速く

不自由そうにしながらも 他の子猫と遊べていたのが

今では歩行も困難になり

ご飯を食べる身体も支えきれなくなって


自力でトイレに行くのが やっとです


剣菱は運動をつかさどる小脳に病変が生じている


小脳変形症 小脳低形成症だと思います


とても珍しい難病だそうで


剣菱のように進行していく子は


1年程しか 生きる事ができないそうです



知った時は 悲しいし 剣菱が不憫でたまらず


嘆く事しかてまきませんでした


だけど どんな子とでも 別れなければならない時は必ずくる

それが1年なのか 5年なのか?

20年なのかは 誰にもわからない


それならば 剣菱の命が1年と区切られているのなら


剣菱は1年で20年分を生きればいい


生きなければいけないような気がしています


それを どうやって生きさせてあげられるのか?


そして 今までも 幼くて逝かなければならなかった子達は


必ず 私達に何かを伝え残していく


剣菱は私達に 何を伝え 教えたいのか?


その事が わかった気がします


3 4日前でしょうか


そらママが夜の仕事から帰ると


剣菱が涙を流して泣いていた


そらママは その剣菱を抱き上げて


涙を流して泣いた


剣菱が私達に伝えたい事


私達が剣菱に出来る事


それは 剣菱の気持ちに寄り添う事


そんな風に感じるのです


この先 剣菱がどうなっていくのかは

わかりませんが


私達は剣菱に20年分を 寄り添おうと思います



剣菱 一緒に生きようね



  ママーズ&ネェーネ







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