世界保健機関(WHO)および汎米保健機構(PAHO)の情報によると、ジカウイルスが流行している地域で、先天異常、ギラン・バレー症候群、その他の神経症候群や自己免疫症候群が増加しています。まだ、関連性は明らかではありませんが、注意が必要です。
ジカウイルスは、主にヤブカ属のネッタイシマカやヒトスジシマカのうちウイルスを保有した蚊に刺されると人に伝播します。デング熱、チクングニア熱、黄熱を伝播する蚊と同じ種類です。
ジカウイルス感染症の潜伏期間(曝露から発症までの時間)は明らかではありませんが、数日から一週間以上の場合もあるようです。ジカウイルス感染症の症状は、デング熱など他のアルボウイルス感染症の症状と類似しており、発熱、発疹、結膜炎、筋肉痛、関節痛、倦怠感、頭痛などが起こります。通常、これらの症状は軽く、2-7日続いて治まります。
感染症状自体は軽度ですが、ジカ熱の感染後にギラン・バレー症候群の発症や、ジカ熱の流行地域で小頭症の新生児が増加していることが報告されています。
症状自体は軽度ですが、ジカ熱の感染後にギラン・バレー症候群の発症や、ジカ熱の流行地域で小頭症の新生児が増加していることが報告されています。ギラン・バレー症候群や新生児の小頭症とジカウイルスとの関係は解明されていませんが、関連性が示唆されています。
ジカウイルスが流行している処に住んでいる又は旅行する人は、蚊に刺されることを避ける予防処置を取って下さい。特に、妊娠の可能性のある女性には、対策が必要ですので、海外で発熱などの症状が出たら、できる限り早く医療機関を受診するようにしてください。
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