7月24日にWHOから、マダガスカルでポリオが発生しているとの報告がありました。マダガスカルでは、ワクチン由来のポリオウイルス1型(cVDPV1)の伝播によって、2015年4月22日から5月29日にかけて、新たに患者8人が麻痺を発症させたことが確認されています。これらの新たな患者は2014年9月24日に発症した患者から分離されたcVDPV1と遺伝子において関係しています。また、この発生は、2014年9月に最初に発見されたcVDPV1の伝播が続いており、地理的にも拡がっていることを示しています。
新たな患者のうち5人は国内南部のAndroy(アンドロィ)地域からです。一方、残る患者はマダガスカル中央部のMenabe(メナベ), Anosy (アノジー)、Boeni(ブエニ)からです。9月に発症した以前の患者は、国の北部に位置するSofia(ソフィア)地域での発生でした。
ポリオは(急性灰白髄膜炎)は、ポリオウイルスによって急性の麻痺が起こる病気です。ウイルスが人の口の中に入って、腸の中で増えることで感染します。ワクチン由来のポリオウイルスの伝播は極めて稀ですが、免疫応答が不十分のいくつかの集団では発生することがあり、ポリオウイルスの中ではよく報告される遺伝子株です。
日本の定期の予防接種では、平成24年8月までは経口生ワクチンが使用されていましたが、平成24年9月以降は注射の不活化ポリオワクチンが使用されています。ポリオが発生している国に渡航する方は、追加の予防接種を検討してください。
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