お天道様は見てござる

元創価学会員。現在は公明党が熱烈に推進し、ビルゲイツから感謝状をもらったコロナワクチンの問題について綴っています。

創価学会幹部の仏壇には(巻いた)ご本尊がいくつもある!?

2016-10-07 05:42:02 | 日記
一ヶ月近く、今思えば嫌がらせのように毎日私が電話をかけ続けた結果、C子ちゃんの電話番号が変わり、
私は正直に言ってほっとしました。もうこれで電話をしなくてもすむと。
妊娠中に男子部員Xから包丁を突きつけられ、引っ越しせざるを得なくなったC子ちゃんの気持ちなどは、
このときの私に考える余裕はありませんでした。
C子ちゃんのご本尊を預かったまま連絡が取れなくなったという事態に、私は完全に混乱し、動揺していました。
たとえC子ちゃんに電話が繋がったとしても、何をどう言って説得すればいいのか、その言葉もまったく浮かんではきませんでしたが、
それでもとにかく電話をしなければと、何となくC子ちゃんは絶対に出てくれないという確信もあったのに、電話を続けてしまったのです。
C子ちゃんの電話番号が変わったことで、私はようやくその苦行から解放されました。
私の嫌がらせみたいな毎日の電話で電話番号を変えざるを得なかったのだと思うのですが、
その時はそんなC子ちゃんの気持ちにまで思いをはせることはできませんでした。
ひとまず、C子ちゃんの電話番号が変わり、もう連絡をするすべがないことを女子部の先輩に報告しました。
女子部の先輩も「それじゃあ仕方がないね」と言ってくれ、私はようやく電話から解放されました。
ただ、問題はC子ちゃんから預かったご本尊です。これをどうすればいいのか困り果ててしまいました。
女子部の先輩には「しばらく預かっていて」と言われたのですが、
ひとつの仏壇にふたつのご本尊……なんか不気味というか、それだけでもう悪いことが起こりそうな気がしました。
しかも巻いたままなので、余計に申し訳ない気持ちになってしまいます。
今思えば原因は過度のストレスだったと思うのですが、全身に湿疹ができたり、花粉症の季節でもないのに咳やくしゃみが止まらなくなったり。
熱が出たり、体がだるくなったり。体調がかなり不安定になり、体重も減っていきました。
彼氏にも「憔悴している」と心配され、女子部の先輩や婦人部の人にまで心配されるような状態でした。
「きっと罰が当たってるんだ。C子ちゃんのご本尊を預かってしまったから」と私は思っていました。
そんなある夜のこと、見るに見かねたのだと思いますが、地区婦人部長がやって来ました。
「C子ちゃんのご本尊、預かろうか?」と言ってくれたのです。
もしかするとC子ちゃんが返して欲しいといってくるかもしれないし、しばらく預かって、
それでももしC子ちゃんから連絡がなければ返却の手続きを取るとのことでした。
私は正直「助かった~」と思いました。仏壇にご本尊がもうひとつあるというだけで、本当に心が重かったのです。
地区婦人部長は「これからは安易にご本尊を預からないように」と忠告し、私は「分かりました、大変申し訳ありませんでした」と泣きながら
地区婦人部長にC子ちゃんのご本尊を預けたのです。
それから、私の体調は徐々に復調していきました。
思い込みというか、ストレスって本当に怖いですね。
ちなみに私は覚醒してからご本尊を燃えるゴミで出して処分したのですが、ぴんぴんしています。
罰なんて当然何もないですし、かえって気分はすっきりしていますし、むしろご本尊を持ってたときよりいい感じです。
もっと早く処分すれば良かった。
すみません、話を戻します。
C子ちゃんのご本尊を地区婦人部長に託してからしばらく経って、また折伏の強化期間がやって来ました。
婦人部の人たちは、また私の彼氏にターゲットオンしてきました。
その時の彼氏も何度か会合に参加したりしていて、今度こそ、みたいな気配をひしひしと感じていました。
ただ、彼氏は実家暮らしで、入会を検討したときにご両親にそのことを話したのですが、大反対、されたそうです(当然ですね)。
ある日、地区副婦人部長Aさんに道で会ったとき、「彼氏どう?00日までに」とまた言われたので、
「彼の両親が反対しているので、ちょっと無理だと思います」と言ったところ、
「じゃあ、とりあえずご本尊をもらってあなたが預かればいいんじゃない?」と言われました。
「え?いやちょっとそれは……(何を言ってるんだこのおばちゃんは)」と戸惑っていると、
「みんなそうやって折伏してるよ。幹部の家の仏壇なんてみんな預かったご本尊が二つや三つぐらいあるし」
「…………………………は?」
「00くん(当時ばりばり折伏していた男子部のエース)なんか5つか6つぐらい預かってるんじゃないかな?」
「………………………………」
「地区部長も去年の折伏の時に2つぐらい預かってたと思うし、彼氏のも同じように預かればいいんじゃない?」
(゜Д゜) ハア??
たぶん私↑な顔をしていたと思います。
この地区副婦人部長のAさんは「そんなに気にしなくてもみんなご本尊預かってるんだからあなたもそれで折伏決めればいいのよ!」
というつもりで具体的に誰々が何個のご本尊を預かっているということまで教えてくれたと思うのですが。
私はかなり驚いてショックを受けてしまい、その後適当に喋って帰ったような気がします。
幹部の家ではそんなに簡単にご本尊を預かっていたなんて。
ご本尊を預かってしまったことを後悔し、あれだけ自分を責め続けた私の日々は……?
地区婦人部長や女子部の幹部にC子ちゃんと何とか連絡を取ってご本尊を返せと言われ続けた私の日々は……?
地区婦人部長にご本尊を預けるとき、本当に申し訳ありませんと流した私の涙は……?
妊娠していたC子ちゃんに嫌がらせのように毎日電話する必要は本当にあったのか……?
ちなみにこのとき話した地区副婦人部長のAさんの家の仏壇にも、預かっているご本尊が二つあるそうです……。
実際に幹部の人たちの仏壇の引き出しとかを開けてみたことがないので、預かってるというご本尊を見てはいませんが
00くんは何個、00さんは何個と具体的に数まで聞いてしまった以上、おそらく真実なのかなと思います。
ただ、どこの地域でもそうしているのかは知りません。が、区の幹部に聞いてみたところ、区内ではいくつかそうしたやむを得ない(!?)ことがある、とのことでした。
当時私が所属していた地区は、折伏や新聞啓蒙の成果などで何度も何度も創価学会から表彰されています。
しかしその内容が実はこうだったとか、調べずに表彰しているんでしょうか。
上がってきた数だけ見て表彰しているのだとしたら、創価学会員がノルマの数のことだけしか考えないのもよく分かります。
ちなみに表彰といっても、お金がもらえるわけではありません。
表彰状とか記念品のようなものはもらえていたかもしれません。
だけど、折伏した人全員にもらえるものではありません。
言ってみれば地区のステータスがあがるだけです。
創価学会員って、そんなにステータスが大事なのか?
でも、大事なのかもしれません。
私もこれまで、お金がもらえるわけでもないのに、ステータスの確保のためだけにさまざまな苦行に挑んだり、
友人知人に迷惑をかけてきてしまっています。
今はマインドコントロールが解けた状態でこの記事を書いているので、あの時の心境が本当に理解しづらいのですが。
ともあれ、そんな衝撃の事実を聞かされ「おばちゃんありがとう、目が覚めたよ……」となれば良かったのですが……。
「幹部だって間違えることはある(最強呪文発動)。だからこそ私は(池田)先生を悲しませないように、そんな折伏はしないでおこう」
そんな残念な決意をしてしまい、私はさらにさらに深い創価沼へとはまっていくことになるのでした。


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2 コメント

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Unknown (かりんとう)
2016-10-07 09:56:44
おはようございます。
ご本尊様は一家に一つだけです。
二つは絶対に置いてはいけない。
現象が出るって聞いてました・・・

本当に創価は地域・幹部で指導はバラバラですね。
会員の事はどうでもいい、数(金)さえ上がれば良いと言うことでしょうね。
(私は、創価製ご本尊は本部に無記名で郵送しました)

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かりんとうさんへ (にゃんこ丸)
2016-10-07 10:44:37
コメントありがとうございます。
そうですよね。それが普通ですよね。
ご本尊は一家にひとつ。
私もそう教えられてきたし、だから二つあるときにびくびくしてたのに、幹部の家に何個もあるって聞いてびっくりしてしまいました。
私はここの組織と実家の組織しか知らないので、他の組織でどうなっているのかは分かりませんが。
でも、ここから引っ越していった人が別の場所で同じ事をしていることは十分あり得るのかなぁという気はします。
日頃は命より大事とか日蓮さんの魂を墨にそめながして書いたとか教えている割りに、ずいぶんな扱いでした。
人間の欲望って、本当に恐ろしいですよね……。
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