プロットというほどしっかりしたものではなくて、叩き台です。これをベースに話し合って脚本にかかるというのが、吉川監督と仕事をするときのパターンです。当然ここから変更もかなりあります。文章もかなりアバウトに書いています。右大魔人・壊、左大魔人・斬のデザインもこれからです。こんな怪人、こんなピンチが見たいというリクエストがありましたらお願いします。
タイトル:トリプルランサーF(フラッシュ)
登場人物
レッドランサー・坂本美香
トリプルランサーの自称リーダー。個人主義のチームをまとめるのに苦労している。
ブルーランサー・高杉奈央
過去に肉親を怨妖軍団に殺されている。一人で怨妖軍団と戦いたがる傾向がある。
イエローランサー・桂由紀
女子大生。教師になることが夢で、トリプルランサーをできればやめたいと思っている。
怨妖軍団(おんようぐんだん)…人間に捨てられた機械たちの無念を集めて怪人にし、人類滅亡を企てる悪の軍団
大首領・妖羅(だいしゅりょう・ようら)
怨妖軍団の首領。
右大魔人・壊(うだいまじん・かい)
妖羅の副官。単純だが怪力でトリプルランサーを苦しめる。
左大魔人・斬(さだいまじん・ざん)
妖羅の副官。狡猾な性格で様々な武器を使う。
■背景
人類と怨妖軍団との戦いは長きに渡り、トリプルランサーの3人も初代の3人は、アフリカ、北米、オーストラリアに現れた怨妖軍団を倒すために渡り、日本では二代目トリプルランサーが怨妖軍団本体と戦い、怨妖軍団を追い詰めつつあった。
■第一話「怨妖軍団の逆襲!恐怖の二大幹部!」
怪人を倒され続けた怨妖軍団は、怨妖軍団の首領、大怨皇・妖羅の副官である右大魔人・壊と左大魔人・斬を送り出した。圧倒的な戦闘力を誇る壊と斬に苦戦する3人。美香は、このままでは危ないと一時退却しようとするが、奈央はそれを拒み壊にむかっていこうとする。そのことで美香と奈央が口論し、二人を守るために由紀が怪我をし退却することに。だが、基地に戻っても美香と奈央は口論し、奈央は飛び出してしまう。
壊は、奈央が長い間探していた、肉親を殺した仇だった。復讐に燃える奈央は、一人で壊と斬に戦いを挑み、敗北し囚われの身となってしまう。そして、効果的な強化スーツの破壊法を知ろうとする壊と斬に拷問ともいえる実験を繰り返される。
奈央が戦いに固執した理由を知った美香と由紀は、奈央を探しに出る。
美香たちが奈央を探していることを知った斬は、奈央への責めを壊にまかせて美香のもとに向かう。
斬に襲い掛かられた美香だが、奈央を人質に取られていることを知り抵抗できずに痛めつけられる。そして、そこにやってきた由紀も同様に斬に痛めつけられる。
自分のせいで美香たちが窮地に陥っていることを知った奈央は、拘束から何とか逃れ、残っている力をすべて使って壊を倒し、美香たちのところに向かう。
ボロボロになりつつも奈央が合流し、心が一つになったことで完全変身した美香たちは、奈央を追ってきた壊を完全に倒すが、斬を逃がしてしまう。3人のチームワークはこれで完全になったと思った。だが、数日後、由紀がトリプルランサーをやめたいと言い出す。
■第二話「現れた大首領!レッドが壊される!?」
教師になるという夢を実現するために、トリプルランサーをやめて、大学に専念したいという由紀。奈央はそれを聞いて怒るが、美香は由紀がやめることを認めようという。
怨妖軍団のアジトでは、大首領・妖羅が自らトリプルランサーを倒すといい、斬に作戦を授けていた。
斬が出現したことを知り、出撃する美香と奈央。そして、美香は戦いの中で、突然現れた触手にまきつかれて、どこかに拉致されてしまう。斬から美香は怨妖軍団の大首領、妖羅のもとに連れて行かれたと知った奈央は、奈央を倒そうとする斬の攻撃のかいくぐって脱出することに成功する。
大首領・妖羅のもとに連れて行かれた美香は、懸命に戦っていたが、圧倒的な力の差に、いいようにいたぶられボロボロになっていた。
妖羅は、これまで刃向かってきた報いとして簡単には殺さない、もし、簡単に殺して欲しければ許しを請えと言う。だが、美香はそれを拒み、傷だらけになりながらも戦うことを選んでいた。
その頃、奈央は由紀の前に現れて一緒に戦って欲しいと頼み込む。由紀は、自分の夢よりも美香のほうが大切だと快諾する。
美香を探す由紀の前に斬が現れ、襲い掛かる。美香の居場所が知りたければ、一人で自分を倒せという斬の言葉を受けて、由紀は奈央に連絡を取らずに、ボロボロになりながら斬を倒し、美香の居場所を知る。
奈央と由紀が美香のもとに駆けつけたとき、美香は瀕死の重傷でうごけなくなっていた。怒りに燃えて戦う奈央と由紀だったが、妖羅の圧倒的パワーにかなわず倒れてしまう。
動けなくなった3人に触手を巻きつけて、勝利を確信し喜びながらゆっくりととどめを刺そうとする妖羅。3人は苦しみながらも、心を通じ合わせ、美香にすべての力を送りこみ、レッド一人に合体し戦いを挑み、勝利する。
タイトル:トリプルランサーF(フラッシュ)
登場人物
レッドランサー・坂本美香
トリプルランサーの自称リーダー。個人主義のチームをまとめるのに苦労している。
ブルーランサー・高杉奈央
過去に肉親を怨妖軍団に殺されている。一人で怨妖軍団と戦いたがる傾向がある。
イエローランサー・桂由紀
女子大生。教師になることが夢で、トリプルランサーをできればやめたいと思っている。
怨妖軍団(おんようぐんだん)…人間に捨てられた機械たちの無念を集めて怪人にし、人類滅亡を企てる悪の軍団
大首領・妖羅(だいしゅりょう・ようら)
怨妖軍団の首領。
右大魔人・壊(うだいまじん・かい)
妖羅の副官。単純だが怪力でトリプルランサーを苦しめる。
左大魔人・斬(さだいまじん・ざん)
妖羅の副官。狡猾な性格で様々な武器を使う。
■背景
人類と怨妖軍団との戦いは長きに渡り、トリプルランサーの3人も初代の3人は、アフリカ、北米、オーストラリアに現れた怨妖軍団を倒すために渡り、日本では二代目トリプルランサーが怨妖軍団本体と戦い、怨妖軍団を追い詰めつつあった。
■第一話「怨妖軍団の逆襲!恐怖の二大幹部!」
怪人を倒され続けた怨妖軍団は、怨妖軍団の首領、大怨皇・妖羅の副官である右大魔人・壊と左大魔人・斬を送り出した。圧倒的な戦闘力を誇る壊と斬に苦戦する3人。美香は、このままでは危ないと一時退却しようとするが、奈央はそれを拒み壊にむかっていこうとする。そのことで美香と奈央が口論し、二人を守るために由紀が怪我をし退却することに。だが、基地に戻っても美香と奈央は口論し、奈央は飛び出してしまう。
壊は、奈央が長い間探していた、肉親を殺した仇だった。復讐に燃える奈央は、一人で壊と斬に戦いを挑み、敗北し囚われの身となってしまう。そして、効果的な強化スーツの破壊法を知ろうとする壊と斬に拷問ともいえる実験を繰り返される。
奈央が戦いに固執した理由を知った美香と由紀は、奈央を探しに出る。
美香たちが奈央を探していることを知った斬は、奈央への責めを壊にまかせて美香のもとに向かう。
斬に襲い掛かられた美香だが、奈央を人質に取られていることを知り抵抗できずに痛めつけられる。そして、そこにやってきた由紀も同様に斬に痛めつけられる。
自分のせいで美香たちが窮地に陥っていることを知った奈央は、拘束から何とか逃れ、残っている力をすべて使って壊を倒し、美香たちのところに向かう。
ボロボロになりつつも奈央が合流し、心が一つになったことで完全変身した美香たちは、奈央を追ってきた壊を完全に倒すが、斬を逃がしてしまう。3人のチームワークはこれで完全になったと思った。だが、数日後、由紀がトリプルランサーをやめたいと言い出す。
■第二話「現れた大首領!レッドが壊される!?」
教師になるという夢を実現するために、トリプルランサーをやめて、大学に専念したいという由紀。奈央はそれを聞いて怒るが、美香は由紀がやめることを認めようという。
怨妖軍団のアジトでは、大首領・妖羅が自らトリプルランサーを倒すといい、斬に作戦を授けていた。
斬が出現したことを知り、出撃する美香と奈央。そして、美香は戦いの中で、突然現れた触手にまきつかれて、どこかに拉致されてしまう。斬から美香は怨妖軍団の大首領、妖羅のもとに連れて行かれたと知った奈央は、奈央を倒そうとする斬の攻撃のかいくぐって脱出することに成功する。
大首領・妖羅のもとに連れて行かれた美香は、懸命に戦っていたが、圧倒的な力の差に、いいようにいたぶられボロボロになっていた。
妖羅は、これまで刃向かってきた報いとして簡単には殺さない、もし、簡単に殺して欲しければ許しを請えと言う。だが、美香はそれを拒み、傷だらけになりながらも戦うことを選んでいた。
その頃、奈央は由紀の前に現れて一緒に戦って欲しいと頼み込む。由紀は、自分の夢よりも美香のほうが大切だと快諾する。
美香を探す由紀の前に斬が現れ、襲い掛かる。美香の居場所が知りたければ、一人で自分を倒せという斬の言葉を受けて、由紀は奈央に連絡を取らずに、ボロボロになりながら斬を倒し、美香の居場所を知る。
奈央と由紀が美香のもとに駆けつけたとき、美香は瀕死の重傷でうごけなくなっていた。怒りに燃えて戦う奈央と由紀だったが、妖羅の圧倒的パワーにかなわず倒れてしまう。
動けなくなった3人に触手を巻きつけて、勝利を確信し喜びながらゆっくりととどめを刺そうとする妖羅。3人は苦しみながらも、心を通じ合わせ、美香にすべての力を送りこみ、レッド一人に合体し戦いを挑み、勝利する。
特にいいと思うところは
・美香と奈央が口論することによって由紀がダメージを受ける所。
当然ここはスーツが破壊されることを希望します。
ここで斬と壊は自分たちの合体攻撃を食らってスーツが破壊されただけで
命が助かっている由紀を見てスーツの効果的な破壊法を知ろうと言う伏線として
使えるかもしれませんね。
・美香が妖羅につかまって一人で戦い続け、味方が駆け付けた時には瀕死で動けなくなっている所。
ここでは触手につかまった身動きできない状態で痛めつけられるのではなく
こちらも攻撃を繰り出すが相手には通じず、敵の攻撃を食らい続けてダメージが
蓄積するという感じがいいです。
私の主観で申し訳ないんですがちょっと気になる所もあります。
・奈央が壊から逃れて3人と合流し、心が一つになって完全変身。
これはトリプルランサーFでは前のトリプルランサーの様に
不完全変身=マスクオフ状態 完全変身=マスクオン&ランサー装備、と言うこと
でしょうか?マスクオフ状態だけで壊に痛めつけられるのは少し惜しいです。
出来れば不完全変身でもマスクオンとオフを使い分けられるようにして欲しいです。
・妖羅との戦いの最後の部分で三人が美香に力を送り合体するというシーン。
これはコスモファイブのように全員が一人の戦士に合体するということでしょうか?
それなら私は反対です。
合体してしまうとヒロインは別人で人間ですらなくなってしまうからです。
あくまで一人の人間のヒロインが強化服をまとって戦うのを魅力に感じているからです。
そこで前回のトリプルランサーが使っていた変身用の宝石を使うというのはどうでしょうか。
以前の3話でみんなの変身用の宝石で破壊されたものを再生し、パワーアップアイテムとして
使用することによって逆転する、と言う筋書きはどうでしょうか。
伏線として1話で妖羅のとてつもない強さの片鱗を見せておき研究員共々最後の切り札の完成を
急がなければ、と言う1場面を入れることによって最後にいきなり、と言った不自然さは
なくせると思います。
ここで3人が全員パワーアップするよりも美香だけの方がいいかもしれません。
そうしないと美香の活躍シーンがなくなってしまいますからね(笑)。
ただその時に妖羅と一対一で美香が勝ってしまうと他の二人の立場もなくなります。
そこで妖羅は実は死んだ怪人から怨霊パワーを注入され続けて闘っているため
いつまでのエネルギーが減ることない。そのため美香は徐々に追い詰められていく。
あとの二人はその怨霊エネルギーの根源を封じるための戦いをする、って流れなら
いいかもしれません。ボロボロで戦う力などほとんど残っていない2人にも見せ場を与えることが
可能になりますし。
・由紀がトリプルランサーをやめる所
最後の敵が現れている所でやめるというのはちょっと不自然だと思います。
それに完全変身が前作の様に3人そろわないと出来ないとしたら正義の味方として
愚か過ぎます。とても魅力的なヒロインとは言えないでしょう。
もしそれでも由紀がやめる場合は完全変身が3人必要と言う設定が逆に足かせになると思います。
由紀がやめる場合は、実はもともとタダの大学生で偶然トリプルランサーになった。
美香と奈央をかばうために壊と斬から受けた傷が思った以上に深く初めて戦い続けることが怖くなった。
そういった理由づけも必要になるのではないでしょうか。そこで美香が妖羅に捕らえられてピンチと
言うことを知り仲間の大切さと戦士としての責任に目覚める話にもできますし。
長々と書いてしまいましたが参考にしていただければ幸いです。
コメントありがとうございました。
>・妖羅との戦いの最後の部分で三人が美香に力を送り合体するというシーン。
>・由紀がトリプルランサーをやめる所
ここは実はどうしようかなぁと思っていたところなんですよ。
>美香と奈央をかばうために壊と斬から受けた傷が思った以上に深く初めて戦い続けることが怖くなった。
こちらのほうは、このパターンも考えていました。
うん、ヒロさまが書かれたほうがやはりいいですね。もし、話がこのままいくようでしたら、取り入れさせていただきたいと思います。
他の皆さまも、お気軽に書き込んでいただけれは幸いです。
ただ、あきらかに書かれていることのほうが良くても、撮影スケジュールや予算などの問題で取り入れさせていただくことができない場合もありますので、御了承ください。
それからこの作品に関しては、主要3人は死なない、ハッピーエンドという方向性で行きたいと思います。
そのほか、ピンチシーンで使っていただけたらというのを自分でモデルを写真撮影してみましたので、
メールに添付すれば、目を通していただけるでしょうか?
どんなものなのか見てませんので、
撮影で使わしていただきますと、現段階ではいえませんが、それでもよろしければ
ものすごく興味があります。
捨てメアドを作りましたので
お願いいたします。
sousuke_higashimura@mail.goo.ne.jp
>この後も、続編など作る場合は、このようにブログで発表してくださると嬉しいです、
そうですね、各監督がどう思われるかにも
よりますし、やりたいことがある場合もありますので、毎回というわけにはいきませんが、
機会がありましたら、また
このように発表したいと思います。
派手なピンチもあり、テンポも良さそうで期待が膨らみます。
3人が合体という部分だけは自分もちょっと微妙かなと感じました。
ヒロさんの案もいいと思いますが、シンプルに二人が残った力を全て美香に送ってレッドがパワーアップして復活するような展開でも良いのではないでしょうか。
ZEN作品全般に言えることなのですが、こういう復活・パワーアップ後はいままでの苦戦はなんだったの?というぐらいにすんなり勝ってしまうパターンが多い気がします。ここでもうひとつ山場を作り、復活してからも大苦戦してボロボロになりながらようやく勝利という山場がほしいと思います。
たとえば・・・パワーアップしたものの、やはり妖羅にはかなわず追い詰められるレッド。トドメを刺そうとした妖羅の攻撃、それをボロボロのイエローとブルーが自らの体を盾にして受け止める。完全に力尽きて倒れるイエローとブルー、二人を殺されたと思ったレッドが怒りをパワーにして逆転勝利。ベタですが、こんなラストどうでしょうかね。
敵役が壊と斬というのも分かりやすくていいと思います。
壊はハンマーなどが似合いそうですが、素手でもスーツを壊せるようなパワーとボクシングスタイルでブルーをフルボッコにする戦闘・拷問シーン、斬は切れ味鋭い刀よりもノコギリで轢いていくような武器でのスーツ破壊を見てみたいですね。
では、作品の完成を楽しみにしています。
皆様のアイデア素晴らしいですね!
私にはそこまでの思慮がなく、申し訳ないのですが、
東村さんが悩んでおられる点についてはとても良くわかります。
その中でも、どうしても譲りたくないのは以下の2点です。
・3人のヒロインが活き活きと描かれていること。2話構成のため、メインが2人に絞られそうなので、
イエローの活躍が限定されないことを切に願います。
ドラマ、アクション、ピンチ、どの部分にも3人の見せ場が盛りこまれるとベストです。
前作でも3話でのレッドの描かれ方がいささか中途半端に終わった印象がありました。2話構成ならより難しいのはなおさらです。
・ラストバトルで3VS1になることを防ぎたい、東村さんのお考えには大賛成です。
合体もしくはエネルギー注入に反対の方々のお気持ちも
良くわかるのですが、人格の描き方は演出次第だと思います。
女優さんの力も大きいでしょう。
吉川監督はキャラクター演出の第一人者でおられるので心配はしていません。
ラストなので、リーダーのレッドが戦うのが筋かもしれませんが、
イエローが戦士で居続けるための試練として、
レッド達がイエローにラストバトルを任せるというストーリーもありだとは思います。
(そうなると、全体の構成が変わり、レッドの活躍を別に作らないといけなくなりますが・・・)
いずれにせよ、1VS1の戦いを基本にして頂きたいです。
非常に大変だと思いますが、脚本頑張って執筆してください。
ご健闘をお祈りしています。
自分の意見が少しでも反映されると思うとうれしいです。
予算とスケジュールの関係で難しい、と言う部分は予想できることもありますが、具体的に
書き込んでいただけたら、こちらの要望もそれと折り合いをつけながら提案がしやすくなると思います。
スーツやマスクの破壊シーンの場合はスーツを1着無駄にしてしまいますし、マスクでも通常版と
破壊されたバージョンを作らなくてはいけないという制約があるということについては
理解しているつもりです。
また前作のトリプルランサーで使われた小道具などは同一世界観であるため流用しても
いい部分もあるのではないのかな、と思っております。例えば前作の3人の持っていた槍などは
初代から引き継がれたという設定で使ってもいいのでは。
>主要3人は死なない、ハッピーエンドという方向性で行きたいと思います。
これには安心しました。トリプルランサーは王道の戦隊物でZENの最高傑作ですし、変にバッドエンドに
ならない方が私はいいと思いましたし。
ゼンガーさまへ
>ZEN作品全般に言えることなのですが、こういう復活・パワーアップ後はいままでの苦戦は
>なんだったの?というぐらいにすんなり勝ってしまうパターンが多い気がします。
>ここでもうひとつ山場を作り、復活してからも大苦戦してボロボロになりながら
>ようやく勝利という山場がほしいと思います。
この部分は私もいつも思っていたところです。私の意見はそれを防ぐための説得力をもたせるための
ものとして考えただけですので、描き方や予算の関係でゼンガーさまの仲間のパワーを受けてパワーアップ、
というものでも十分だと思います
前回のトリプルランサーの1話ではボロボロにされたイエローランサーが、味方が来て
完全変身するとやられてたスーツも元通りになった部分も気になりました。
2話のブルーランサーもあれだけの攻撃を受けながら時間を止められなくなった時計魔人は
戦闘員より弱いと言い放ち、実際楽勝でしたしね。
ピンチシーンで受けた傷はその話の間は継続するようにしてほしいですし、もしスーツが元に戻るなら
いったん基地に帰って修復作業にかかるという描写を入れてほしいです。
今回でしたら由紀が仲間をかばって斬と壊の攻撃を受けて基地に逃げ帰ったような場合です。
第一話
送り込む怪人たちがことごとくトリプルランサーに倒された怨妖軍団。今まで、少々舐めてかかってきたことを反省した大首領妖羅は、今度こそ圧倒的実力を持つ大幹部・壊と斬に、トリプルランサーを捕らえて妖羅の前で処刑するよう命じた。
壊と斬は優勢に闘いを進めたが、ランサーはなかなかしぶとく決定的ダメージを与えて生け捕りにすることができない。しかし、ランサーはチームワークがとれていないようで、レッド美香とブルー奈央が何やら口論をしているようだ。そこで、戦闘に集中できていないレッドとブルーに攻撃を加えようとしたところ、実力的には最も弱そうなイエロー由紀が二人を庇って、たちはだかってきた。イエローがダメージを受けると3人はまとまりを取り戻しうまく退却していったため、捕らえることができなかった。
その後、好都合なことに、ブルーが一人で戦いを挑んできた。壊と斬は簡単にブルーに勝利し拘束することに成功した。壊がブルー奈央を拷問にかけランサースーツの弱点を分析する一方、斬はブルーを人質にとってレッドとイエローを拘束しようと出撃し、二人を窮地に追い込んだ。
壊が得意になって奈央を馬鹿にして、レッドとイエローがまもなく捕らえられこの拷問場に連れて来られることを話すと、ブルーは自分の身勝手な行動が二人を窮地に追い込んだことを悟り、仲間を思う強い心のパワーで拘束を解き、斬に苦戦する二人のもとに合流する。
3人の心が一つになり、完全変身させてしまったことで、壊は倒され、斬は、なんとか逃げおおせることができた。
ここで、怨妖軍団はランサーの強さは3人の仲間を思う心が一体化した時にもっとも発揮されることを悟った。すなわち、3人を本当に葬り去るには3人の心をバラバラにすること、お互いを対立させることが必要なのだと。
以上から考えると、私は第二話のレッド責めはより心理面に重きを置き、「圧倒的な力の差でいいようにいたぶってボロボロにした上で、『リーダーであるお前の言うことを聞かず、私的な敵討ちに没頭するブルー、戦いが恐くなったからと言って逃げ出すイエロー。このようなランサーチームを率いて戦う必要があるのか?そうではあるまい!わがままな人間社会に替わって新しい秩序を作るのが、我々怨妖軍団だ。わがまま勝手な人間に任せていては地球は汚染されて滅亡する。我々こそが地球を救う正義なのだ。心の底から我々に従いこの私に取り込まれてはどうだ?」等とレッドの心をランサーから離反させるよう執拗に攻撃する。」とした方が、「これまで刃向かってきた報いとして簡単には殺さない、もし、簡単に殺して欲しければ許しを請えと言う。」より、良いのでは?と思います。
斬がイエローに「レッドの居場所が知りたければ、一人で自分を倒せ」という斬の言葉も「『レッドは我々に降伏するのだ。もう、お前たちのわがままには付き合いきれないそうだ。ランサーチームをすてて我らの軍門に下るのも時間の問題だ。』と心理拷問に苦しみ迷うレッドの映像を見せる。また『ブルーもいったんランサーを辞めたお前をまた、危険な戦いに引きずり込もうとしたのだぞ。人間など所詮皆、わがままな動物だ』」と動揺を誘ってダメージを与えて捕らえることに成功するとした方が良いと思います。
次に斬はブルーにも「苦しみ迷うレッドとイエローの映像を見せ、『レッドもイエローも我々の下に降伏するのも時間の問題だ。仲間などと言っても、家族を失った者の苦しみは誰にも理解できないのだ!』」と動揺させて捕らえる。
心理攻撃を受けお互いに不信感に満ちたまま捕らえられた3人は結局いっしょに拷問場に入れられる。動けなくなった3人に触手を巻きつけて、勝利を確信し喜びながらゆっくりととどめを刺そうとする妖羅。「お前たちを、私の体に取り込んでやろう。私はランサーパワーでさらにパワーアップし、わがままな人類に目にものを見せてくれるわ。」
その時、3人は苦しみながらも、触手を通してお互いの真の心を感じ合う。ここで、心を通じ合わせ、美香にすべての力を送りこみ、レッド一人に合体し戦いを挑み、勝利する。
あるいは、真の正義の心に目覚めた3人パワーアップ変身して力を合わせて妖羅と斬を倒す。
第二話の展開はこのような感じの方がいいのではないでしょうか?
また、今回のトリプルランサーとは別の話でバッドエンドストーリーも期待しています。長々と失礼しました。