御贔屓のエア赤箱だ。実機についてはほとんど知らないが愛嬌のある姿は記憶に残っている。箱絵通りスピードシルバーにぷーっと塗って後はカルトデカール貼るだけね、楽勝ねと、手を付けたがそうは問屋が卸さなかった。蛍光色のデカールはちょっと厚めかなとは思っていたが、貼れない。何をどうして柔らかくならない。チップタンクでさえ逆そりのままで馴染まない。ましては、主翼の前縁なんてとんでもない。仕方なく面倒な塗装になってしまった。
例によって風防の枠がごつく丸いので気持ち平らに削ってやった。これだけで随分すっきりするのでお勧めの小細工。本気の人は真っ平にして枠を掘り直すのだろうが残念ながらそんな技術は持ち合わせていない。
さてマスキング。手を付けるまではおびえていたが赤白の境をタミヤの伸びる奴2mmでやってみたら意外にうまくいったのでほっと一息。やはり、原寸の塗り分け図が有った方がやり易いのでコンビニに走ったのも吉だった。後、丸三角マスキングシートとかF-4のキャノピーマスクのふちなど、ジタバタとして何とか。赤はクレオスのハーマンレッド瓶生。3番赤だともう少し重厚な印象になるかな。
ぺガさん(http://www.geocities.jp/yoyuso/)が脚はそのままだとケツが下がり過ぎると書いていたので事前に確認出来たのは幸運。確かに主脚をそのまま組むとカバーが翼にめり込む感じ。これでは足を引き込むとカバーが壊れるな。主脚を切り出すときダボが長く取れるようにして、カバーの上端が翼下面と面一になる位にしてやると良い感じになった。根本はエポパテで補強しておくと安心だ。
機首のランディングライト。気にするときりがない部類なのだが、もし気になってしまったら透明ランナーを埋め込むよりはドリルでもんで銀差し、紫外線硬化樹脂の方が簡単。なにしろ小さくてマスキングなんか出来そうもないし、位置が位置なのであまり見えない。