ハセガワの21型。これも油が乗り切った頃の製品で、うんハセガワと言う感じのキット。と言うことは、例によって棚ざらしになっていた奴なのだ。理由はキャノピーのマスキング。そんな事で情けないと言われても仕方無いのだが、どうもあのフレームを見ると気持ちが萎えるのだなー。
救いの神は通販に有りで、ちょっと前からプリカットのマスキングセットが手軽に買えるようになっている。良く使っていたのが http://masking.jp/ 探照堂さん。ここのはマスキングシート(緑の樹脂シート)をカットしたもの。今回使ったのは http://masking.sub.jp/ マスキング販売の奴。ここのは透明樹脂バックシートに紙マスキングシートが切り出してある。紙なので慎重に剥がさないと破れる恐れがあるが、それを見越して零戦用だと3セットが一枚になっている。逆に上手に剥がせたら3機分なわけで、なんか得したような気分が嬉しい。
嫌な作業は金で解決出来たおかげで、めでたく完成。デカールはエアロマスターから、坂井さん搭乗機を使った。
一時盛り上がっていた明灰白色。小池さんのすっきりした灰色は心象風景、というかイラストや模型の箱絵で擦り込まれた思い込みか、なのだが、確かに写真を見るとそれほど明るくはないのは事実。クレオスのは青すぎるし、ここは、一番新しい、船用にと買ってあったタミヤの明灰白色を信じて塗ろうと思ったら、あれ一番違いで初期迷彩用も出してたのね。買い直すのも面倒だったので、比べると黄色味が強いとのお言葉を頼りに適宜調整して塗ってしまった。確かに盛り上がっていた頃出回っていた妙に暗いのや、色濃いイラストよりも見ていて落ち着く色味だと思う。とは言え、載せた写真を見ても判らんね。こんなに青くないのだが。