ハリアーは古くはタミヤの48 GR1から数えて5機(GR1、7,AV-8B,FRS1,T4A)作ったが、GR1と7は当の昔にスクラップ。この前複座が出来て、そうか第1世代の単座が無いのは寂しい、となったがキネテックは今やあの値段だし、当分関わり合いになりたくないし、で割に評判が良かったこれに。いやー、安いし古いわりに良い出来だしで掘り出し物だった。ただし、小さいのは仕方なし。
昔のキットなので、今の目で見ると(そんな目で見て、つい、あれこれ言ってしまう自分がちょっと情けない。)物足りない所は有るが、ちゃんとハリアーGR3になる。
コックピットは椅子(ぬるい出来)と一体なのでサイドコンソールで切り離し床と後ろの壁を追加して、キットの椅子よりもましな残り物の椅子を付けてやった。パイロットを乗せ、キャノピー(2分割)を閉めてしまえば気にならないと思う。ただし、キャノピー前後の合いは今一、不本意ながら開けた。
前脚の着陸灯が小さく感じたので何かの透明部品の、何て言うのか、丸いタブをそれらしくして付けた。後、エアブレーキが小さいのでプラ板で増積。
ジェットノズルはムク、排気が出る隙間が無いのだが、この大きさと取り付け位置ならそのまま良いと思う。切った貼ったを綺麗に組む手間を考えたらこっちの方がずーっとスマートだと思う。
主翼の分割は実機にない所なのでなるべく隙間が見えないようにしたい。そうです、ちょっと残ってしまった、まーいいか。下半角はさほど悩む事なく決められた。言わずもがなかもしれないが、オンギアにするには、前脚とアウトリガーを先に付けておいて(本物と違いこれだけで支えられる。)後脚の長さを調節しないとガタガタしてしまう。
オーバラル カモフラージュは型紙とマスキングテープで。1/32でもなければハードエッジ塗りでちょうど良いと思う。付けちゃうとマスキング出来そうもないから、胴体と主翼は別々に塗装。クレオスの330,331番を使った。この迷彩初めて塗ったけど、悪そうで良いね。
デカールは最近のハセガワスタンダード。薄くて腰が無く、そのせいか小さい奴は透明部が大きめ。ちょっと扱いにくいぞ。軟化剤は効きにくいように感じた。
RAF伝統の「ピノキオノーズ」を彷彿とさせる姿が格好良い、GR3だ。