正規ルートでは入ってこなかったエアフィックスがやっと入荷したようで、頼んでいた物がどさっと届き満腹状態だ。昨今、模型屋は無くなるしで通販頼みの道楽となり、こういう塩梅になりがちなのだが古い人間としてはお店で悩みながら買う方が好きだ。
エアの赤箱は概ね安くて良品の評判だが中には齢50年位のベテランキットも有る。承知で買う分には何の問題も無いのだが箱が赤いからきっと、と思って買うとこんなのが出てくる事も有る。まー昨今の恵まれたモデラーもたまには金やすりとか使うのを覚えたほうが芸の裾が拡がるのではなかろかと、老婆心では思うのだが箱の佇まいとのギャップは相当なので中には怒る方も居られようかと。形はそれほど歪んでないし柔らかいプラなので削るのは楽だから、デカールを買ったら台が付いてきた位に思っているのが正解。
DHコメット、私なんぞはこれで2機目。1機目はキャノピーの取り付けに失敗したのでガラスは黒く塗るはめに。今度はもう少し垢抜けた姿になるかなと、つい手に入れてしまった。いや、この飛行機、好きなんですね。
DAKOTAとデファイアントは新金型なので普通に組めるはずだ。特にデファイアントはコメットと同世代のキットで挫折した思い出も有り、よくもこんな機体を新金型でと感心している。ブレニムと同じだな。
山のようなストックが有るくせに新製品が手に入るとワクワクするのはモデラーの悲しい習性。進歩が無いなーと反省はしつつ、暮れのシャクルトンが待ち遠しく思うのだ。困ったもんだ。