たとえば模型道楽

ハセガワ 1/48 A4、泥縄工事中

おっと1ヶ月程の放置になっている。細々した用事がばらばらと有ったし、模型の方は土台工事が主で進展も無かったし、仕方が無いか。

ハセのA4。A7が格好よかったもんで再開したが、そういえばA7もインテイクの処理には大変な思いをしたなーなどと思い出させてくれた。どんな製品にも何か有る。

そもそも、仮組みで気付けば良いのだが合いは良いしモールドも綺麗なのでつい見落としていたのは垂直尾翼の厚さだ。略式さんのHP( ttp://zeke21.zero-city.com/index.html )に河井さんがさらっと写真とコメントを貼ってくれて気が付いた。こりゃ格好良くないわ。そう言えば以前略式さんもかなり悩んでいたなー、すっかり忘れていたのは不覚だ。

とは言え、主翼まで付けてしまったので一度は見なかった事にした方が良さそうと目をつぶろうかと思ったのだが、何度見てもジェット機らしくない線なのでよーく考えた末、フランケン博士になることに決めた。

Img_0634向かって右がキットのまま。

キットの造形は尾翼主桁から前がなだらかに薄くなる代わりにほぼ平行につないで先端だけ丸めてある。東京タワーの足を真っ直ぐな棒で平面形だけ合わせて作った感じか。ただし、側面形は正しいので私のように迂闊だと、つい見過ごしてしまう、かな?世傑の構造図を見るとエンジンが納まる丸いフレームの上に垂直尾翼を支えるトーションボックスが有ってそこに尾翼が乗っていて外形はなだらかな曲線、ストレスが集中しないような形にしてある。珍しい前上からの写真を見ると、やっぱりジェット機らしい形なのだ。

Img_0638_edited1Img_0637_edited1

極薄ノコのおかげで切り出しは苦労も無く完了。切る位置は目検討、いいかげんだが他にやりようが無いのでこれで。断面が見えたら、こんな感じにしたいなーという形に削ってやる。ここも適宜だ。なにしろ削り代が限られているしここの形を変えるほど修正しなければいけない場所が広がってしまう。皆さんの苦労話が参考に出来たのでかなり楽をさせていただいたが、削り代が限られる分詰めは甘くなる。2機加工したい私には丁度良い塩梅であった。

Img_0635

切り取って薄くした部分に繋がるように基部も削る。継ぎ目部は薄くなりすぎたのでエポパテをあんこにしてある。削りすぎた所はプラペーパーの重ね貼りとパテで修正する。この程度の加工でも印象は随分良くなるのでお勧めの修正だと思う。

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