再販されたシーキング。ただし、これは、初版発売時に買った奴。30年物だ。物持ち良いは良き事なり、か?出た時は大いに感動、感謝感激で飛びついたのに、途中で棚に上がった理由は当時のハセガワデカールだったはず。すでにマイクロスケール等別売デカールを使っていたので、比べると、白は白くなかったし、赤も青もどれもこれも発色今一で制作意欲が無くなったと思われる。
再販に伴い、デカールもアフターで買えるようになった。昨今のキットを見るに、もしかしたら少しは良くなったかなと買ってみたら、良くなっていた。捨てないで良かった。
エアフィックスのシーキングの半額以下で買えるのも魅力。もちろん、こっちはテールローター5枚の旧型、あちらはウエストランドが磨いた発展型なので同じモデルではないけど、私は塗装も含めこっちの方が好きだ。インテリアがー、とかいう人はあっちに行ってもらって、確かに中は空っぽだがドアを開けない限りまず見えないし、開けたとしてもよほどイヤラシク覗き込まない限り良く見えない、はず。メーカーの宣伝写真を鵜吞みにしない方が良い。
シンプルな模型なので胴体を組むとほとんど部品は無くなる。鬼門はローターで、特に置き場所を考え、畳もうとすると結構面倒臭い。真ん中の3枚は1枚ずつしっかりハブに接着。外側2枚はハブとブレードの位置決めがあいまいなので、良い垂れ具合になるよう機体に仮組してローターの先端に台をかませて組み立てた。接着部が小さいので補強のピンを植えエポキシを使い強度を出した。
重箱の隅の話。スコードロンカラー(?)のマルーンを胴体の一部とローターハブの帽子に塗る必要がある。微妙な色だが、赤と青で紫を作り、茶色とグレーで調整したらデカールとほぼ同じ色になった。こういうの上手く行くと嬉しいね。