エアフィックスのホーク。どうも後発のイタレリに分が有りそうなのだが、持っていないのでそんな気がするだけだ。でも、ヤスリがけ疲れたぞ、隙間埋め飽きたぞ、塗るときにはへとへとだったぞと思っている作り手が言っているのだから、掛値なしで、厚い、だるいと古き良きエアフィックステイスト満載の製品なのは間違いない。
カナダのランカスターと同じく、これもデカールが先だった。モデルアライアンスの記念塗装が大変気に入ってしまい、手を出したのが運のつき、更にいつもの事で最後の小物が億劫で止まっていたがなんとか出来上がったのは幸運か。
ユニオンジャックの意匠は、ミニの屋根、BAの尾翼等色々な所に描かれそれぞれ魅力的だ。これも同じ趣向。エアの72でもこの手のホークが2点発売されているようで、やはり人気があるのだよ。最近は実機もデカールで仕上げるが、この時分はまだ塗っていたのかな。あの、全体がユニオンジャックの塗りはデカールでなければ無理そうだが、逆に模型に貼るのはぞっとするなーなどと取り留めの無い事を思いつつ、やっぱりこういう塗りの模型は良いわいと、のど元過ぎればなんとやらである。
しかし、私にはここまでしか仕上げられなかったな。本当に手ごわいキットだったぞ、こいつは。