プロコフィエフの日本滞在日記

1918年、ロシアの若き天才作曲家が、大正期のニッポンで過ごした日々

私書箱23号

1918-07-17 | 日本滞在記
1918年7月17日(旧暦7月4日)

 今の私にとって最も関心のある場所は、私あての手紙が届くホテル事務所の私書箱23号。オボリスキーからの電報、あるいはベール男爵によれば私に作曲を注文したがっているという徳川氏からの手紙を待っているのだ(作曲の注文は即ち日本円を意味する。まったくもっていまいましい)。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 牧神の午後 | トップ | シベリア出兵 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本滞在記」カテゴリの最新記事