今日実は夫と八王子に行こうかという話が出ていました。東京家族の映画券が懸賞で当たって近くではそこしかもう上映していないのと、そごうの後にできたMUJIにも寄ったり足を延ばして立川のラシットにも行こうかなとも思ってたので。
夫が映画を観ている間駅周辺をぶらぶらしてようと思ったんです。八王子は地元だから様子もわかっているし。
昨夜『どうする?行く?』と聞かれ『う~ん』と返事をしたときからお互いに『行かないな』っていうのは分かっていたかもしれません。1週間か10日くらい前にそんな話が出ていた時は(たまにはいいかな。出かけることでこの頃の嫌な雰囲気が変わるかもしれない)と思ってた。
でもやっぱり直前になると(コンサートには行けなかったのに映画ならいいんだ・・・)っていう気持ちが強くなって、もうこれはいまさら言ってもどうしようもないし別問題として考えなきゃいけないのにずっとずーーーーっとトラウマになっているんです。
全てがそう。ライブのチケットを売ったときから夫は3回ぐらい石和に映画を観に行ってる。その度にさっきのことがいつも頭をよぎる。今年に入ってから私は個人的な用事で電車にも乗ってないし出かけてもいない。休みの日だって本当に近場しか行ってない。そういう気すら起こらない。
昔はお互い自分に興味がなくても『一緒に行ってみようか』ってなってたのにね。
先日娘の吹奏楽発表会も二人で見に行ったのですが車の中でもお昼ご飯の時もほとんど話をしなかった。何を話せばいいのかわからない→話さなくなるっていう感じです。ご飯の後『無印行ってみる?』って聞いたら『いや、別にいい。行きたいならいいよ』と言われたけれどつきあわせるほどどうしてもというわけじゃなかったからそのまま家に帰りました。
例えば行きたくない集まりがある時、もっともらしい理由を見つけていかなくていいようにならないかなぁなんて考える時があります。それでもまぁ大人ですからそれは想像だけで結局は参加したり出席したりしますが。
行きたければ何を差し置いても行くことに全力投球するのに、迷いが生じること自体、心のどこかで(行きたくない)本心が見え隠れしているのかもしれません。昨夜の曖昧な返事をした後、頭の片隅で(この時期何を着て行ったらわからないし)とか(花粉症がひどいし)とか(また気分が悪くなると困るから)とか(そもそも二人で行ったところで今のこういう状態で今までのように振る舞えるのか)って考えてた。あれ?出かけるのが苦痛だったのかな。言えないしなぁって。ひとりで行った方が気楽で気ままだから?
結局朝夫は『今日9時ごろの電車で行くから』と言ったので『あ・・・うん』と言ってひとりで映画を観に行きました。今までも互いにひとりで行動することはあったけど、私自身苦渋の決断でライブを諦めたことにもういい加減卒業して一から始めないとずっとこのままになってしまいそう。