今日は2月15日(火)だが、昨日の話を書く。
朝一番、かかりつけ医のところに血液検査の結果を聞きに言った。
結果は、炎症反応が出ているのでコロナによる後遺症も疑われるが、この結果をもって断定は
出来ないとのこと。
「息苦しさが続くなら漢方薬を処方しても良いが、なんともね・・・」
早い話Dr.も情報は集めているが、新型コロナ後遺症については未知の部分が多すぎて
「チョット私にも分からんね・・・」
という事らしい。
さらに都市部では、コロナ後遺症外来を設ける病院も出てきているが、滋賀県内にはそういうところも無いので、
紹介状の書きようもないとのこと。
もちろん、診断書の話をしても
「うーーーん・・・」
書いてもらうのは難しい様子。
「風邪の後遺症と考えるならば日数が経てば改善すると思うので、もうしばらく様子を見てもらうしかないね。」
これが最終的にかかりつけ医が私に下した診断だ。
いや・・・
会社は労災で対応すると言ってるが、コロナ感染はともかく、どうやってコロナの後遺症は証明すりゃいいんだ?
診察が終わってスマホを見ると、会社からの着信履歴がある。
16日から新しいシフトになるので、おそらく出勤出来る目処を確認する電話だろう。
すぐには電話せず、帰宅してから今後の事を色々考えた。
午後に会社へ電話をし、上司に現在の体調とかかりつけ医の話を報告して、最後に
「これ以上迷惑をかけられないので退職させてほしい」
と伝えた。
夜8時に、施設を統括する次長から電話がある。
「近隣の施設とも情報交換してますが、ウチでも他所でもTAMAさんみたいに、療養後に体調不良になる
ケースが続発してるのに、行政の対応が追いついていないので実は何処も困ってまして再度、対応策を上と
話し合いますので、チョット待っていただけませんか・・・」
人の不幸を喜ぶようだが、私だけではないことに少し安堵した。
お袋の時もそうだったが、コロナの陽性者には保健所から後日書類を送ってくるので、それが着いた時点で
再度話し合うことになった。
未知のウイルスに感染すると、本当に面倒だ。
かかっていない方には、心の底から何とか逃げ切っていただきたいと思う。
「浮かない顔してるね、ほら、今日はこれの日だよ」
お袋がテーブルに
不二家のハートチョコレートを置いた。
「懐かしいねー、こんな小さいハートチョコレートがあるんだ」
私にとって、バレンタインチョコレートと言えば、
これだ。
学生時代、バレンタインチョコレートには縁が無かった。
当時、通っていた学校の多くがチョコレートのやり取りを、表向きは禁止していたこともあるが
実態は裏で隠れて、皆んなでやり取りしていた。
ネクラのデブにチョコレートを渡すモノ好きはいない。
しょんぼり家に帰ると、テーブルの上には必ずハートチョコレートが置いてあった。
保険外交員だったお袋は、この季節になると不二家のハートチョコレートを自腹で大量に買い込み
顧客にばら撒いていたので、そのおこぼれという訳だが、それでも私には嬉しかった・・・
血液検査でHbA1cの数値も1ポイント悪化したので、本当は食べてる場合ではないのだが
小さなハートチョコレートをむさぼり食った後、
「そう言えば、ママは今回チョコレートくれないのかな?」
とお袋に言うと
「なに言うてるの、あの前ここに置いてあったの、そうやで!」
「あの前って、あれ食べてからもう1週間以上経つで!」
確かに、妻からのチョコレートは少し高そうな箱には入っていたが。
義理チョコにもほどがあるよな・・
家でゴロゴロばっかりしてても気が滅入るので、明日は久しぶりに出かける。