ASI290MC動画カメラでオリオン座σ(四重星)とθ1(トラペジウム)も撮影しました。
1月20日、リゲル伴星とシリウス伴星の試験撮影の一連でオリオン座σ四重星とトラペジウムも撮影しました。今はオリオン座の季節です。
20cmドブソニアン望遠鏡とASI290MC動画カメラの組合せでこの二つの重星は撮影したことがありません。
火星・木星・土星の惑星よりも暗いためGAIN350に上げました。露出の最適値もパソコンモニターを見ながら探しました。最適値は約0.1秒でした。
露出時間が長いため動画撮像時間は長くできません。200フレームと300フレームにしました。
オリオン座σ四重星をパソコンモニターで見ました。一番暗い10.3等の星も映っています。四つとも映っています。
しかし、実際にアイピース(接眼レンズ)を覗いて観察した時の星の印象が違います。アイピースを覗いた方が感動的です。パソコンモニターの像はテレビを見ている感じです。
重星はアイピースで直接観察した方が良いと思います。臨場感が違います。
撮影した写真2コマを添付します。
写真②のトラペジウムは右二つの星に暗い小さい星がくっついて写りました。初めて写りました。
①オリオン座σ(四重星)
2021年1月20日19時52分~54分
露出0.1秒×150/300フレーム×3コマ
20㎝ドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ASI290MC
IR/UVカットフィルター GAIN350 動画撮影
RegiStax6+ステライメージ9 トリミング自宅 気温2℃
※キャプチャエリア544×548
②オリオン座θ1(トラペジウム)
2021年1月20日20時03分~05分
露出0.13秒×100/200フレーム×4コマ
20㎝ドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ 他データは①と同じ
※キャプチャエリア800×600