12月に入ってから観察・撮影した重星(連星含む)を2019年に撮影した重星(連星含む)リストに追加掲載しました。
12月30日雨。星空になりませんので、12月に観察・撮影した重星(連星含む)を見直しました。
11月に2019年観察・撮影した重星リストを作成しましたが、12月に更に観察・撮影していました。
2019年重星撮影のまとめとして、追加リストを作成することにしました。
2019年追加観察・撮影した重星(連星含む)は次の通りです。。(◎印は連星)
25.くじら座γ星(重星) 光度3.5-6.2等 角距離2.9秒
26.ペルセウス座ε星(重星) 2.9-8.1等 8.8秒
◎27.みずがめ座ζ(ゼータ)星(連星) 4.4-4.6等 2秒 公転周期856年
◎28.うお座α星(連星) 4.3-5.3等 1.8秒 公転周期933年
(再撮影しました)
29.エリダヌス座32番星(重星) 4-7等 7秒
◎30. 〃 ο(オミクロン)2星(三重連星) 4.4-9.5-11.2等
4.4-9.5等星 角距離82.4秒 公転周期7200年
9.5-11.2等星 実測7.5秒 公転周期252年
31. 〃 39番星(重星) 5-8等 6.4秒
32. 〃 θ星(重星) 3.2-4.4等 8.2秒
33. 〃 f星(重星) 4.8-5.4等 8.3秒
2019年は全部で33個の重星(連星含む)を観察・撮影していました。
機材は全て電動式20cmドブソニアン望遠鏡です。5年前に観望用に購入した望遠鏡ですが、所有機材の中で一番使用頻度が多い望遠鏡です。口径が20cmありますと、重星観察・撮影が非常に楽にできます。買って良かった望遠鏡です。
来年2020年も光害の自宅でできる重星観察・撮影を継続していこうと思います。
重星観察・撮影は1冊の本、故・山田卓先生の「ほしぞらの探訪」を購読してから始まり、現在まで続いています。
何と言っても1個に見える星が、望遠鏡を覗いて複数の星に分離して観察できた時は感動ものです。明るい彗星を観た時も感動しますが、重星は別物です。