新星空の友

紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)最盛期の時刻毎の写り変化を載せました

 茶臼山で撮影した紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)最盛期の時刻毎の写り変化を載せました。
 11月11日曇りのち快晴。10/14茶臼山で135mm望遠レンズを使って固定撮影した23A3彗星の写真を日の入り後の時刻毎に載せることにしました。
 写真は1コマ(1ショット)で「自動レベル調整」したものにしました。いろいろソフト現像処理しますと、写り方の違いが比較できませんから。
 実際の空では、日の入り40分後頃から彗星を望遠レンズでビューモニターを通して確認できました。
 薄明の空の変化に呼応して彗星が肉眼で確認できるようになりました。
 肉眼で彗星のコマと扇状の尾が一番ハッキリ観察できたのは日の入り50分から60分頃です。
 彗星が地平線に近くなりますと、市街地の光害等の影響で観察しにくくなりました。
 23A3彗星は約30分間の天体ショーでした。当日(10/14)の18時10分頃がクライマックスでした。
 露出も空の暗さに応じて経験に基づいて刻々と変更して撮影しました。
 途中で雲の通過もあり、撮影タイミングも考慮しての撮影でした。

 時刻毎に撮影した写真の中で選別した5コマを添付します。

 1コマ(1ショット)写真でも彗星の尾とコマがしっかり写っています。
 アンチテイルも写っています。
 どうぞご覧下さい。

①紫金山・アトラス彗星(日の入り44分後)

2024年10月14日18時00分58秒
露出0.3秒×1コマ 135㎜ F2(絞り2.8)固定撮影
トリミング無 ISO1600 愛知県茶臼山 気温13℃
※日の入り44分後

②紫金山・アトラス彗星(日の入り51分後)

2024年10月14日18時07分09秒
露出1.3秒×1コマ ※日の入り51分後
他データは①と同じ

③紫金山・アトラス彗星(日の入り56分後)

2024年10月14日18時12分37秒
露出1.3秒×1コマ ※日の入り56分後
他データは①と同じ

④紫金山・アトラス彗星(日の入り62分後)

2024年10月14日18時18分25秒
露出1.3秒×1コマ ※日の入り62分後
他データは①と同じ

⑤紫金山・アトラス彗星(日の入り68分後)

2024年10月14日18時24分39秒
露出1.3秒×1コマ ※日の入り68分後
他データは①と同じ









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