新星空の友

海王星の衛星トリトンを撮影しました

 20cmドブソニアン望遠鏡で海王星の衛星トリトンを撮影しました。
 11月27日快晴。前日(11/26)に海王星の衛星撮影の下準備しましたので、本日(11/27)本撮影に挑戦しました。
 海王星の撮影、衛星トリトン(13.5等)の撮影は初めての試みです。
 ネット投稿写真にトリトン撮影のものがありましたので、私も挑戦することにしました。
 オリオン座トラペジウムの八重星撮影(15等まで撮影)の経験がありましたので、衛星トリトンも写せると思いました。
 海王星の導入は前日同様に自動導入で導入誤差補正して導入しました。事前にステラナビゲータ11ソフトで構図をプリントアウトしてありますから、海王星がどれか判ります。
 ASI290MC動画カメラでGAIN350、露出0.1秒、0.2秒、0.3秒の3通りで撮影しました。
 夜、ソフト現像処理しました。
 RegiStax6ソフトで処理しようとしましたが、海王星が小さい丸状のため処理できませんでした。
 次にステライメージ9ソフトで動画処理しました。このソフトは正常に処理できました。
 衛星トリトンは写っていました。うまくあぶり出せました。
 
 撮影した写真2コマを添付します。

 写真の衛星トリトンの位置はステラナビゲータ11ソフトで確認し、トリトンに間違いないことを確認済みです。
 衛星トリトンは、写真②の露出0.1秒でもソフト現像処理(レベル調整)を上げていきますと、浮き出てきます。
 海王星は見た目が小さすぎて木星や火星のように模様は写りません。青白い丸状に観えるぐらいです。
 次は天王星の衛星撮影に挑戦しようと思います。
 また、衛星トリトンの公転周期が本当にネット情報の5.877日かどうか確認できる写真を撮影しようと思います。
 尚、他の人のネット投稿写真をチェックしますと、天王星、海王星の衛星は口径13cm以上の望遠鏡で写っています。

 どうぞご覧下さい。

①海王星の衛星トリトン

2022年11月27日19時50分~52分
露出0.3秒×50/100フレーム×2コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜
ASI290MC IR/UVカットフィルター GAIN350
動画撮影 ステライメージ9(画像復元無)
トリミング自宅 気温11℃ ※キャプチャエリア320×240

②海王星
2022年11月27日19時53分~54分
露出0.1秒×100/200フレーム×3コマ
他データは①と同じ



 
 


 

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