社畜JKのみなみは今日、くだらぬ電話の前に部屋の掃除をしつつAmazonプライムビデオで無料放映中であるヱヴァンゲリヲン新劇場版:序を見ていた。
エヴァシリーズはこれまでアニメ、旧劇場版、新劇場版と映像コンテンツをどれも見てきていた為、一応四部作最終作となるシン•エヴァンゲリオン:||はなるべく早いタイミングで観に行きたいと思っている。
一体庵野秀明監督はどのようにしてこの大風呂敷を締めるのかが大変楽しみだ。正直不安要素の方が大きいところだが、そこも含めて今は期待している。
アニメ好きな生徒との最近の雑談はエヴァばかりである。もっと言うとQの内容をいじって笑いをとっているだけである。
若い世代でもエヴァンゲリオンが好きな人は好きだ。世代問わずに刺さる内容になっているのだろう。
突如現れる使徒。それに対応できるのは適性を認められたパイロットの碇シンジ。自分がやらなければ人類は終わる可能性が高いらしい。
嫌々ながらも傷ついた綾波を見て乗る覚悟を決めるシンジは、私には輝いて見えた。
その一方で使える人材を大切にするどころか使い潰す姿勢しか見せないネルフ本部。形式上の支援はあるが万全とは言えない福利厚生。まるでどこかの塾講師のようだ。
エヴァに乗れば、何か良いことがあると思っていた。でも実際は嫌なことばかりだ。単純に使徒を倒せばいいというだけの話ではないのだから。
現代の社会にも通ずるところがあるのかもしれない。学生時代に観ていた時とは少しシンジへの共感の仕方が少し変わっていた。
どう締めようともそれは作る人間の自由だ。しかし、叶うのならば碇シンジの努力が報われるエンドにしていただきたいものだ。
これは教室という名のエヴァンゲリオンに乗せられている現役社畜JKからの心からの願いと祈りである。