運命は「口ぐせ」できまる

2005-03-23 | 
医学博士、理学博士 佐藤富雄 著   

「運命」や「ツキ」と呼ばれる力があることは誰もが
多かれ少なかれ実感していると思う。この本ではそれら
の力が日頃、各自が発する「口ぐせ」からきている
ことに気づかせてくれる。

「口ぐせ」とは一種の自己暗示であり、発した言葉を
読み取った脳がその実現へ向けて動きだすという。
言葉の力を使えば思いがけないところからいろいろな
問題が解決される。
本当に欲しいものがあったり、本当に実現したいという
ことができたら、言葉の力を信じて「口ぐせ」を有効利用
しなさいと。

生理学的には目的や希望を口に出すと大脳にある側座核と
いう部分に伝わるそうである。
側座核というのは目的達成機構で、送られてきた目的や
希望を実現すべく今度はここから脳全体に向けて伝令が出
される。

興味深いのは人間は脳で起きていることを体に表現する
という特徴を持っており、脳の中でホルモンなどが分泌
される化学反応が起きているということ。

たとえば心配ごとが頭をよぎると即座にアドレナリンが
分泌されて血管を収縮させる。
すると、顔色は悪くなり、胃の血流も悪くなり、体調が
崩れてしまう。
このように人間の体は意識が引き金になって化学反応が
支配していて当然、逆にこのことがプラスに働くこともある。

よって自分の意識をうまくコントロールできれば体の中の
化学反応も制御されて現実も良い方向へと近づいて行くという。
要はこの効果をどれだけ人生において使えるか。

今まで今日は気分がいいとか調子が悪いとかということは
変えることの出来ないどうしようもないことだと思ってたが
体の中で起きている化学反応を理解し利用できればある程度、
気持ちや人生さえもコントロールすることが可能なのだ。

日頃の「口ぐせ」を再チェックである。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雨洗風磨 | トップ | その時は突然やってきた »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
その本・・・ (SHIMO)
2005-03-23 21:25:41
知っています!!!

ずっと

前まで 持ってました♪

友達に あげた気がする~☆



病は 気から!!!ですよね。

心配事減らさなきゃ~。



笑わなきゃ♪よ~し頑張るぞ!!!
返信する
マイッタ (shibatex)
2005-03-24 20:13:39
なんか元気になったみたいだけど、

もう大丈夫なのかな。



この本読んだことがあるんだ。

そう、病は気からだよね。



逆にこっちは大切な元気の素を一つ失いました。

昨夜、リッコちゃんが急死しました。

ご飯も喉を通らないくらい超凹んでます。

返信する

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事