あしたへの糧

週末のできごとを中心に書き綴ります

雪降る大崩山

2019年01月30日 | 山歩きのこと
2019年1月26日(土)

久しぶりに大崩山を訪れた。ていうか、山に登ること自体が今年初めてだ。
メンバーはKさんと2人。小積谷をつめ上がって坊主尾根を下りてくる計画。







しばらくワク塚コースをたどった後、途中から道を逸れて、そのまま谷を進むと、大岩を乗り越しながら進むアトラクションが続いて面白くなってきた。







しかし、濡れた岩に手をつきながら登って行くものだから、手先がかじかんで痛い! 替えの手袋を持って来なかったというミス(>_<)







天気予報で寒波が下りてくる言ってたとおり次第に雪が降り始めた。その量は時間とともにみるみる増えてくる。







小積ダキを見上げるところまで登ってきた! おー迫力あるなあ~ チャンスがあればこの岩を登ってみたいもんだ。
この辺りまで登ってくると風が吹きだした。谷だからちょうど風の吹き抜け道になっているのだろう。













反対側にはワク塚






谷を登りつめて登山道に出る辺りは、もうすごい爆風。指は千切れそうに痛いし、顔、耳も凍傷になるんじゃなかっていうくらい痛い。
シーズン初の冬山だったものだから、完全に装備の油断してた。







登山道に出ると、風の当たらない岩陰を探そうと足早に進んだ。
いい感じに風の当たらな場所が見つかったので、そこでアウターウェアを着込んで一息入れたら、ようやく落ち着いた。でも、指の感覚は戻らない(>_<)



ここからは坊主尾根の下り
岩の上は滑らないかな?と心配しながら進んで行くと、りんどうの丘の水場が完全に凍結して、氷の帯が谷の下の方の見えない所まで延びていた。
軽アイゼンで渡るには心もとないので、谷を10メートルくらい下りて、氷の幅が一番狭い所を横断した。

ちょうど渡り終えて、登りの一歩を踏み出したとき、滑ってこけた!!
運よくその場で止まったけど、運が悪かったら氷の滑り台を滑り落ちていくとこだった。あっぶねー












岩の上は、凍ってなさそうなところを選びながら足を置いて歩く。







腰が引けてしまうのは仕方ないでしょっ(^^;







下りもそこそこいい感じに緊張感が続いて面白かった。







わお! 登りで掻いた汗が凍っちゃってるじゃないの!!







まさかこんなに雪が降るとは思ってもなくて、装備チョイスのミスとかあったけど、お陰で学ぶとこもあったし、久しぶりの山歩きはとても楽しいものになった。




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2 コメント

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Unknown (yo-ji)
2019-02-11 11:21:34
象岩のトラバースとか坊主尾根もノーアイゼンですか?写真見るとけっこう怖そうてすが。
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yo-jiさんへ (str_mykb)
2019-02-11 16:25:20
軽アイゼン履いてますよ。
りんどうの丘の水場は軽アイゼンでは渡れないくらい大きく氷ってました。写真を撮っていないのが残念。それほど余裕がなかったのかなと。
もしアイゼンを持って来ていなかったら引き返さなきゃならないところでした。

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