夏山遠征が終わってようやく今シーズン初めての沢登り。
8月6日(土)、ミドリマンさんの車で高千穂町のKさんの囲炉裏小屋に向かった。すっかりトライアスリートになってしまったミドリマンさんと会うのは久しぶりだ。
この囲炉裏小屋もすっかりベース基地になりつつある。ありがたいことだ。Kさん夫妻にもてなしていただいて沢談義に話が弾んだ。
高千穂の夜はやっぱり涼しいな~(なのに若干1名がパンツ1枚になってたような) 宴は翌日に備えて11時に強制終了。
翌朝、冷やしうどんを食べて出発。向かった沢は土呂久地区にある楓谷。シーズン開幕戦の肩慣らしにはちょうど良さそうな沢。ベース基地から30分ほどで到着。
7時35分、入渓するといきなり10mほどの滝。落ち口の右からも左からも行けそうに見えたけど左から。
落ち口までもう一手で行けるというところで、(怖くて)あと一歩が踏み出せなかったのはシーズン一発目だったからか。
水心からさらに外側へ逃げて登った。後になってアブミを使えばよかったと後悔した。想像力も足りてない。
続いてまた20メートルほどの大滝が出現。ここは迷わず右から高巻き。
もしかして意外とハードコアな沢なのか?と思っていたら、その先は5メートルくらいまでの登れる滝が続いた。
途中、単調なゴーロ歩きになる所もあったが、終盤まで手頃な滝が続いて、思惑どおりの肩慣らしにいい沢だった。
源頭近くになると谷の名前のとおり楓の落ち葉がたくさん。
10時30分、標高1500メートル付近で脱渓。少し歩くと稜線のアセビが茂る草地に飛び出した。
そうなると一気に暑さが増す。日陰を探して昼飯食べて下山。
障子岳の少し手前から土呂久に下る登山道をたどって12時40分車の所に戻り着いた。
ヤマップやユーチューブで、沢登りの渡渉の事故が報告されていた。不確定要素が多い沢登りのミスは怖い。
遊びの中にも真剣に。無理なく、怪我なく、今シーズンの沢登りを楽しみたい。