理系オセラーの気まぐれ日記

心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつけていきます。

意味という病

2021-06-04 07:20:50 | 日記
何にでも「意味」があると思い込んでいる人がいるようです。
それを「意味という病」という一節で書いている文章に出くわして、なるほどと思った。

人間は何かの役に立つために生きているわけでもなければ、
意味を求めて行動しているわけでもない。
何にでも意味を求める人は「意味のないもの」の存在を許すことができず、
国家権力がこれに取り憑かれるとナチスになり、
個人が取り憑かれると、2016年に起こった相模原障害者施設殺傷事件みたいになるわけです。

人間が生きるのに、そもそも意味なんて無いんですよ。



『本当のことを言ってはいけない』池田清彦 著(角川新書)
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