ヘッドホン・イヤホン試聴記録

コスパ重視のヘッドホン・イヤホンの試聴記録です。

SONY MDR−E805

2020-02-07 08:42:38 | イヤホン

ハードオフにて 108円で購入(2019年9月)

この機種のスペックは以下の通り

型番 MDR−E805
型式 オープンエアダイナミック型
再生周波数帯域 10Hz ~ 16 000 Hz
インピーダンス 16 Ω
最大入力(JEITA) ー
出力音圧レベル 104dB
ユニット口径 φ16 mm
接続コード 1.2 m
プラグ ステレオミニプラグ (金メッキS型)
質量(コード含まず) ー
付属品 ー

ソニーのインイヤー型。最も廉価なイヤホンだと思われる。流石にユニット口径は大きい。

カナル型では無いので、低音域が少なめ。それでも聞きやすい印象。本体が大きくては長時間装着できない(痛くなる)のが難点。

(以上2019年11月記)

 

以前取り上げた「MDR-E0921(試供品)」とほぼ同等と思われるが、発売時期等(どちらが先かも)わからない。

イヤホン本体の穴のパターンが異なっている。(見にくいが…)

音はどちらも好ましい傾向だが、自分の耳には本体が大きすぎて長時間使用できない。

SONYはカセットのウォークマンの時代から膨大な数の(インイヤー)イヤホンを作っているので廉価モデルといえども品質が高い。

 


NICEHCK DB3

2020-02-06 16:12:02 | イヤホン

Amazonのブラックフライデーセールの際に、タイムセールに乗せられて買ってしまった中華イヤホン。

(11月23日発注24日到着。諸々あって2,212円で購入)

パッケージはカラー印刷。銀青モデルを購入。

リケーブル可能なケーブルとイヤチップ4種、袋が付属していた。

トランスルーセントなボディとクロムなパネル

ドライバーは1BA(バランスドアーマチュア)+2DD(ダイナミックドライバ)のハイブリッド。

材質の異なるダイヤフラムを使用したダイナミックドライバ2機は中低域、BAドライバは高音域を再生しているようだがどちらも迫力のある音を出している。
最初に聞いた曲が「Rookie of the Year 」Funeral for a Friendだったが一皮むけたサウンドでクリアかつ音圧も強くこの手のハードロックにはとても向いていると感じた。
この1点で圧倒的なコスパの高さを感じることができた。

近い価格の商品でファイナルE1000ES(既報)があるがこちらとの比較で、押し出しの強いDB3と繊細な再現のE1000ESといえる。DB3は一聴好ましい傾向だが、ボーカルの再現力ではE1000ESが勝る。星野源の声の再現ではE1000ESのほうが正確ということだ。DB3はボーカルもクリアだがややにじむ感じというか芯がぼやける感じがする。オーテクのBA機ATH-CKB50(既報)はこの機種を聞いたあとで聞くとなんと小ぢんまりした音かと感じた。

中華イヤホンのほとんどはリケーブル可能でMMCXではないやり方で接合する。気軽にリケーブルできるのも中華イヤホンの利点である。

中華イヤホンはもはや無視できないコスパと品質を持っている。


SONY MDR-NC033

2020-02-05 10:24:40 | イヤホン

2019年7月上旬購入。ハードオフにて324円

一般に販売されていないモデル。

本体にWMのロゴがある。ウォークマン(Z1070)付属のイヤホンである。ただ、ネット情報によるとMDR-NC31EMという同等品が販売されていたようだ(コードの長さは異なるが)形はMDR-NWNC33の方が近いと思うのだが。

本体に謎の穴が…

ウォークマンのZシリーズといえば高級ラインだがこれに付属のイヤホンといえば、あれである。ノイズキャンセリング機能が付いている。そしてこれはSonyの独自規格で他社のものとは互換性がない。差し込みプラグが5極で位置がずれるため他社の製品では使えないと言われている。(Xperiaでも使える)
もちろんノイズキャンセリング機能は使えないのだが普通のイヤホンとしては使えないだろうか。やってみよう。
現行型のipodでは左右から音は出るものの、音量が小さく、まともに使えない感じ。
DP-MCX1ではボーカルは聞こえるが伴奏はほとんど聞こえない。(断線したヘッドホンみたいだ)使用不可。
旧のHDD型iPodでは問題がない。このくらい古いとプラグで音データ以外のやり取りをしない(コントロール信号等)のでプラグ間のスペースに余裕があるのかもしれない。

星野源のPOP VIRUSを聴いたが高域から低域までかなり良い音で鳴っている。特に音の立ち上がりがシャープで反応が良い感じ。使える機種はかなり限定されるが、品質の良さを感じる。

(2019年7月記)


Transcend 型式不明イヤホン

2020-02-04 17:24:00 | イヤホン

2019年7月下旬ハードオフにて購入(108円)型式はついぞわからなかった。

(以下の記事は2019年8月に書いたものである)

今回はTranscendのロゴの入ったイヤホンだ。

TranscendといえばメモリーメーカーでSDメモリーカードやメモリースティックでも有名である。イヤホンなんて作っていたの?という感じだが、ちょっと調べると理由がわかった。

Transcendは10年位前にシリコンオーディオのMP3プレーヤーを製造販売していた。

それに付属していたのが今回のイヤホンだった。(それでインイヤーか…)
価格.comなんかで見ていると上位機種から最安価な機種まで同じイヤホンが付属していたようだ。
口コミによると「100均並のイヤホン」とか買い換えるべきという論調が多く有ったが、自分に言わせると「本当に聴いたんかい?」という感じである。確かに見た目はプラスチッキーな安い感じはあるが、実際聴いてみるとかなり広範囲の音が出ていて解像感が高い。音の分離も優秀で非常に聞きやすい。インイヤーならではのドライバの大きさが有利に働いているのかもしれない。

見た目に騙されてはいけないと思う。確かにカナル型に比べて低音の量は少なく低音も深く沈まないが、ちょうど良いバランス感である。

自分好みで満足度は高い。
これが100円!コスパは限りなく高い…

本記以上

2020年2月記 この頃さかんに安いイヤホンを買いあさっていた。音漏れの観点から現在の主流はカナル型だが、10年前は(アップル純正もそうだったが)インイヤーがまだまだ存在していた。インイヤーにも良いところはあるのだが現在はほとんど見かけない。


AKG Q701

2020-02-03 13:13:11 | ヘッドホン

2019年9月30日、消費税増税前に駆け込みで買った唯一の商品がこのQ701だ。

セカンドストリートにて10,594円(10,900円クーポン使用で9,810円の消費税8%)

いわずと知れたベストセラー機K701のスペシャルチューニング版である。Q701のQはクインシー・ジョーンズの「Q」である。

K701(のホワイト)は「けいおん!」の秋山澪が使用していたことで有名になり「みおホン」の名前でそちら方面で大人気になった。(だいぶ前だが…)当時50,000円以上していたと思うが、某有名イヤホンショップで完売になったという伝説がある。

このK701は現在でも現行商品でサウンドハウスで15,000円以下で購入可能。(激安には訳がある=後述します)Q701の方はスペシャリティモデルということで25,000円程度の販売価格。(中古で約半値は妥当なところか…)

自分がこのヘッドホンを知った頃は50,000円以上していてとても買える代物ではなかった。憧れの1台だったわけだがようやく買える(中古だが)ような価格になった。

AKGはオーストリアのメーカーだが紆余曲折をへて現在はハーマンインターナショナルの子会社である。そのハーマンは2017年SAMSUNGの傘下となった。ということで現在の機種はオーストリアで生産はしていない。中国製である。(これが低価格化の理由である)

MADE IN CHINA(P.R.C)と書いてある。(オーストリア製はヘッドホンの外側の耳外周部に記載されている)

ほぼ同じ価格でK701の(オーストリア製中古)があったが状態があまり良くなかった。(Kだったし)

迷った挙句こちらにした。様々なところで中国製を批判するようなことを書いている人もいるが、AKGのQCを信じてこちらを買った。

多分違いはないのだろう。

音は大変に素晴らしい。開放型なので音はダダ洩れだがその分抜けがよい。解像感もすばらしい。満足度は高い。

唯一、インピーダンスが62Ωと高めでiPod直差しでは再生が厳しいのが問題点かな。(どちらかというとiPodの問題?)