つい最近、YF-15とXF-104(?)のプラモデルを入手しました。
F-15プロトタイプ
YF-15は、残念ながらハセガワの1/72スケールのものではありません。
ハセガワ 1/72スケールの極初期F-15プロトタイプキットの箱絵
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サンショウの1/100スケールのものです。
たとえ1/100スケールでもF-15のプロトタイプが手に入ったので嬉しいですね。
パッケージは、こんな感じです。子供の頃、近所の模型屋で見かけた記憶があります。
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このキット元々は、マンネンというメーカが1974年頃に発売したものでその後、サンショウブランドで販売となったようです。
主翼端を見ると量産型F-15と異なる形をしています。
極初期のF-15プロトタイプは、主翼端が角張っています。
この翼形状で実際に試験飛行してみるとマッハ0.85~0.95あたりの速度域で6G以上の旋回をすると
激しいバフェットが発生することが判明しました。YF-15の場合それがあまりにも激しく機体が
分解しかねないほどの振動が発生したようです。
この問題は、量産型のF-15の主翼端のように斜めに切り落とす事で解決し、現在のF-15に至っています。
このキットの水平尾翼には、ドッグトゥースがついています。
極初期のF-15プロトタイプとする場合は、このドッグトゥースも無くす必要があります。
この水平尾翼のドッグトゥース、実は、試験飛行の結果から付けられたもので
極初期のF-15プロトタイプには、ついていませんでした。
ドッグトゥースが付けられた経緯は、高速飛行時に水平尾翼がフラッターを起こす事が判明したからです。
水平尾翼にドッグトゥースを付ける例はあまり無く非常に珍しいパターンです。
ということで試作4号機以降、水平尾翼のドッグトゥースは標準となり、1~3号機にも同等の改修を施しました。
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それなのでこのキットは、水平尾翼改修後の機体をキット化してあります。
実際の極初期のF-15プロトタイプ(試作1号機)
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本キットの設計図裏面の塗装図で、試作1号機、5号機、7号機のものが描かれています。
塗装に関しては、いくつか種類があるのでモデル化したい機体の実際の写真を参考にした方がいいですね。
デカールは、試作1号機、4号機、5号機、7号機のものがセットされています。
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YF-15と現在のF-15の違いは、以下のとおりです。
① 水平尾翼にドッグトゥースが付けられた。
② 主翼両端が切り落とされた。
③ エアブレーキの面積が拡大された。
エアブレーキも当初予測されていた以上のフラッターが発生する事が分かり、大幅に面積が増やされました。
④ 垂直尾翼上端のマスバランスの太さが同じ。
⑤ インジェクションシートがEscapac IG-7 から ACES IIに変更された。
その他、細々ありますがおおまかなところはこんなかんじですかね。
XF-104
何やら怪しげなF-104のキットを入手しました。
メーカは、リンドバーグでパッケージからするとF-104と言うよりXF-104ですね。
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実際、中身をみてみるとXF-104の特徴を備えていますが、XF-104とF-104Aが混ざったキットとなっています。
どちらかと言うとXF-104に近いキットのようなのでXF-104にすべく製作してゆきたいと思います。
最近のキット(飛行機、AFV)は、良くリサーチされていて出来もよく、ストレートに組んでもきっちりしたものが出来上がります。
しかし、なんとなく面白みにかける気がします。決して悪いとは思いませんがなにか物足りない気がします。
この様な怪しげなキットがなくなって、ある意味面白みがなくなった気がするのは私だけでしょうか...。
それなので時々、中古プラモ屋で何やら怪しげなキットを購入するんでしょうね。
---- End Of YF-15 XF-104 ----
F-15プロトタイプ
YF-15は、残念ながらハセガワの1/72スケールのものではありません。
ハセガワ 1/72スケールの極初期F-15プロトタイプキットの箱絵
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サンショウの1/100スケールのものです。
たとえ1/100スケールでもF-15のプロトタイプが手に入ったので嬉しいですね。
パッケージは、こんな感じです。子供の頃、近所の模型屋で見かけた記憶があります。
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このキット元々は、マンネンというメーカが1974年頃に発売したものでその後、サンショウブランドで販売となったようです。
主翼端を見ると量産型F-15と異なる形をしています。
極初期のF-15プロトタイプは、主翼端が角張っています。
この翼形状で実際に試験飛行してみるとマッハ0.85~0.95あたりの速度域で6G以上の旋回をすると
激しいバフェットが発生することが判明しました。YF-15の場合それがあまりにも激しく機体が
分解しかねないほどの振動が発生したようです。
この問題は、量産型のF-15の主翼端のように斜めに切り落とす事で解決し、現在のF-15に至っています。
このキットの水平尾翼には、ドッグトゥースがついています。
極初期のF-15プロトタイプとする場合は、このドッグトゥースも無くす必要があります。
この水平尾翼のドッグトゥース、実は、試験飛行の結果から付けられたもので
極初期のF-15プロトタイプには、ついていませんでした。
ドッグトゥースが付けられた経緯は、高速飛行時に水平尾翼がフラッターを起こす事が判明したからです。
水平尾翼にドッグトゥースを付ける例はあまり無く非常に珍しいパターンです。
ということで試作4号機以降、水平尾翼のドッグトゥースは標準となり、1~3号機にも同等の改修を施しました。
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それなのでこのキットは、水平尾翼改修後の機体をキット化してあります。
実際の極初期のF-15プロトタイプ(試作1号機)
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本キットの設計図裏面の塗装図で、試作1号機、5号機、7号機のものが描かれています。
塗装に関しては、いくつか種類があるのでモデル化したい機体の実際の写真を参考にした方がいいですね。
デカールは、試作1号機、4号機、5号機、7号機のものがセットされています。
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YF-15と現在のF-15の違いは、以下のとおりです。
① 水平尾翼にドッグトゥースが付けられた。
② 主翼両端が切り落とされた。
③ エアブレーキの面積が拡大された。
エアブレーキも当初予測されていた以上のフラッターが発生する事が分かり、大幅に面積が増やされました。
④ 垂直尾翼上端のマスバランスの太さが同じ。
⑤ インジェクションシートがEscapac IG-7 から ACES IIに変更された。
その他、細々ありますがおおまかなところはこんなかんじですかね。
XF-104
何やら怪しげなF-104のキットを入手しました。
メーカは、リンドバーグでパッケージからするとF-104と言うよりXF-104ですね。
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実際、中身をみてみるとXF-104の特徴を備えていますが、XF-104とF-104Aが混ざったキットとなっています。
どちらかと言うとXF-104に近いキットのようなのでXF-104にすべく製作してゆきたいと思います。
最近のキット(飛行機、AFV)は、良くリサーチされていて出来もよく、ストレートに組んでもきっちりしたものが出来上がります。
しかし、なんとなく面白みにかける気がします。決して悪いとは思いませんがなにか物足りない気がします。
この様な怪しげなキットがなくなって、ある意味面白みがなくなった気がするのは私だけでしょうか...。
それなので時々、中古プラモ屋で何やら怪しげなキットを購入するんでしょうね。
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---- End Of YF-15 XF-104 ----
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