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Subang Jaya より

「人生は冒険だ」の言葉に痛く共感し飛び出した日本。その後はどうなったか?

いつもの果物屋さんで

2014年07月27日 | 驚愕の異文化
昨日からハリラヤ(イスラム正月)の長期休暇です。

今日からはしばらくのんびりとできます。
タイ旅行も予定しています。

果物が食べたくなり、近所にあるいつもの果物屋さんに行きました。

いつも夏のようなマレーシアですが、果物にはやはり旬があるようで山積みになっていた果物が
全くなくなったり、久しぶりに見る果物が出てきたりします。

今日、果物屋さんの店先でたくさんの荷を下ろしていたのは果物の王様ドリアン屋さんでした。

ドリアンは高価ですが、マレーシアでは人気の果物です。

ここは果物屋さんの店先ですが、季節ごとに旬の果物が入れ替わりに山積みにされて売られます。


ドリアンを品定めする中華系の奥さまの様子。
外観の大きさや形から売り子のお兄さんに「これ割ってみぃや」と指差します。
するとお兄ちゃんは、まずドリアン全体をゆすってみて、音や中で実が動く様子で熟れ方を感じ取るようです。
OKであればそのあと、お兄ちゃんはナタで「ガシガシッ」と割れ目を入れてパカッと中身をお客さんに見せます。


実の大きさ、熟れ具合いを確かめる奥さま。
観察していると、指でタッチしてペロッとするまではOKらしいです。
検査で不合格であれば購入拒否もOKで、「次割ってみぃ」となります。やはり高価なものですから。
写真は外側も含めた目方売りです。中身だけのパック売りもあります。

種類にもよりますが、ふっくらした実で艶がある実が良いと思います。
黄色が濃いほど甘みが強く、薄いとさっぱり系です。
薄黄色→黄色→濃い黄色となるにつれさっぱり系から濃厚なクリーム系の風味になります。
完熟のものは苦味が出てきますが、大人の味といった感じです。
艶のないものは口の中で広がりが悪い感じです(あくまで個人的な見解です)。

今日は不思議と強い匂いはしませんでした。

ドリアンの季節が来ると父の命日です。
ドリアン食べ放題でおなかいっぱいになった夜、訃報を聞きましたから。
今年は命日にエアアジアに乗ってタイに遊びに行くけど、呼ばないでくださいね。


いつもドリアンと一緒に売られているのが果物の女王マンゴスチン。ドリアンで火照った体をマンゴスチンで冷やすのだとか。




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