Subang Jaya より

「人生は冒険だ」の言葉に痛く共感し飛び出した日本。その後はどうなったか?

マレーシアにウインカーの文化を見た

2013年06月14日 | 交通
マレーシアに来て車の運転を始めた頃から感じていたのですが、日本とマレーシアではウインカーの使い方が違います。

想像してください。

今、ハイウエイ片側3車線の中央を走行しているとします。
同じ中央車線の前方に右のウインカーを出している車が走ってます。

一番右の車線に行きたいのかな?と思っていると、いつまでたってもそのまま。
右車線にはだーれもいないのに。
こんな車を追い越したり、右側を通過するのにはドキドキです。

やがてハイウエイの出口に向かって左車線に向かう時に、初めてウインカーが消されます。

この車、ハイウエイに合流するときに右のウインカーを出し、そのまま延々と何キロもウインカー出しっぱなしに違いありません。
車内でカチカチと気にならないのでしょうか?

このような車は結構見かけます。

マレーシアの教習所では、「ウインカーは自動に戻るまで手を触れては行けません」と教えているのでしょうか?
と思えるくらい頻繁におります。
従い、インターなどで左に旋回しながら二股に車線が分かれる場合など、左ウインカーを出しながら右車線ににゆく車も結構います。
市街地でも結構います、右にウインカーを出しながら「いつ行くんだよぉ」と言いたくなる車、バスもそうです。


マレーシア(我がSubang Jaya周辺)の大きめな十字路は概ね左折専用レーンが有り、信号は関係なくいつでも自己責任で左折できます。
だからなのか?左折レーンで左折をする人の95%はウインカーを出しません。

交差点でウインカーを使うのは、「直進レーンですけど右折します」とか、「左折レーンだけど右折します」みたいな、
日本では「任侠関係」の方々が時々なさる曲がり方の時にウインカーを使います。
(マレーシアでは、おねいさんも、おばちゃんも停止線の前に出て斜めに大胆にかぶせてきます。バンパー前の原則が適用されます。)

そして私の得た結論は、交差点ではこれから意表をつく行動をする人のみがウインカーを使うということです。
右折車線にいて右折する人は99%ウインカーを出しません。
日本人のように右折車線でも右ウインカーを出した場合は、「Uターンします!」の意味になるようです。
(中央分離帯の多いマレーシアではUターンする機会が多いです。回転半径の大きな車(旧Wajaなど)は面倒です。)

逆に、右折車線にいるけど(直進車線を越えてまで)左折したい、一番左にいるけど直進車線を2つ横切って右折したい、などの場合はウインカーを出せば可能なようです。


ハザードの意味も全く異なります(これはマレーシアの方が正しいかな?)。

バイクのウインカーはさらに信用なりません。

<<全て私の勝手な思い込みです。事実とは違うとお感じの方もいらっしゃると思います>>


懐かしの車 Fiat X1/9 (スーパーマーケットの地下駐車場で)




今でもよくまとまったコンパクトな車と思いますが、今の世の中、この車でBMW、Audi、Mercedesに混じって渡り合う気はしません。
隣のカローラと比べてもおもちゃおもちゃしてます。時代は変化しました。

明日はスーパーGT in Malaysia なのだ。



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