さいたま市の
行財政改革公開審議を傍聴してきました。
政府の行政刷新会議で行っていた事業仕分けのようなものです。
さいたま市の場合は、見直し事業のうちで市民生活や財政面での影響が大きいもの。
特に市民の意見を参考にすべきだと考えられる事業について公開の場で審議していました。
私が傍聴したのは、公開審議2日目C班2つ目の事業、「イベントの再構築について」
イベントと言ってもとても大きなくくりで、中味は5つもの事業があります。
1 商工見本市 2 農業祭 3 アグリフェスタ 4 咲いたまつり 5 花火大会
どれも市民に身近なイベントで定着しているものばかりではありますが、
費用対効果の面から厳しいチェックが入っていました。
まさに聖域なき行財政改革
審議を聞いた市民委員は、評価票により事業の方向性を評価します。
方向性の選択肢は【継続】【縮小】【改善】【廃止】 の4つ。
目的や性格の違う5つのイベントをひとくくりにして評価するのに異論も出ていましたが、
市民委員が別記として事業ごとに意見を記入したり、
意見を述べるなどしてかえって、内容が充実した感もありました。
市民が市政に参画する現場を目の当たりにした素晴らしい1日でした