日々のつれづれ

 のんびり・ゆったり暮らしの日々日記

不思議な脳

2012-12-04 | 介護


      昨日はお日様も顔を出した暖かなお日和でしたが今日は一転して朝から雨模様で灰色の日となりました。

          

      冬咲きのクレマチス。
      なかなか咲きません。



      母は夕方明日行く予定のデイに持っていくものを準備していると決まってこう聞きます。

      「明日はどこに連れて行ってくれるの。それとも迎えに来てくれるの。」

      明日は大好きな○○さんがいるところに行くんだよ。 そういうとうれしそうにしてます。      
      そこでそんなに好きなんだから会ったら話をしてくるのかと思ったら話はしないし、しなくても良いと言う。
      どうしてと聞いたら

      「忙しい人だし、自分だけじゃなくてみんなもいるしそれにもう結婚して奥さんもいる。
       奥さんが一緒に同じところで働いているならわかってもらえると思うけど、違うところで働いているから誤解されたくない。○○さんも困るだろうから・・・」

      はぁ~
      
      「○○さんも話しかけたいようなんだけどみんなの手前一人だけに話しかけることはできないから・・でも私に気づくといつも肩をポンポンとしてくれる」

      じゃあいつもはどうしてるのと聞いたところ

      「見てくる。部屋にいると見えるから」

      見るだけずっと見てるのと言う。
      ストーカー並み・・
      90歳にもなろうとしている母こんなことを思いどこに行こうとしているんだろう
      と思いながら笑ってしまいました。
      もちろん母のいないところで。
      認知症の脳ってどうなっているんでしょう。
      見えるものなら見てみたい。

      今の母は若かりし頃に戻っているのかな。

      介護士さんたちお世話になってます。
      こんな母ですけどよろしくお願いします。