母の所に行ってきました。
今日は隣の席に時々一緒になるおばあちゃんがいました。
母と少しばかり話をしているとそのおばあちゃんが母に
「おばあちゃんこの黄色い花水仙なのか?」
と聞いてくる。
座っているテーブルの上に花が飾ってあるのが気になるらしい。
母は私に聞いてくる。
「これは何の花?」
「アルストロメリアだよ」
すると隣のおばあちゃんに
「おばあちゃん 難しい名前で聞いてもわからない」
「水仙かと思ったんだけど違うのかい」
お互いをおばあちゃんと呼び合っている。
名前じゃないんだ。
見ていると「あんた」と「おばあちゃん」の二通り。
名前は覚えられないよう。
お互いこれで通じればいいよねと思っていたけどそうはいかず・・・
「これは何の花」
と言う質問と答えは3分おきくらいに繰り返されたのでした。
言った事すぐ忘れるからね。
何度繰り返しても初めての言葉なんですよねお互い・・いいお相手がいてよかったです。
「まだ居ようと思って」
と母が言うので
「じゃあまたあとで迎えに来るね」
帰り支度をした私に隣のおばあちゃんは
「今日は泊まって行かないのか 泊まって行けばいいのに。」
と誘ってくれました。