「東京タワー」の話２

「東京タワー　オカンとボクと、時々、オトン」　［公式サイト］　第２章・「涙の別れ後 」（視聴率１５．６％、平均視聴率１４．９％）

ジリリリリ～！
中川雅也（速水もこみち）「あー！初日から遅刻だ～！」
と言うが、目覚まし掛けて（しかも２つも）、鳴って起きて遅刻ってどういう事？
それとも鳴りっ放しにしてたのか？（しかも２つも？）壊れていたのか？（しかも２つも？）
疑問だ！

大学に通うようになった雅也。
鳴沢一（平岡佑太）との出会い。そして佐々木まなみ（香椎由宇）との再会。
そんなに東京タワーに外国人が珍しいか！？
見栄を張ったのか、それともただの浪費か、服や画材に仕送りを使い腹減らしてりゃしょうがない！
そのうち大学にも足が遠のくようになり、アパートの住人達と麻雀の日々。
１年後、山田耕平（柄本祐）が上京。
バカボンがそこで見た雅也は、オカン（倍賞美津子）が必死で働いて仕送りしたお金を浪費する姿。
そんなものに騙されるなよって詐欺に引っかかって。
どうしようもない。怒りが込み上げる前に呆れるね。
（これがリリー・フランキーの自伝小説って言うんだから…。）

もやし炒めにもやしライス、もやしのお造り。
果たして人はもやしだけで生きていけるのか？
１年間もやし生活ですか！？

そろそろもこみちの髪型どうにかしても良いんじゃないだろうか？
１年以上、東京に居てあの髪型は無いと思う。
違和感は、湯浅さん以上だ！

しかし、何て色気の無いドラマなんだ！
唯一の若手女優の香椎由宇ですら、チラッとしか出てこない。
「熟女パワー　倍賞美津子と浅田美代子と、時々、赤木春恵」って感じがするんですけど、気のせいかな？

追記：【参考：1/15(月）】
浅草ふくまる旅館…２回１３．８％、平均１３．７０％
月曜ゴールデン特別ロードショー「釣りバカ日誌１６・浜崎は今日もダメだった」…１５．６％
SMAP×SMAP…２０．６％

「華麗なる一族」の話

日曜劇場「華麗なる一族」　［公式ウェブサイト］　第一回（視聴率２７．７％）

６０年代後半の神戸が舞台。
高い技術力を持つものの原料となる銑鉄をライバルである帝国製鉄に依存する阪神特殊鉄鋼。
専務の万俵鉄平（木村拓哉）は独自に高炉を持つべく動き始める。
しかしその為には多額の建設費を必要とし、メインバンクで父親が頭取を務める阪神銀行に融資を願い出る。
阪神銀行頭取・万俵大介（北大路欣也）は天才肌の息子・鉄平を疎ましく思っていた。
外国資本に対抗すべく金融再編が進む中、阪神銀行の生き残る道を模索する大介と鉄平はぶつかる事となる。

原作は「白い巨塔」や「女系家族」の山崎豊子。他に「大地の子」や「山河燃ゆ（二つの祖国）」等もドラマ化されています。
リアルな設定は実際の話を基にしているなんて言われています。
（山陽特殊製鋼倒産事件が基とされ、物語に登場する阪神銀行も神戸銀行がモデルとされています。）
過去に何度か映像化されているそうで、そのせいかうっすらと覚えている箇所があったりしました。（ビックリ！）
上海ロケといい、超が付く豪華キャストといい、ＴＢＳがこのドラマに掛ける本気度が見えます。
脚本は「熟年離婚」「THE TRAGEDY OF M　Ｍの悲劇」「WATER BOYSシリーズ」他、アニメの脚本等も手がける橋本裕志。
ナレーションを意識的に多くしているのでしょうか、重厚な感じを受けました。

ですがやはり一番に書くべきはそのキャストですね。
主人公の万俵鉄平には木村拓哉を据えました。
これまで、飛んだり、調べたり、滑ったり、走ったり（分かるかな？）してきましたが、今回はドロドロという感じでしょうか？
鉄がドロドロ、人間関係がドロドロ。
対する父親・万俵大介に、北大路欣也。２人の対決はそのまま２人の俳優の闘いに。楽しみですね！
脇役が主役級なのも凄い理由です。
気になる所だけ。
好みの女優さんが何人か出演されています。
長谷川京子（鉄平の妻・早苗）、相武沙季（万俵家次女・二子）、稲森いずみ（鉄平のかつての恋人鶴田芙佐子）。
腹にイチモツを持つ登場人物達も見所かな。
高須相子（鈴木京香）、美馬中（仲村トオル）、万俵銀平（山本耕史）、三雲祥一（柳葉敏郎）等。

椅子に深く腰掛ける鉄平の姿が祖父の肖像画に似ている事に同様を見せる寧子（原田美枝子）。
亡き祖父の手を叩く音にしか答えなかった”将軍”と呼ばれる鯉。
鉄平が手の叩くと姿を現す”将軍”。でも、あんなの絶対”鯉”じゃないし！
実際の所、鉄平は大介ではなく祖父の子供なのでしょうか？
（こういう肝心な所は覚えていなかったりする！我ながら便利な記憶だ！）

追記：「華麗」は関西では３０％超えたそうです！
【参考：1/14(日）】
風林火山…２０．２％