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「トップキャスター」の話11

2006年06月27日 11時11分58秒 | 2006年04月期ドラマ

トップキャスター OFFICIAL SITE 最終話・「さよなら…伝説のオンナ」(視聴率18.5%、平均視聴率18.25%)

結城雅人(谷原章介)は贈収賄事件の責任を取ってCNBテレビ社長を辞任。
父親の英雄(伊武雅刀)は会長職は退くものの事件への関与を否認。
ザ・ニュースの来週一杯での打ち切りが決定する。


椿木春香(天海祐希)「もう、何度言ったら分かるの!そんなんだから夕方のニュースの話、無くなっちゃうのよ!アンチョビは食べません!」
本当に好き嫌いの多い女だな!
飛鳥望美(矢田亜希子)「契約切られた人に言われたくありません!食べなさい!好き嫌いしてて大きくなれませんよ!」
これ以上椿木を大きくしてどうするつもりだ!
春香「大きくならなくて良いんです!」
望美「あれ見てくださいよ。電球が切れちゃったんです!あれが届くぐらい大きくなって下さいね!」
もう、縦には伸びないと思う。後は横だけ!
春香「何年掛かると思って、ってゆーか大きくなりませんから決して!そんな事よりも電球替えてくれるような男の人と結婚しなさいよ!」
望美「私はニュースと結婚したんです!」
春香「いーねー!あたしはニュースと離婚しました!」
うまい!星三つです!
望美「…されたんですよねぇ。」
ナイス、カウンター!
春香「・・・」

椿木春香の実演販売。
う~ん、見てみたい!
カフェの看板娘・椿木春香!
う~ん、見たくない!

会長の秘書が会長の関与を否定した上で雅人の指示によるものと供述。
自分が罪を被れば全て納まると関与を否定しない雅人。
春香は雅人を助けるべく前会長の英雄を説得しに行く。
そして最終回がスタートしてから20分ばかりで贈収賄事件解決。


望美「やっちゃいますか?」
柴田勝俊(児玉清)の電話を受けた望美の一言!
何をやっちゃうの?
結婚式やっちゃうの?
「キース!キース!キース!…」
ってキスシーン無しかよ!!!
キスさせると何か問題でもあるのかよ!!!

春香と雅人が片付いた後は残りの3組です。
野原芽衣(松下奈緒)「あーあ、これでまた独身のセレブが一人消えたか!」
伊賀俊平(松田翔太)「大丈夫!セレブはいなくても僕がいます!」
芽衣「あんたヨットで海とか連れて行ってくれるの?」
俊平「ヨットは無いけど、ボートなら漕げる!」
不忍池か?
芽衣「ワニのバッグとかプレゼントしてくれる?」
俊平「バッグは無理だけど、じゃあ、動物園行こう!」
上野動物園か?
芽衣「1億円の結婚式とか挙げられる?」
俊平「それは無理だなぁ。」
芽衣「じゃ、ダメだ!」
俊平「1億円の結婚式挙げるよりも、もっともっと幸せになれる方法知ってます!」
芽衣「何よ?」
俊平「この手を絶対に離さない!」
必殺、手まで握っちゃう大作戦!
芽衣「今度ボート乗りに行こっかな!」
俊平「マジィ!」

紺野令子(須藤理彩)「椿木さん素敵だったわね!」
石場小吉(生瀬勝久)「ああ、お前もきっと似合うんだろうなぁ。楽しみだなぁ。」
令子「はあ?見に来る気!?」
小吉「あったりまえだろう、呼べよ!」
令子「何で不倫してた相手、呼ばなきゃいけないの?」
小吉「バッカだなあ、お前!そこがトキメクんじゃないかぁ!あっ、お前さ一度で良いから、あの、ウエディングドレス着たままでさ、糠床から出したばっかりのお漬物細かく刻んでくんない?」
令子「変態!」
小吉「そのミスマッチが良いんだよぉ!なるべく朝漬けでな!ハハハ」
石場のフェチは、よく分からん!

蟹原健介(玉木宏)「望美さ、ちょっと寄りたいトコがあるんだけどさ。」
望美「うん、行ってらっしゃい!」
健介「ああ、じゃ!…おぉ!」
望美「ちょっと、戻るの?」
乗り突っ込みです!
大きな木の前に望美を連れてくると、健介は木に登ります。
大きな木に沢山の電球が灯ります。
健介「もしも望美に手の届かないものがあったら、俺が代わりに取って来てやる!もしも望美に見えないものがあったら、俺が灯りを付けてやる!もしも望美の空が暗くなったら、俺が太陽だって取り替えてやる!俺が一生お前、あれ、あれ」
木の上から落ちる健介。
望美「大丈夫?ただでさえ天然なのにどうするの?」
健介「あー、君は誰だ?ハハハ…あー痛てーな!」
望美「その時は教えてあげるよ、私は彼方の恋人よって。」
しかし、あの量の電球はスタッフ大変だっただろうな!

角高孝男(矢島健一)がブーケキャッチしてたんですね!
でも、相手がいないとね。

まだ30分と思ったら爆弾魔事件発生です!
テレビ局内にあんなに簡単に花屋(爆弾魔)が入る事はないと思う!
タイマーが付いているのだから時限爆弾だろう!
それならば、本番中を狙って現れるよりも本番中にタイマー合わせて爆発させるだろう!
しかも、爆弾魔を追いかけての中継放送には呆れました!
爆弾魔も取材車も法定速度守ってるし!
望美「待ってえ!」
待ってと言われて、待つ犯人はいない!
望美「たった今、駆け付けた警察官に犯人が取り押さえられました。」
爆弾持ってる犯人にそんなに簡単に警察官が接触しないだろう!
爆発したらどうするんだ!

春香と番組スタッフ達の別れのシーンにはセリフがありませんでした。
(でも脚本には、意味は書かれているのでしょう!)
勝手にセリフを付けるとこんなんでしょうか?
小吉「椿木さん俺はあんたを認めるよ!…ってあれ?踊っちゃおうかな」
春香「ありがとう。」
令子「今度また飲み行きましょう!」
春香「あなたはそれがいけないの!」
健介「蟹ちゃんピース!」
春香「ピース!」
孝男「一緒に仕事が出来て良かった。」
春香「ホントに有難う。」
芽衣「お疲れ様です。勉強になりました。」
春香「あなたはもっと上を目指しなさい!それからあなたはズボンを上げなさい!」
俊平「はい、すいません!」
柴田「ご苦労様でした。」
春香「有り難うございます。」
望美「椿木さん後で。」
春香「後でね!」
何て所でしょうか?

少しだけね、春香は雅人を置いていくのかなと思った!
でも、ラブラブだった!


2年後
飛鳥望美は、お天気キャスター。(決してお天気な性格のキャスターではない!)
蟹原健介はスポーツ局に移動。
野原芽衣は警視庁クラブの新米記者。
伊賀俊平はドラマ部の助監督。
角高孝男は子供番組のディレクター。(デスクが子供番組って…。
石場小吉はバラエティのプロデューサー。(似合いすぎて怖い!)
紺野令子はその番組で司会をする。(何で?)
蟹原珠子(田丸麻紀)には子供が出来ました!
望美と健介の話は、またいつかって、もう終わりなのに!
柴田勝俊が社長に就任。(す・すげー!結構やり手だったのねん!)

ザ・ニュースが復活!(それが就任の第一声てのが凄い!)
キャスターは飛鳥望美!(やはりそうなるか!?)
そして椿木春香はアメリカでも伝説のキャスターだった!
結城雅人も一緒です!

春香「あんた噛んだね!噛んじゃったね!噛んだよね!」
雅人「噛んだ噛んだぁ!」
春香「情けないねぇ、それでもザ・ニュースのキャスター?」
望美「椿木さんだって噛んでましたよ!」
春香「あたしは噛んでおりません、噛んだように見せかけて実は噛んでいなかったのです!」
雅人「噛んでない!」
お前は椿木春香のイエスマンか!?
望美「それ結局噛んだって事じゃない!」
噛もうが、噛まなかろうが、どっちでも良いよ!
噛んだ、噛んでない論争で終わるなよ!
望美「噛んだのはそっちなんですから!」
春香「あたしは噛んでおりません!」


追記:何だかんだ言って月9はそれなりに見られるようにはもってきます。(決して面白いとは思えないけど。)
ジャンルとしてはラブコメディーに入るのでしょうが、今ひとつ中途半端だった感じは拭えません!

脚本家の坂元裕二さんは「西遊記」からの連続ですね。
坂元さんと言えば「東京ラブストーリー」からのCX月9の定番脚本家と言うイメージがあります。
「同・級・生」「二十歳の約束」「翼をください!」「愛し君へ」「ラストクリスマス」。月9以外にも「あなたの隣に誰かいる 」は見てました。
しかしどれも今一歩かな!

出演者では、椿木春香が阿久津真矢(女王の教室)と同じ人間が演じていると思うと天海祐希さんの女優としての力は本物ですね。
あとがんばっていたのは、玉木宏くん。それまでのイメージを一新する斬新な役を見事にやり遂げましたね。
目立たないんですけど松下奈緒さんも良くやってた印象です。
ベテラン陣は文句なし!
存在感ばっちりの児玉清さんはドラマを締めていました。個人的にベスト・オブ・トップキャスターを選ぶとしたら児玉さんですね!


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