旧年中は一方ならぬご支援を賜りありがとうございました。
本年も御指導御鞭撻を賜ります様、深くお願い申し上げます。
本年3月4日(水)から15(日)まで〔10(火)は休館〕に六本木国立新美術館で開催される
第45回全日本水墨画秀作展に初応募初入選しました
PS/ 亀の餌場優先順位
当初、ほぼ毎日の水換えを強いられていましたが残餌処理に大量投入したミナミヌマエビのお陰で2~3日に一回、
そして濾過機能の強化で4~5日に一回、更に陸地の餌皿の躾で一週間に一回程度の水換えで済むようになりました。
餌皿にすっかり慣れた亀達ですが・・・体の大きな甲長12センチの朱羅が餌場を独占し甲長10センチの亀子の食事を妨害します
普段亀子にべったりなくせに自然の摂理とは厳しいものです。本能のなせる仕業でしょうが・・・ぞっこんな亀子にレディファーストで餌場を譲る紳士な態度は全くない様子です
このままでは成長期の亀子の成長に支障をきたし兼ねないので亀子を金之介と琥珀の水槽に転居させる事にしました・・・
甲長9センチの金之介と琥珀は相変わらず餌皿の乾燥エビしか食べない偏食です。
配合餌に早く慣れる様に餌皿には各種配合餌と乾燥エビを投入していますが毎日残った配合餌を捨てていました。
配合餌が溶けてそれを吸収した乾燥エビを食べているので栄養バランスは心配していませんが・・・
ここに好き嫌いのない亀子が加わり、金之介と琥珀が速やかにエビをくわえて水中に持ち去った後、亀子お嬢様は相変わらずゆっくりと餌場に来て悠然と配合餌をパクパク食べています
甲長10センチの亀子お嬢様が優雅にお食事をしている間は甲長9センチの金之介も琥珀も遠慮気味な様子です
金之介が近付いてもプイッとそっぽを向く気の強い琥珀に対し穏やかでおっとりした亀子お嬢様は金之介も受け入れた様子で金之介は常に亀子にぴったりくっついています。
どこに行ってもモテモテなしっとりとした女性らしい亀子お嬢様です。これで三匹とも愛らしい黒目をパチクリさせた若亀水槽としてバランスがとれました。
一方、自業自得で独りぽっちになった朱羅は亀子を探し回り寂しそうな様子です・・・
仕方がないので・・・しょうがなく・・・本当にやむなく・・・甲長12センチの朱羅より大きな甲長14センチの愛知県産の♀黄美子(キミコ)を嫁に迎えました(ニッ)
甲羅も頭も黄色く各甲の節目が黒模様で縁取られ日本石亀特有のギザギザ感のある甲羅のフォルムが浮き立つ惚れ惚れする渋さをかもし出した美亀です
神奈川県産の亀子の頭はホワイトグレー、和歌山県産の朱羅の頭は緑がかったライトブルー、愛知県産の金之介と琥珀、そして黄美子の頭は黄色と同じ日本石亀でも地域差があるようです
甲長10センチの亀子に対し甲長12センチの朱羅を婿に迎えた時、朱羅がガメラの様に巨大に感じましたが・・・
甲長12センチの朱羅に対し甲長14センチの黄美子はやはりガメラの様に巨大に感じます。
亀の甲長1センチの違いは一回り・・・2センチの違いは二回りほども大きさの違いを感じます
今まで当家で最大の大きさを誇り、我が物顔をしていた朱羅が小さく見えます
朱羅も偏食で最高級配合餌のレプトミンスーパーしか食べない贅沢者なのに対し黄美子はなんでも食べます
いち早く朱羅が好物だけを食べているところにゆったりと大きな黄美子が来ると朱羅も餌場を譲るのでこちらのアダルトな雰囲気の水槽の餌場もバランスがとれています!!(ピース)
これでバッチリ!!と思いきや・・・なんと目の前で黄美子が水槽を楽々よじ登りました(汗)
高さ15センチの水切り台の陸地から20センチはあるガラス面に手足を伸ばし手が上部に掛かると垂直面を簡単に登って見せました(唖然!!)驚いて慌てて蓋と重しをしましたが(汗汗)
今春から転居させる予定の屋外に設備したFRP池はかつてランチュウ飼育に使用していたもので深さは30センチ程度と浅くできています・・・
昔、屋外の90センチ水槽で飼育していたクサガメにもスッポンにも脱走され探し回るもそのまま行方不明になったのを思い出しました・・・脱走防止対策が必要です
また子供の頃、手作りした120センチの木製のトロ船で屋外飼育していた甲長10センチ以上のミドリガメが近くの松の木に巣を作り子育て中のカラスに持ち去られるのを目撃した苦い経験もあります・・・
屋外飼育には改良工夫が色々と必要なようです・・・
亀飼育の次々と起こる問題発生と改善策の試練は当分続きそうです・・・(ワクワク)