イタリア旅行から帰ってから、イタリアに関する
記事をよく目にします。
〇〇新聞の「残したい日本の風景」です。
日本の田舎は、ゴミゴミして汚らしくなってしまった
と言っています。きれいと思える景色に、なかなか出
合えないと言っています。
ガードレール、溝や川のコンクリート、看板、電線、放
置された農機具、ブルーシート等々。
日本の原風景といわれる田園風景がないと言っています。
フランスの田舎に行くと、美しい田園風景が丁寧に維持
されているそうです。古民家も一軒一軒大切に管理されて
いるそうです。
そういえば、イタリアの高速道を走っていても、どこまで
美しい田園風景が続いていました。
ドイツ、スイス、カナダでの取り組みも掲載されていまし
た。そこで、私の目が惹かれたのはこれです。
シニョーリア広場で見たばかりではありませんか。
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景観は地方の命と言われています。
発展途上国なら、いざ知らず、先進国なのですから、
貴重な観光資源を壊してしまう「醜悪な建築」「邪魔
な工業物」「過剰な看板」などに目を向けてほしいと
・・・。
アレックス・カー氏でした。
著書に「美しき日本の残像」「ニッポン景観論」など。