有志による吹田市議会報告会

吹田市議会有志会派による議会報告会のページです。

建設常任委員会の行政視察(静岡市と高崎市へ)

2016年08月07日 | メンバー記事
有志による吹田市議会報告会のメンバー(議員)の池渕佐知子です。

泉井議員も五十川議員も、それぞれ所属の委員会の視察の様子をこのブログに書かれていましたので
私も、少し日が経っていますが、建設委員会の視察について書きます。

<7月26日(火)>
まず初日は静岡市へ。

視察テーマは、「自転車の安全走行空間の取り組みについて」です。
担当者の方から説明を聞いたのち、質疑応答をし、そのあと、現地視察しました。



市役所から徒歩数分のところにある。国道に設置(ラインを引かれた)自転車専用道を見せていただきました。

見せてもらったところ(起点)から、まっすぐ1.6キロメートルぐらいにわたり専用道があります。
静岡市は政令指定都市なので、国道のうち三ケタのものは静岡市が管理しているそうで、この国道も静岡市が管理し、専用道を設置したそうです。

ただ、専用道を設置しても、その起点から続く専用道の逆方向は専用道がなく、歩道を自転車歩行者道として使っているため
この専用道のある区間も、歩道は自転車歩行者道として位置付けていて、両方があるという特殊な例となっているとのことでした。


自転車安全走行空間は、やはり、連続性が大事で、ある区間だけあったらいいというものではないので
道路に設置できる空間があったとしても、その先がどうなっているか、狭くないかということを考えて設置しなければならないので、なかなか、言うは易しですが実際には難しいところがあるのだと思います。

最後に重厚感あふれる議場で写真を撮っていただきました。


<7月27日(水)>
二日目は高崎市。

「空き家対策」と「道路占用許可の特例を使ったオープンカフェ」「レンタサイクル(高チャリ)」についてお話をお聞きしました。

空き家対策は、吹田市はまだまだ緒に就いたばかりで、協議会ができたばかりですが
高崎市の場合は、協議会は作っていなくて、条例を作ったりするよりも
即効性、実効性のあるものをするようにとの市長の指示もあり、
助成制度がいろいろ作られていて、効果を発揮しているとのことでした。

オープンカフェについては、これも推進協議会というのがあり、商工会議所が事務局を担っているそうですが
そこに入った(加盟した)店舗は、道路占用許可の申請も協議会が一括して警察に対して行ってくれて
しかも個別に申請するときは毎月しなければならないのを、協議会が申請すると1年間一括でできるというメリットがあるそうです。

お昼ご飯は、オープンカフェでいただきました。




レンタサイクルは、自転車の後輪のドレスカバーへの広告料として、
1台当たり3万円を事業者から出してもらっているので、レンタル料は無料とのことです。

高崎まちなかコミュニティサイクル推進協議会(高崎商工会議所内) が運営しています。
今まで盗難にあったこともなく、うまく回っているとのことでした。


*私の次は、後藤議員です。よろしく!