かつて この場所は、このように鬱蒼とした草地が戻るのか・・・?そんな事を考えた時期がありました。
少しずつ回復の兆しはあるものの完全にも元の姿に戻るのは長い道のりが続きそうです。
この場所はつるぎ町一宇・・・かつて雪降る冬は、にぎわいを増していた剣山スキー場・・・
その賑わいも無くなり数年前休業状態へ・・・・
そして、訪れたのが静寂の日々が山肌を草地が覆うようになって行きました。
しかし、そんな静寂の日々を怒涛の日々に変えたもの・・・
それは・・・鹿食害問題でした!
人が立ち寄らなくなったスキー場跡は、シカ達にとっては格好の住処となり
豊富な草地や笹原は鹿にとっては、この上ない餌場となったのは言うまでもありません!
私自身、以前スキー場跡を一回りする間、数箇所で数十の群れを見たこともあり
一回りする間、100頭前後の鹿を目撃することも・・・
中でもスキー場、上部で見た鹿の多かった時があり、ここは日本??
アメリカのバイソンが群れをなして走り去るような様子を、見た事がありその様子が
目に焼きついて未だに離れる事がありません!
あれから数年、経った剣山スキー場は如何なのか?
剣山周辺でも管理捕獲の効果もあるのでしょうか?沢山の鹿を見る事も少なくはなって来て
来ているように思えますが、見えない場所では未だに鹿の脅威が進行している様に思えます。
回復の兆しが見えてこない森林の中・・・
かつてのゲレンデも鬱蒼とした草地となら無いのは・・・
2015・5・24の剣山スキー場の様子です
先日の日曜日に久しぶりに剣山スキー場に来て見ると・・・草地の回復が見込まれる中・・・
以前、植生回復が遅れているのでは・・・無いかと思われる場所が・・・
よく見て見ると・・・多数の鹿の糞が・・・
ここは、未だ鹿にとっては格好の住処となっているようです。
一回りする間、以前、沢山の鹿がいた場所には鹿は発見できず・・・
やはり、鹿は減ってきているのかと思いきや・・・・
いました!この日は数頭の鹿でしたが鹿がいました!
未だに集まり続ける鹿・・・
鹿の群れは場所を変え見えない脅威として山の荒廃を続けています。
中々、減らない鹿の数・・・剣山スキー場跡の脅威が続いている時を垣間見た
日没前の様子でした。
今後も定点観察を続けて行かなければならないと、思える場所の一つでもあります。
茅の奥から こちらの様子を伺う鹿・・・剣山スキー場跡には未だに鹿が集まっています。
こちらにも鹿が・・・・鹿たまりとなっている現状が、ここにはあります。
津志嶽にかかる夕日・・・鹿の活動が活発となる日暮れ時・・・スキー場跡に訪れる脅威の始まり
なのかも知れません!