四ツ小屋谷の支流の一つが、カヤハゲ側に伸びているのだが
数年前、カヤハゲは、熊笹や下草が無くなり荒廃した山となっていた。
砂漠の様相となっていた事からカヤハゲに伸びる谷川沿いや樹林帯の被害は如何なのかと思い
今回の調査となったのだが・・・その中で、深刻さを増していた場所の一つであったのは言うまでも無い!
下草が生えない環境下では、著しく侵食が始まり今後、土砂崩壊の危険性があるのではと思われる
場所でもあった!
おそらく、以前は熊笹が生茂り鬱蒼とした潅木が生え表土は苔や下草が生えていたに違いない場所は
表土が現れ、急斜面の為、表土が削られた場所も多く見られる場所となっていた。
この画像を見て、どの様にお考えになられるでしょうか?
見えない部分の山は、この様に崩壊寸前まで荒れているのが、現状・・・表土は雨が降るたびに洗われ
表面には大きな石が浮き出ている様子を、どう考えよう!?
がっちりと、根を張り表土の流出を抑えていた下草が無い環境下は正に砂漠そのものかも知れない!
今回は三嶺の様子を書きましたが、この事は三嶺だけで無く剣山沿いや周辺の山で広がりつつある
現状・・・・・
この事を踏まえて山とは・・・水源を生む森とは?を考えていただきたい!
中でも、この様に急斜面での侵食が深刻な状況を生んでいたのは言うまでも無く
このままのスピードで行くとやがて大きな樹木も倒れ侵食から崩壊へ繋がるのでは無いかと
思われる場所でもありました。
人一人が何かできる訳でも無いが、言える事は山は、ここまで深刻な状況にあると言う事なのだろうか!
荒廃が進む山・・・何も出来ない自分に無力さを感じた場所でもありました。
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