吾が生息地でも本日は快晴。
最高気温は35℃との事。
最近は、睡眠薬との相性が良かったのか睡眠も取れる様になった。
日中は暑くなるのだろうが、早朝(5時頃)のカラッとした涼しい、肌を撫でる様な優しい微風が入って来る。
先週末に買った1人掛けチェアーに、パンツ一丁で座り込み、朝の涼しい風に身を晒す。
暫くすると腹が鳴り、空腹感に襲われた。
8時から開くベーカリーショップに向かった。
此処はイートインなので寛げる。
少し前置きが長くなった。
先週末、とある一角の駐車場に多くの車と人だかりが在った。
何だろうと覗いて見たら、どうも子供の塾の迎えだった。
此処には英会話教室が在る。
見れば国産の高級SUVやポルシェ、BMW、ベンツの此れもSUV車だった。
殆どが母親の迎えだった。
歩きながら付図横目で見ると、金持ちの形(なり)をした者ばかりだった。
決してセレブではない。
セレブ(著名人)は、品が有り見識を高く見せない奥ゆかしさが在る人である。
其処にいた母親には、そういった品格は一切感じられなかった。
俄か成り金其のものの雰囲気を纏っていた。
ボロの衣服を纏う吾が歩道を歩いて、其の前をやり過ごそうとした時、車内から吾を睨み付け、「早よ行かんかい」と云ったか聞こえなかったが、眉間に皺を寄せて何やら口走っていた。
駐車場から国道に出るや急発進して加速して行ってしまった。
他の車も、直進車が来ているのもお構い無しに急に国道に飛び出す始末。
其れを見て、「嗚呼、碌でもない親を持つ子が不憫だ」と吾は嘆息した。
カネは幾ら在っても邪魔にはならぬ。
「金持ち喧嘩せず」と云うが、どうも此の親どもには当て嵌まらぬ様だ。
金銭的に貧しくとも、心だけは貧しくならぬ様に心掛けたいものだ。