獅子身中の虫と云う言葉が在る。
我が国の医療に於いて、日本医師会の会長である、中川敏男が當に此れである。
日本医師会の会長である中川敏男が発起人で主催した、自民党参議院議員の自見英子の政治資金パーティーが密やかに行われた。
だが、文春によって世に知らしめられてしまった。
中川は、画面の向こう側で「自粛しろ」と云い募って来た。
だが、此れは上辺だけのパフォーマンスであった。
我々、一部の真面な下々の国民は自身が感染すれば他に迷惑が掛かるからと、店を時短営業し、休日は家に引き篭もり外出を極限迄控えている。
多くのアホどもは感染が拡がる中、街に繰り出している。
そう、世間は一部のアホ共が街に繰り出していて、多くの人々が自粛していると云うが、そうじゃない。
多くのアホ共が街に繰り出していて、一部の少ない真面な人々が自粛しているのである。
そんな事を尻目に、日本医師会の会長が自身のメリットの為に政治資金パーティーを発起して主催したのである。
メディアでは、参加したと云っているが違う。
此奴は発起人で主催者である。
其れと、此奴には余罪が在った。
昨夏の事であるが、当時もコロナ蔓延により外出自粛が此奴の口から呼び掛けられていた。
其の状況下にも拘らず、此奴は女性とイチャ付きながら高級寿司店で3密になり、マスクをせず、アクリル板も無い状態で寿司を口に放り込んでいたのであるから、空いた口に突っ張り棒を入れたが如く塞がらない。
医療現場では死に物狂いで患者に対応している。
医師や看護師と其の他病院スタッフ凡てが寝る間も惜しんで患者に対応しているのを尻目に、女と寿司を頬張っていた。
最早此れは度し難いでは済まされない行為である。
現場で従事する医師や看護師と其の他のスタッフ凡てを混乱に陥れているのは中川敏男の他にワクチンに関してもだ。
2月17日より医療従事者へのワクチン接種が全国でスタートした。
ファイザー製は零下75度前後で保管し、2~8度の通常の冷蔵庫に移してから5日以内に接種しなくてはならない。
此れについてだが、福岡県で深刻な事案が発生した。
基本型接種施設(超低温冷凍庫を有する拠点病院)から連携型接種施設(中小規模の病院等)への移送が破綻した。
其れにより、1万回分以上のワクチンが使用されずに保管された儘だったが、県側がパニックになり右往左往しているのを受けて、医療現場側が自ら動き出して連携を取り、医療従事者の接種希望を纏めて、必要なワクチン量や接種日を委託業者にファクスで連絡し、移送してもらう段取りを行ったのである。
県側は最初はええ調子で吹いていたが、いざワクチンが来て配分となった時点で描いていた様には事が運ばずチグハグな対応しか出来なかった。
見るに見かねた医療現場側が段取りをしたのだが、此れはハッキリ云って県側が医療現場側に丸投げしたのと同様である。
医療側の尽力により、接種出来る方へ向かいつつ在ると云う。
併し、我が国のこうした不手際は諸外国では余り聞かない。
ゼロではないだろうが、日本の様に彼方此方で取り沙汰されていない。
今も、ワクチン管理が杜撰な為、廃棄されている。
こうして一部表面上に現れて来る事案も在るが、同様の事案は他の自治体でも在るが隠していると吾は思っている。